和歌山市立 新南小学校 ❀❀❀❀❀❀❀ Shinnan Elementary School

運動場に奈良の大仏があらわれた!

 6年生が役割分担し協力しながら描いた奈良の大仏像。校舎3階から見ると、なかなか見ごたえがあります。この大仏像を描くに至った経緯や子供たちの学習の様子については、学級通信から抜粋した文章を以下に掲載していますので、一読いただければと思います。

~~~~~~~抜粋~~~~~~~

 現在、子どもたちは社会科で歴史学習に取り組んでいます。先日、奈良時代の学習に取り組みました。今からおよそ1300年前に、平城京で伝染病が流行し、人々の気持ちが不安定になった時期がありました。聖武天皇は、仏教の力をつかって、国中の人々が幸せになることを願い、大仏づくりを決めました。今、コロナ感染症が流行し、子どもたちの生活様式も学習環境も大きく変化してきています。世界の情勢を見ても未だ収束の気配が見られず、この先の生活に対する不安が広っています。そこで、1300年前に延べ260万人の人々が日本の平和を願い、力を合わせて大仏をつくったことにあやかって、6年生全員で力を合わせて奈良の大仏と同じ大きさの大仏を運動場に作図することにしました。子どもたちは、汗をかき、大仏を描く大変さを感じながら、世の中が落ち着きを取り戻し再び平和になることを願い、心を込めて丁寧に取り組みました。みんなで相談し、役割分担をして責任をもち、自分の役割を果たそうとする姿に、一つの目標でつながっていく子どもたちの団結力を見ることができました。

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