年に一度、各今日いつのピアノを調律していただいています。
毎日使うピアノですから、きわめて大事なことと考えています。5つのピアノですが、どこのクラスが、一番ピアノをよく使ったかも、調律する方には、わかるようです。
作業の説明もしていただきました。
信頼できる調律師さんですし、丁寧に作業していただきました。
ありがとうございました。
《卒園生が、卒業式後、みんなできてくれました。》
ありがたい幼稚園です。ご卒業されたみなさん、おめでとうございます。
自分らしく、すてきに羽ばたいてください。
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「心身ともに健康で、楽しく遊ぶ子どもを育てる」が、西脇幼稚園の教育目標です。
「楽しく遊ぶ子ども」を育てようとしているのなら、遊びたくなるような、「遊びが生まれる幼稚園」である必要があります。
少なくとも、教師全員で、遊びが生まれる幼稚園の条件を考えることが大事です。
①安心できる場
まず、心も体もゆるめられる、安心できる空間にしたいです。
ちょっと失敗したら、雷のごとく、大きな声で、怒鳴られるようなところでは、心を解放できません。
怒られたとしても、素直に「ごめんなさい」と、安心して会話できるような、そのようなしかり方でなければなりません。
人に起こるのでなく、その行為に対して、注意する声掛けです。
また、「学級集団のやさしさ体温」が高いクラスにする必要があります。
「学級集団のやさしさ体温」が低いと、いじわるや、言葉の暴力が起こってきます。「やさしさ体温」が高いと、そこにいると居心地が良いのです。その集団に入るのが気分的にうれしいので、欠席も減ります。笑顔もいっぱいになります。
「学級集団のやさしさ体温」を挙げる一番のキーワードは、「教師のやさしさ体温」です。この教師のコタツのような温かさで、じんわりと集団を温めていくのです。
「ダメ!」という子どもへの言葉がけだけでも、やさしさ体温の違いで、響き方が変わってきます。
体温の違いは、それほど大きなものでないと思います。でも、ホンの少しの体温の違いでも、時間が経てば、ずいぶん「学級集団のやさしさ体温」に違いがでてきます。そこには、教師の人間力を磨く日々の努力がいるのだと思います。
②「楽しそう。できる。やれそう。」が多い場に。
人は、気持ちで生きています。
「その気になる」提示の仕方であったり、発達段階にあったものであったり、その子供たちにぴったりすること、等々が必要です。
そのためには、まず、子供理解が大事になります。
そして「記録」が大事になります。
すべて(実態)(取り組み)(変化)(教師の反省)です。
・(実態)子供の様子。課題は何か。どのような変化、成長を求めているのか。
・(取り組み)具体的なことを
・(変化)個の変化とともに、集団の変化も
・(教師の反省)良いことも、まだ達成できていないことも。振り返ることで、新たなスタート地点に立てる。
③「繰り返し、やってみよう(できる)」の場に
打ち上げ花火でなく、それがどうつながっていくのか。もっとやりたいというその気になり、それを保証できる教師が作る環境。
はじめは、教師が主導でも、それがいつの間にか、子供主導で、教師はそれを支援するような動きに。
子どもが動き出しても、教師がそこにエネルギー(燃えるもの・空気・温度)を適切に入れることで、子供が動いていく。
いつも言うことであるが、「頑張る子供の後ろに、頑張らせる大人がいる」のである。大人が環境構成する中で、子供が羽ばたくのであって、何もしないで、「子供が動かない」というのは、全くの勘違いである。「動かせない大人がいるから、子供が動かない」のです。
子どもが繰り返し動くように、どのような環境を作っていくのかが、教師としての面白く楽しいところだと思います。
来年度も、「笑顔満開幼稚園」を求めて、みんなで取り組みたいです。
「≪対応≫と≪反応≫」
例えば、子どもが牛乳をこぼす。
「対応」:大丈夫かい。一緒に拭こうか。
「反応」:コラ!何してんの!
