県民文化会館で行われた音楽会に、三田小学校を代表して6年生が出演しました。6年生はXJAPANが原曲の「紅」を、Little Glee Monsterを参考にして編曲したバージョンで歌いました。手拍子をうまく盛り込みながら、きりりと力強い澄んだ声で合唱してくれました。大ホールに響き渡りました。

6年生たちは12月5日の合唱大会に向けて練習しているところです。その予行練習の意味合いも込めて、土曜参観の日の1時間目に保護者の方に披露しました。聞いている人がいるといつもの練習と違って緊張し、声の出が悪くなったりしないかと心配でしたが、6年生たちにそんな心配は要りませんでした。手拍子にのせてしっかり声が出ており、とても素晴らしかったです。6年生に限らず三田小学校の子どもたちは、歌声がとっても素敵です。自慢できるところです。また機会があれば聞いてほしいです。

国際交流課の方が来てくれて、5・6年生に「多文化共生」について話してくれました。今回はアメリカの方のお話を聞くことができました。和歌山市にも外国の方が5000人くらい住んでいることや、学校での生活の違いや給食の違いなど教えてくれました。そして様々な違いがあるけれど、根っこは同じ人間なんだということをお話しいただきました。 子どもたちは普段あまり接しない外国の方の話を興味深く聞くことができました。

世界津波の日に合わせて、避難訓練を行いました。10時に大地震が起こったという設定で、緊急地震速報が流れました。教室では机の下に隠れて、自分を守ります。「揺れがおさまりました。直ちに運動場に避難してください。先生の指示に従って、走らずに静かに行動しましょう。」という校内放送で、避難が始まります。みんな真剣な表情でお話することなく、素早く運動場に向かいます。約4分後、全員運動場に避難することができました。そこでは、想定外に大きな地震の場合は、今避難してきたようにスムーズに通れない場合があり、違う道を通る場合もあることと、落ち着いて先生の話をよく聞くことが大切なことを話しました。

その後、大津波警報が発表されたことを想定して、校舎4階に二次避難しました。被服室に1.2年生、コンピュータ室に3.4年生、廊下に5.6年生が集まり、避難が完了しました。とてもスムーズにここまで移動できました。全員が避難訓練の意味を理解し、大事なことなんだと思っている様子でした。ここでは、津波は何度も押し寄せては引いてということを繰り返すので、おさまるまでかなり時間がかかること、お家の人が迎えに来てくれるまで、どれくらいここで居ないといけないかわからないことなどを話しました。また、世界津波の日の由来である濱口悟陵の「いなむらの火」の話も行いました。

修学旅行のすべての行程を無事終え、学校に帰着しました。全員安全に到着することができました。子どもたちの表情には疲れた様子も見られましたが、それよりも楽しかったという満足した思いの方が色濃く見られました。ご協力いただいたバスの運転手さんやガイドさん、添乗員さん、写真屋さん、そして何より保護者の皆様、本当にありがとうございました。
