岡山幼稚園の砂場の上にはブドウの木があります。ここ数年は、カラスに食べられてしまい、実は収穫できませんでした。しかし、カラスの対策をしてブドウを守ったところ…。今年は、20房ほどのブドウが実りました。それを見つけた子供たちが「ブドウが出来てる!」「もう、食べられるかなぁ?」「ちょっと、取ってみようよ」と、色づき始めたブドウに気がつきました。
「ここから、手を伸ばしたら取れる?」「ここじゃ、届かんわ」「どうやって取る?」「そうだ、網持ってこよう」「これで、取れそうや」「でも、届かんで」「そうだ、ゲームボックスを持ってこよう」と、どうすれば収穫できるのかを自分たちで考えながら、いろいろと試し工夫をしています。
1人の子が、網の柄の部分を使い、ブドウを落とすことを思いつきます。「やった!」「すごいやん」「いっぱい落ちたよ」と、友達と協力しながら、ブドウをゲットしました。
友達と収穫するという目的を共有しながら、最後まで諦めずに取り組む姿に、協同性や自立心が育まれているのを実感しました。
9月14日(水)全園児で、和歌山城公園へ散歩に行きました。
3歳児つくし組さんにとっては、初めての園外での活動。5歳児・4歳児の頼もしい子供たちに、手をつないでもらって出発しました。
「楽しみやな」「あっ、和歌山城見えてきた」「早く、行こうよ!」と、互いに話をしながら、ワクワクして出かけました。
熊のベニーちゃんについている表示を見て「葉っぱやドングリ食べたらダメなんだ」「お腹、痛くなるんだって」と、友達と話す姿や、水禽園ではアヒルやエミューを見て「名前、書いてる」「ダチョウとの違いだって」と文字に親しむ姿が見られました。
童話園では、忍者と遭遇し、みんなで記念撮影をしてもらいました。
「シカ、ウンチしてる」「ペンギンさん、泳いでるね」「アルル~(アルパカの名前)」と声をかける姿がありました。「また、行きたい」「忍者さん、バイバイ」と名残惜しそうに、和歌山城を後にしました。
4・5歳児のおかげで、3歳児の子供たちも何とか頑張って歩いて園に到着することが出来ました。
次は、防災センター・消防署に行こうね!
9月8日(木)和歌山市地域安全課の方が、子供たちに交通安全教室を実施してくれました。
ミッキーマウスの登場に大興奮の子供たち。子供たちは、楽しく信号機の色やそれぞれの色について知ることが出来ました。


子供たちは、横断歩道の渡り方や横断歩道の途中で信号がチカチカなってきた時にどうすればいいのかなどを教えてもらい、実際に体験を通して学ぶことが出来ました。
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3歳児の子供たちもお兄さん、お姉さんの真似をしながら、横断歩道を渡っています。
幼稚園の前にも信号機のない横断歩道があり、子供たちが、事故にあわないように手を挙げて渡り、安全に渡ることを意識して欲しいと思います。 |
9月7日、ぴよぴよ組(未就園児の集い)がありました。
今日は、親子の触れ合い遊び・わらべ歌で遊びました。♪ぽっつんぽつぽつ♪♪おすわりやす♪など、お家の方が子供たちの指にちょんちょんと触れたり、膝の上に乗せた後”どすん”と足を広げてみたり、子供たちは「わぁ~」「きゃあ~」と、声をあげ笑顔を浮かべながら喜んでいました。
次にスカーフを使っての遊びをして、やわらかい素材の感触を楽しみながら、上にフワッと投げたり、小さくして広がる様子を不思議そうに眺めたり、「いないいないばぁ」としたり、お家の方もお子さんとの関わりを楽しむ様子が見られました。
みかんの木にアゲハ蝶の幼虫がいました。
見つけた子供たちは、もっとよく見たいと飼育ケースに入れ始めました。

「これ、触っていい?」「可愛い」「ちょっと、押さえたら、黄色いの出てきた」
「匂いもしたよ」「ほんまや、くさいなぁ」「プニプニしている」「やわらかいで」「こうしてつかんだらいいで」「あんまり触ったらあかんで」「幼虫、熱くなるで」と、自分の気づいたことや知っていることを言葉にして表現する姿が見られていました。
その時、幼虫からポロッと緑の物体が出てきました。「うわぁ、何これ?」「これ、ウンチやで」「取ってよ」と、言われた子供がしばらく考えて…セロテープを使ってウンチをくっつけている姿がありました。
小さな昆虫と触れ合うことで、子供たちは、たくさんのことを学んでいます。