和歌山市立 城東中学校

校長からの話 (2020.7.14)

1学期末テスト、生徒はよく頑張っていました。テストが終わり、ほっとしたところだと思いますが、今日は放送で次のような話をしましたので、お知らせします。

 

みなさん、1学期末テストはどうでしたか? テスト勉強で準備したことが結果に繋がったらいいですね。よくわからなかった問題や、ミスをしてしまった問題は、やり直しをしたり、先生に質問したりして、解決していきましょう。事前の計画や準備とともに、終わった後の反省や改善がとても大切です。計画・準備・反省・改善、これらの力は、テスト勉強に限らず色々なことに役立ちます。ぜひ身に付けるよう心がけましょう。

さて、日本国内では、新型コロナウイルス感染症が再びじわじわと拡大を見せています。人々の活動が活発になると、感染症も広がることがよく分かります。世界では、新しく感染した人の数が最多を記録したそうです。最近のニュースを見ていると、生徒や先生など学校関係者にも感染者が見られるようになってきました。

そこで、今日は、感染症対策に大切な行動をもう一度確認しておきましょう。ひとつひとつあげてみますので、できているか、できていないか、考えてください。

毎日の検温と健康観察、発熱や体調不良の時は休む、手洗いや消毒、マスクなどの咳エチケット、3密を避ける行動(密閉:窓やドアを開けて換気する、密集:多くの人が集まりすぎない、密接:他の人と近づきすぎない)、抵抗力を高め心と体の健康を保つ

さて、どうでしたか? できていますか?

次に、みなさんの様子を見ていて、私が気になっていることを挙げてみます。

手洗いや消毒のやり方が、おろそかになっている人がいます。

マスクはしているものの、大声を出している、相手と近づきすぎている人がいます。

マスクをはずしているのに、相手との距離が近すぎる、普通にしゃべっている人がいます。

特に、休憩時間、部活動の時、登下校の時などに、見かけますよ。

部活動を認めていますが、あくまでも感染症対策をきちんとした上での活動です。部員の生徒がきちんと行動できなければ、部活動もできなくなってしまいます。気を付けましょう。

最後に、私がこの前見たYouTubeの番組の話をします。専門家の先生がおっしゃっていた言葉で、とてもよく分かったので、みなさんにも伝えます。「新型コロナウイルスとの戦いは、始まったばかりです。野球の試合に例えれば、2回の表コロナウイルスの攻撃といったところで、まだまだ長い時間がかかります」とのことでした。番組を見終わって私が感じたことは、これからも私たちは、いろいろと我慢をしたり、気を付けたりしなければならないが、新しい生活様式を身に付け、工夫をすることで乗り越えていける、ということです。生徒のみなさん、テストが終わってほっとしているところだと思いますが、みなさんも、もう一度気持ちを引き締めて行動してください。

これで、校長からの話を終わります。

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