終業式が行われました。

今日は終業式が暑さ対策のため、各教室でリモートで行われました。
最初に、全国大会、近畿大会等に出場クラブの壮行会、次に各種競技会入賞、コンテスト入賞等の
表彰伝達が行われ、最後に終業式となりました。校歌が流れ、そのあと校長先生のお話がありました。
各教室にて起立、礼のあと静かに校長先生のお話を聞く様子が式典らしく感じられました。

 

====校長先生のお話====

3つの「C」のお話をしたいと思います。

人生には3つの「C」がある。すなわち、Chance チャンス、Challenge チャレンジ、
Change チェンジ の3つの「C」があるというのです。

自分の人生を自分なりに、より有意義なものにするためには、まず訪れる機会、チャンスを
つかまなければならないといいます。チャンスは、今も目の前にあるかもしれません。君たちを
幸福に導いてくれるチャンスは、ほんの些細なことかもしれません。しかしそのチャンスを現実の
幸福につなげるためには、チャレンジ、挑戦しなければなりません。そのためには、今までの生活を
変える、チェンジする必要があるというのです。

私は、この学校に赴任させてもらってから何人かの企業経営者にお会いさせていただきました。
その中にはこの学校の卒業生である君たちの先輩方もいました。いろいろなお話を聞きましたが、
「人や社会に役立てるのではないか?貢献できるのではないか?」と言うこと。「やって見たんだ。
チャレンジしてみたんだ。」という内容のお話が必ずありました。

心理学者であるアルフレッド・アドラーは、幸福の条件として「他者や社会への貢献」を上げて
います。幸福を感じるのは貢献できていることを実感した時だと言っているのです。また、「人は
失敗を通じてしか学ばない」といいました。そして、「目標を達成するためには、自己変革が必要
である」とも言っています。

チャンスは、誰にでも必ず訪れます。挫折したその時こそがチャンスかもしれません。そして、
チャレンジし幸福につなげるために自分を変える、チェンジする勇気をもってください。君たちも
含めすべての人は可能性を持っています。実行するかしないかだけです。
君たちにとってこの夏が、有意義な夏であることを願っています。

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