みんなで『あいうえおんがく』『できっこないをやらなくちゃ』を踊っています。中でもみんなのお気に入りは、『あいうえおんがく』のダンスの間奏のところで、色々な友達とタッチするところです。自分の近くの友達に「ハイ!!」と手をあわせて、また別の友達を探して、どんどんタッチしていきます。
みんなで踊るのが楽しいようで、3歳児もも組さんは「もう、あした運動会?」と聞いていました。4,5歳児の子供たちも「運動会楽しみ!」と、心待ちにしています。
少しずつ、小学校の運動場の広い場所で伸び伸び踊ってみたいと思っています。



今日のパンは黒糖パンでした。献立は『ポークチャップ・はるさめとひじきのサラダ・黒糖パン』です。
いつものパンとは違い、優しいほのかな甘みがあります。大人以上に味覚に敏感な子供たちは、この甘みをすごく感じられるようで「今日のパンはとっても甘くておいしいな~」と、あっという間に食べてしまいました。
やわらかくて、ふかふかして、みんな大人気でした。

先週から、4,5歳児のサークルタイムでは、お月さまのお話が話題になっていました。
「昨日の夜見たお月さまね、細かったよ」「それね、三日月っていうんだよ」「昨日、見たらちょっと太くなってた」「私もね、一緒のお月さまみたよ」「だんだん、おっきくなっていくね」毎日、お月さまのお話が続いています。中には、「ママとパパとお姉ちゃんと見たよ」幼稚園でのお月さまの話題が自分の家族の話題にあがっている子もいます。「なんで変わっていくんやろうな~」など、月の満ち欠けの不思議さを感じ、お月さまに段々関心が高まっているようです。
今日は十五夜のお話をしました。ススキと萩の花を飾っているのもみんなで見ました。「お月見さまにうさぎみえるかも」「夜、みんなで(家族)で見ようかな」今夜、ぜひご家族でお月見を楽しんでください。
園では、季節を感じると共に日本の文化に関心を持ってもらえるようこのような機会を大切にしていきたいと思っています。


今日の給食は地産地消の献立になっています。献立は、『ミンチカツ』『カレーサラダ』『野菜スープ』です。
野菜スープには、和歌山市で収穫した小松菜やさつまいもが入っていました。
子供たちにみんなの住んでいる和歌山市で、収穫したものだと知らせると「この緑の小松菜?」「おうちの近くの畑のんかな~」「幼稚園の畑のサツマイモあるでな~」と、スープを飲みながら話していました。
地産地消の良さは、地域の新鮮で栄養価の高い食材を食べられることだと思います。このような機会があることで、子供たちにも少しでも野菜に関心が持ってもらえたらと思います。

この時期、園庭にたくさんのトンボが飛んでいます。子供たちは網をもって園庭を走り回っています。
夢中になってトンボ捕ることを楽しんでいる子供たちを見ていると、色々な力が育っていると感じます。
網を持ちながら走り続ける体力、体の軸をしっかり支える体幹、また、サッと網をトンボにかぶせる瞬発力、「そっちいったで~」「まかせて~」と、友達と連携しながら捕ろうと協力する力、「し~!!静かにね」トンボに近づき、ねらいを定めるときの集中力など、さまざまな力が育っていると思います。
今日は子供たちが捕ったトンボは2種類ありました。それを見比べて違いを見つけたり、「なんで同じトンボなのに色違うんやろ」と疑問に感じている子や、もっとよく見ようと虫眼鏡で観察して「透明なのに何で線が見えるんやろ?」と、不思議さを感じている子もいました。
トンボの名前を知りたくて友達と「このトンボやと思う」「違う、ここに線があるからこっちのトンボやで」と、図鑑で調べている子もいました。
園では探求心の強い子供たちが、関心を持ったときに、調べる・比べる・確かめるなど出来るような環境を準備し、子供たちの虫への関心が深まるようにしています。


