
3年生の教室で、理科の勉強をしていました。豆電球に灯りをつけるには、電気の通る回路ができていることが条件になることを勉強していました。その後、ソケットなしで、導線1本だけで電気をつけることができるかどうか試していました。
ひとりの男の子が「ついた!」と叫ぶと、数人の子がその周りに集まりのぞき込んでいます。それから、教室のあちこちで「ついた!」という声が聞こえてきました。
子どもたちの小さな指の先には豆電球の小さな灯りがいくつもともっていました。

コスモス 関根清子
生きていたいから 雨風に打たれ
倒れようとも 起き上がります
生きていたいから 何度も倒れ
みにくくなろうとも 再び 起き上がります
いつのまにか、わたしは
たくましい姿になりました
まがりくねっていますが・・・・・
こんなわたしを 愛しいと見つめてくれる あなたのため
うすもも色のやさしい花を 咲かせます
校門から空を見あげると、電線に鳩が何羽もとまっていました。その中に、一羽だけ白い鳩がまじっていました。
どこからやってきたのか、今まで見かけたことがありません。近ごろは毎朝すがたを見せます。
白い鳩は「平和の象徴」とされています。新南小学校も平和な日々が続くことを祈っています。

6年生の教室をのぞくと、図工の時間に世界の名画を描き写していました。フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』モネの『睡蓮の池』ゴッホの『ひまわり』ダ・ビンチの『モナ・リザ』など、いろんな名画を絵の具やクレパスを使って細かく写しています。このあとどんな作品に仕上げていくのでしょうか?
ちょうど国語で『鳥獣戯画』の学習をしたばかりです。日本や世界のすばらしい名画にふれるのもいい経験です。

校長室に「わたの木」を置いています。5年生がメリヤスの染色工場を見学することになったのを聞いて、ある学校の先生が貸してくれたものです。
これを見た1年生の女の子2人が、「これは何ですか?」と尋ねてきました。
「これはわたの木といって、この白いわたから糸ができて、それを・・・」と説明し始めると、
「知ってる。タヌキの糸車や!」
国語で学習していることが、しっかり生きているようです。