


12月19日に、和歌山くろしおライオンズクラブの皆様に「薬物乱用防止」の出前授業をしていただきました。
DVDや紙芝居を使って、教えていただき、とても分かりやすかったです。
子どもたちは、薬物に対して、改めて「ダメ・ゼッタイ」という意識を持てたようです。
子どもたちの感想を紹介します。
●薬物は名前を変えて売られているのが驚きました。パンフレットに載っていた最高刑12か国中7か国が死刑になるのが意外だった。薬物は、一回使ってしまうと、元の人生に戻れないのが怖いなと思った。薬物は、体全身を壊してしまうのが一番怖いと思った。
●薬物乱用は、心だけでなく、身体にも悪い影響があることが分かった。薬を使うと、自分だけでなく、他の人にまで害を及ぼす(交通事故など)。ひどいと死んでしまう。薬物は使わなくても、持っていたら罪。一度使うとやめられないので、最初から使ったらダメ。手を出してしまったら、終わり。もし、変な人から、「これあげる」って言われても断る。薬物乱用、ダメ・ゼッタイ。
12月21日は、冬至のこんだてでした。
毎年12月22日頃に、1年で最も夜が長くなる日があり、これを冬至といいます。
冬は植物が枯れ、動物は冬眠してしまうため、昔は食べ物が手に入りにくくなりました。そこで、病気もせず災難もおこらない「無病息災」を祈るために、野菜の少ない季節に栄養を補うため、かぼちゃを食べたり、柚の香りで病気や悪いことを追い払ってくれる力があると信じられている柚のお風呂に入るなどして、夜をこしていたそうです。
かぼちゃはベータカロテンが豊富で肌や粘膜を丈夫にする働きがあり、ガン予防になるといわれている野菜です。また、柚には、血の流れをよくする成分や、痛みをおさえる成分が含まれています。さらに、ビタミンCも豊富なため、柚子湯にはいることでかぜをひきにくくする効果があります。
ぜひ、おうちでもためしてみてください。
献立 <ごはん、白身魚のゆず風味、かぼちゃのそぼろ煮、みそ汁、牛乳>


ふれあい給食
23名の地域の方々にお越しいただき、4・5.6年生の子どもたちと短い時間でしたが、交流の場をもつことができました。給食をいただきながら話も弾んだようです。ご自分の子どもの頃の事を話してくださる方、小学生の頃のアルバムを持参してくださった方もおられました。子どもたちも学校生活の様々な出来事を伝えていました。食後、翌日に控えていた4・5・6年生の集会発表の内容を披露しました。

<地域の皆様からの感想>
○太田小学校の教室に入るのも何十年ぶりかな?給食のとき、いろいろお話できて楽しかったです。若返りました。牛乳パックの片づけ方も教えてもらいました。
○久しぶりに学校給食をいただきました。私の子どもの時と違って、すばらしい給食だと思いました。子どもたちにパワーをいただきました。
○80年生きてきて初めての体験です。本当にうれしいです。
<集会発表の様子>

○すばらしい発表を見せていただきありがとうございました。各学年それぞれによかったです。平和の勉強もされていることをうれしく思います。
○子どもたちが主体的に取り組まれている様子を見て感動しました。
11月14日に、安宅満美子先生に、命についてのお話をしていただいた。
4分の1の色紙に開けられた点のような針の穴が、自分たちのはじまりだったと知らされ、みんな大へん驚いていた。直径2ミリメートルの点のような形が、お母さんのお腹の中で育ち、赤ちゃんになって産まれてくるということを、映像や重さのある胎児の模型で教えていただいた。
妊婦さん体験や、子宮の中から産まれてくる体験をし、自分のおへそは、お母さんのお腹の中の胎盤とつながっていたんだということを初めて知った子どももたくさんいた。
最後に、先生がおっしゃったこの言葉『みんなは、すごい確率で産まれてきた尊い命だから、絶対に、自分の命を傷つけてはいけないし、他人の命も同じである』を心にずっとずっともち続けてほしいなと思った。
妊婦さん体験…お母さんってたいへんだったんだ
お母さんのお腹の中の子宮にいるんだよ
陣痛はこんなにしておこるんだよ
ゲストティーチャー安宅先生をお招きして、命の誕生についてやお母さんのおなか中にいる赤ちゃんは、おなかの中でどのようにして日々を過ごしているのかを教えていただきました。
丁寧なお話に加え、赤ちゃんの成長過程の写真をみせてくださったり、道具を使い赤ちゃんがおなかの中にいるとどれぐらいの重さなのかが分かる体験をさせてくださいました。
最後に先生は、ひとつの命はたくさんの人が関わって紡いだキセキだということをおっしゃられました。
自分という命を誕生させてくれたお母さんやお父さんに「ありがとう」の一言を言いたくなった一日でした。

5年生は、10月27日金曜日の秋の遠足で、根来山げんきの森に行ってきました。
ドングリや竹などの自然のものだけで、竹とんぼや笛などの「クラフト体験」と山の中を歩き、様々な植物や木の実を観察しながら人工林と天然林の違いを学ぶ「森林散策」をしてきました。
子どもたちは、普段見慣れない植物や一生懸命作って完成させた作品にずっ
と目を輝かせていました。

10月27日(金)は秋の遠足でした。
4年生は、社会科の学習で学んだ和歌山の偉人「濱口梧陵」とつなげて、「稲村の火の館」と、しょうゆのふるさとである湯浅町の「角長」さんに行きました。
「稲村の火の館」では、濱口梧陵の生き様や津波の発生の原理などをお話ししてもらい、津波が起きた際、どう行動するべきかといことを3D映画を通して学びました。

お昼ご飯を食べに行く公園の途中にある、濱口梧陵がつくった広村の堤防も見学しました。

お昼ご飯は、なぎ公園で、みんな仲良く食べることができました。


お昼ご飯の後は、湯浅醤油の老舗「角長」さんの見学です。
角長さんでは、醤油の歴史や醤油の原材料について、また昔ながらの醤油の製法とそのこだわりなど、教えていただきました。

その後は、実際に醤油をねかせている蔵を見学させてもらい、一人ひとり、醤油をかき混ぜる作業を体験させていただきました。


火を入れる前の醤油の味見や、しょうゆ記念館の見学もさせていただき、帰りには醤油のお土産もいただきました。
子どもたちにとって和歌山の魅力を再発見し、誇りを感じることができた遠足となったのではないでしょうか。

3年生は秋の遠足で、こども科学館、岡公園、防災センターに行ってきました。
絶好の遠足日和で子ども達は朝からどきどきわくわく。こども科学館では、プラネタリウムで秋の星座の勉強をしたり、いろいろな実験道具で遊んだりし、防災学習センターでは、煙体験やシュミレーションによる消火体験等、身を守るための体験ができました。また、岡公園では、急な滑り台に何度も挑戦したり、鬼ごっこをしたり、友達と楽しく遊ぶことができました。
盛りだくさんの内容でしたが、どれも有意義に過ごすことができ、学ぶことの多い遠足になりました。