5年生は緑育(森林体験・森林学習など、次世代を担う子供たちが「人々の生活・環境」と
「森林・林業」との関係について理解し、関心を深めるための活動)をかねて、高野山に合宿に行きました。
高野山といえば、奥の院。森林組合の方のお話を聞いて、ウォークラリー。グループのなかで相談しながらルートをすすみ、それぞれに割り振られたチェックポイントで、その説明をします。
昼食後はいよいよ間伐体験。のこぎりの使い方を教えていただき、順番にのこぎりを引いていきます。
「うまいこと、切れへんな。」
「えーっ、かたいー。」
「これ、ずっと手で切るんかな。まだここ、くっついてるで。」
電動のこぎりでは30秒のところ、10人がかりで30分。機械の力は偉大です。
切れ込みを入れたら、倒す木にロープをかけ、みんなで引っ張ります。
「かけごえ、なんにする?」
「イチ、ニーのニーで引こか」
「せーの、イチ、ニー、イチ、ニー」
「やったー、たおれたー!」
2本の木のまんなかにあった木を間伐したことで、隙間ができ、光が差し込むようになりました。
(左:間伐前 右:間伐後)