入学式が挙行されました。

例年より遅咲きの桜が残る今日、令和6年度の入学式が挙行されました。
教室では担任、副担任がそれぞれの工夫を凝らして新入生を歓迎しました。
これからの予定など、一通りの説明のあと、新入生は緊張の面持ちで会場の体育館に向かいます。
大きな拍手と吹奏楽部の演奏に迎えられながら体育館に入場しました。

校長先生から261名の入学を許可され、式辞を頂きました。

校長先生からの式辞
 新入生の皆さん、今日から市高の生徒です。本校への入学を強く志願し、勉学に励んできた皆さんの、これまでの道のりには大変な苦労もあったことでしょう。それだけに、この度の喜びは、これまでの人生の中で最高のものとなったのではないでしょうか。どうか、この合格を勝ち得た自信と誇りをしっかり持つとともに、その陰にはご家族や中学校の先生方や関係者の方々のご支援があったことに感謝しながら、これからの高校生活の第一歩を踏み出してください。
 さて、本校には、「誠実(せいじつ)、思索(しさく)、実践(じっせん)」という校訓があります。
1つ目の「誠実」という言葉には、「真心をもって人に接する」という意味があります。「真心をもって人に接する」ことによって、人は信頼を得ていきます。この信頼こそが生きていく上での大きな力、財産となります。学校という集団生活を通して、お互いの立場を尊重し、相手の気持ちを考えられる誠実な人になってください。
2つ目の「思索」という言葉には、「論理的に筋道を立てて考える」という意味があります。すまわち、自らが今持っている知識や能力をフルに使い、真剣に考え、問題を解決していくことを意味しています。人類は疑問を解決することで進歩してきました。小さなことでも疑問に思い、論理的にそして真剣に考えることが、人生の成長につながります。思索する姿勢こそが将来の生きる力を大きく育てます。
3つ目の「実践」という言葉には、何事にも積極的に取り組む気持ちと姿勢を持ってほしいという願いが込められています。「実際に自分で使う」ことが大切なのです。どんなに高い理想を持っていても、どんなに素晴らしい計画を立てていても、実行しなければ何も実現できません。失敗を恐れず、チャレンジ精神を持ってください。
真心を持ち周囲の人達と調和しながらも、周りに流されることなく自分自身で考え、そして常にチャレンジ精神を持ち失敗を恐れることなく何事にも挑戦していってください。
君たち自身がこの校訓を実践することで次の世代に受け継げるようにしてください。

おめでとう、ようこそ市高へ!!

 

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