園の周りにはたくさんの木々があります。今週からセミの声が聞こえるようになってきています。子供たちは、虫取り網を持って必死に追いかけます。耳を澄ませながら「ここにいるよ」「ふたついてる!」子供たちの探すときの観察力と集中力は素晴らしいです。
網を精一杯伸ばしますが、なかなか届きません。園で一番背の高い先生を呼んできますがそれでも届かず「先生、跳んだらいけるんじゃない」と、アドバイスされていましたが、それでも捕まえることは出来ませんでした。しばらくして・・・「そうや!あれ使おう」「グミ取りの時につかったやつ」そう言ってコンテナをだしてきました。「これなら、高いところもいけそう」以前経験したことを思い出して、違う遊びに使える力もついてきています。
「いけた!!!!」やっと取れましたが、セミはつかむのには勇気がいります。「羽がふるえてる」「こわいわ~」ケースに入れるのも、ひと苦労していました。実際にセミに触れることで、生きていることも実感することが出来、五感が刺激されます。捕まえるために友達と協力したり、工夫したり、することでコミュニケーション力も育ち、みんなで、セミ取りをする、その雰囲気も子供たちは楽しいようでした。
今日のパンはいつものパンとは違い、「つぶつぶ入ってるよ」と、子供たちが教えてくれました。献立は『ライ麦パン、白身魚のフライ、ラタトゥイユ、マカロニスープ』です。白身魚のフライをパンにはさんだり、ラタトゥイユと一緒に食べたりする子もいました。ラタトゥイユは野菜がいっぱいでしたが、味がトマトベースの味なので、食べやすかったのか3歳児の中には「これ好き!」と、5歳児くらいの量を食べている子もいました。ライ麦パンは、柔らかくて子供たちには好評でした。



園庭には青じそ、赤じそが育っています。先日、園を修了した小学生から「おうちでこの赤しそをジュースしたよ!美味しかったよ」と教えてくれました。子供たちもその話を聞いて、「ちょっと飲んでみたいな」「やってみようよ」と、いうことで、ジュース作りをしました。
赤しその葉を一枚ずつとっていきます。青じそも少しいれました。「本当にジュースになるの??」「美味しいのかな」「なんか変なにおい(しその)」子供たちは半信半疑です。
大きなお鍋でぐつぐつ煮ると、色がでてきました。「葡萄みたいな色!!」砂糖をいれて先生が味見をします。「先生、どう?」「おいしい?」先生が「いいと思うよ。冷たくしてから飲もうね」と冷蔵庫にいれました。
給食が終わって、さあジュースも冷たくなりました。あとは・・・・最後の仕上げです。
ジュースに魔法をかけます。魔法をかけると不思議なことに・・・・
ブドウ色だったジュースが鮮やかな赤紫に「きれい!!」「色が変わった」これには子供たちもびっくりです。
ジュースのお味はどうだったかというと・・・「これおいしいやん」「おかわりしたい」甘いよ」「しその匂いあんまり好きじゃない」いろんな感想がありました。色水あそびや染め物遊びに使っていた葉っぱが、ジュースにして飲めることが分かって子供たちにもいい経験になったことだと思います。









今日は七夕です。園の笹飾りにも子供たちがお星様にお願い事をかいた短冊がつるされています。4,5歳児のクラスでは、織姫、彦星のお話を教えてもらっていました。織姫のお星さまは『ベガ』彦星は『アルタイル』という名前の星だというお話も聞きました。子供たちも「星さんにもお名前があるんやな~」と関心があるようでした。
給食も七夕の献立でした。星のコロッケは子供たちにも大人気でした。たなばたじるも美味しくいただきました。
今夜、家族で夜空を見上げながら、星のお話をするのもいいかもしれませんね。
そして、みんなのお願いごとが叶いますように・・・・☆




