和歌山市立福島小学校

情報モラル出前授業

昨日1月10日(木)に5・6年生対象に情報モラル出前授業がありました。講師は,和歌山市少年センターの西嶋先生でした。内容は主にインターネット回線等を使用する機器(スマフォ等)の正しい使い方の推進や誤った使用方法をした場合の危険性等で,それを子供達にわかりやすく事例を交えて教えていただきました。

安易な気持ちや悪ふざけ等で動画等を投稿した場合, 自分の進路や就職時に大きな社会的制裁を受ける可能性が高いなど,自分が大人になったときに後悔をするようなことがあるようです。一度投稿した画像や動画等は,ネット利用者に数多く複製されます。その回収は完全に不可能です。その投稿したもので,将来,脅迫等の犯罪に巻き込まれないとは言い切れません。残念なことですが,世の中,正しい倫理観を持った人ばかりではないことを子供達にはしっかりと認識してほしいと思います。

さらに西嶋先生は,スマフォ等を長時間触れば触るほど子供達の学力が落ち,そして,過去に学んだことも簡単に忘却することもデータとして示してくれました。そして,それがLINEになるとその傾向がさらに顕著になるそうです。

LINEは,正しく適切に使えば便利なものですが,それに極端に依存してしまう状況になると,いじめや学力低下等の百害あって一利なし以上の状況に陥ることが,この出前授業でわかりました。

この時代,スマフォ等をさわないは、無理な話です。むしろそれを正しく扱える知識を得ることが大切だと思います。子供達には,少しずつ正しい知識と情報倫理観を持って,楽しく快適な生活になるように努めてもらいたいですね。

 

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