和歌山市立 岡山幼稚園

どうやって取る?

岡山幼稚園の砂場の上にはブドウの木があります。ここ数年は、カラスに食べられてしまい、実は収穫できませんでした。しかし、カラスの対策をしてブドウを守ったところ…。今年は、20房ほどのブドウが実りました。それを見つけた子供たちが「ブドウが出来てる!」「もう、食べられるかなぁ?」「ちょっと、取ってみようよ」と、色づき始めたブドウに気がつきました。

「ここから、手を伸ばしたら取れる?」「ここじゃ、届かんわ」「どうやって取る?」「そうだ、網持ってこよう」「これで、取れそうや」「でも、届かんで」「そうだ、ゲームボックスを持ってこよう」と、どうすれば収穫できるのかを自分たちで考えながら、いろいろと試し工夫をしています。

1人の子が、網の柄の部分を使い、ブドウを落とすことを思いつきます。「やった!」「すごいやん」「いっぱい落ちたよ」と、友達と協力しながら、ブドウをゲットしました。

友達と収穫するという目的を共有しながら、最後まで諦めずに取り組む姿に、協同性や自立心が育まれているのを実感しました。

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