同じ事が目の前で起こっているのですが、どうそれに対処すれば、子どもの成長につながっていくのでしょう。
「反応」は、自分の気晴らしにしかなりません。次につながらない対処の仕方です。
どのような事が起こったとしても、それを良い機会として、次につなげていく対応ができるのが、「神対応」です。きちんと、結果にコミットするのが、「神対応」ということですね。
対子どもだけでなく、人と人とのトラブルの際に、「売り言葉に、買い言葉」でなく、一歩上の関わりができれば、こじれないのでしょうね。
◇めあて「おうちの方と、子供の成長を共に喜び合う」
子どもたちの1年間の成長には、そばで見ていてもびっくりします。3歳児・4歳児の1年間は、値打ちのある時間であり、日々であると、実感しています。
教師は、その成長をメモし、おうちの方と、喜び合います。
《3歳児》
《4歳》
このような、子供の成長を一緒に喜べる仕事をさせていただいているということに、感謝したいです。
しかしながら、やはり「かかわりあい方」、「支援の仕方」を教師は、常に振り返る必要があると思っています。
子供が自分の中に持っている可能性が、十分に引き出せているか、可能性を引き出すような環境づくりができているか、立ち止まり、振り返り、さらな次につなげたいと思います。
保護者の皆さん、1年間、ご支援くださいまして、ありがとうございました。
◇予定の時間に、静かに待つ子供たちの姿がありました。
教室から出るときに、先生とお約束をして、心を落ち着かせて、遊戯室に入場して、整列するからです。
とても、すっきりとした姿で立ち、すぐに整然と式が始められる素晴らしい子供たちです。
◇園長からは、2つの話をしました。
1.国旗・園旗について
日本の旗をここに掲げているのは、おじいちゃん・おばあちゃん、ずっと昔からの日本の皆さんが見守ってくれているということです。園旗は、西脇幼稚園を修了したみなさんが見守ってくださっているということです。
だから、園長先生が、前に出てお話しするときに、国旗・園旗におじぎをしたのです。
みなさんが見守ってくれていますから、かっこよい姿を見てもらって、終業式を始めたいと思います。
2.竹の「ふし」について
竹に、節があるのは、竹がまっすぐに伸びるためです。
今日は、皆さんの節の日です。1年を終わる節の日です。今日で、もも組さんをおわります。すみれ組さんをおわります。
4月からは、新しく、すみれ組さんです。そして、ゆり組さんです。1つおにいさん、おねえさんになって来てください。
新しく、私たちの妹・弟になるもも組さんが入園します。4月からは、やさしいおにいさん・お姉さんになってきてください。
◇そのあと、教務主任の先生から、お休みについて、特に「安全」についてのお話をしました。
立派に成長した子供たちを見ていて、とっても嬉しくなりました。
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■終業式プログラム
1.日時 : 3月22日 (金曜日) 9時20分~30分
2.場所 : 遊戯室
3.役割 : 司会(教務主任)・ピアノ(山本)
4.ねらい:一年間の思い出について語り合い、友達と一緒に成長を喜び合う。
・3歳児:1年間の成長を感じる。
・4歳児:みんなと一緒に、1年間の成長を感じる。
5.用意するもの ・演台・マイク
6.プログラム
①.平成30年度終業式をはじめます。(はじめに「西脇幼稚園の歌」を歌います。
②.園長先生のお話 (・ 園長先生のお話を聞きます。
③.春休みの注意 ・交通事故注意 ・笑顔で
④.これで平成30年度三学期終業式を終わります。
7.その他
9:30-9:45 入園式の練習
・10時10分~10:30 懇談会 年少
・10時40分~11:00 懇談会 年中
・子どもと別れの時間・・余韻を楽しんでください。
・ゆとりをもった・・・わかれの演出を ※教室に私物おいておくこと、ないように
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