和歌山市立 三田小学校

【参考】「水痘(みずぼうそう)」にご注意を

水痘(みずぼうそう)とは?

水痘は「みずぼうそう」とも言われ、感染力の強い病気です。
5歳までに約80パーセントのお子さんがかかると言われており、健康な場合は一般に軽症で済みますが、重症化したり亡くなったりすることもあります。
潜伏期間は2週間程度で、主な症状は発しんや発熱です。
一般に水疱の数は、症状が出てから数日内に250個から500個以上に達します。
発熱の程度は、通常38度前後で2日から3日続きますが、40度を超えることもあり、その際は熱性けいれんを合併することがあります。

流行の特徴と主な症状

年間を通して流行しますが、特に12~7月に多く見られます。
潜伏期間は2週間程度。特徴的な症状は、38度前後の発熱とかゆみを伴う全身の発しんです。
発しんは、赤くなる(紅斑(こうはん))→水ぶくれ(水疱(すいほう))→ウミのある水ぶくれ(膿胞(のうほう))→かさぶた(痂皮(かひ))の経過を経て、7~10日程度でよくなります。
健康な子どもは一般的に軽症ですが、免疫機能が低下していると、熱性けいれんや肺炎、気管支炎など合併症で重症化することがあります。

感染経路

○飛沫感染
くしゃみやせきによって、ウイルスを含んだしぶきが飛び散り、それを吸い込むことで感染します。
○空気感染
感染者と同じ空間にいると、空気中に漂うウイルスを吸い込んで感染します。
○接触感染
感染者のだ液、鼻水、水疱の中の液体にさわることで感染します。
※かさぶたにはウイルスはいないそうです。
○母子感染
妊娠中に初感染すると、母体から新生児に感染します。

■感染力があるのは、発しんが出る1〜2日前から、出た後4〜5日(もしくは、かさぶたになるまで)の間です。
■感染力は、麻しん(はしか)より弱く、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や風しんよりは強いとされています。

このページのトップに戻る