今日は、園の中に人気店が!!それはケーキ屋さんでした。
4,5歳児から始まったケーキ屋さんに今日はたくさんのお客さんが来ています。
「並んで~並んでください」みんなが並んでいると、3歳児もも組さんもその様子を見て、同じように並びます。「お金はいるのですか」「いりますよ」「ビー玉がお金です」
並んでいる人はビー玉を握りしめています。
4,5歳児がおいしくなるように、色もぬっていました。よく見ると・・・ケーキに名前が書いています。担任の先生に聞いてみると・・・
実は、子供たちとケーキの話になったときに、子供たちが「誕生日のケーキにチョコレートの『〇〇ちゃん、おたんじょうび おめでとう』っていうのがある」ということが話題になって・・・ということでした。それから、ケーキが名前入りなったそうです。
ケーキ屋さんでは、一人一人の自分の経験したお店のイメージで、その場にあった言葉を使ったり、ふるまいをしたりして楽しんでいました。


5歳児ゆり組と4歳児すみれ組が、昨日、きゅうり、なすび 南瓜、ピーマンなど夏野菜の苗を植えました。
先日植えた、ともろこしも少し大きくなってきました。
「もも組さん(3歳児)は、何かわかるかな?」「きっと、なにが植えてるか難しいと思う」「はっぱしかないからな~」ということで、何を植えているか分かるように、看板をつけることにしました。
グループに分かれて、野菜の看板づくりをします。
野菜の苗についてる小さな札を見ながら字も書いていきました。ピーマンは、カタカタだったので、少し難しいようでしたが、書いているうちに楽しくなってきたのか何度も『ピ』を書いていました。ピーマンの、のばす棒も縦にかいたり、横にかいたり・・・色々です。
文字をこんなふうにして、みんなと一緒に遊びの中で使ったり、実際に書いてみたりすることで、親しみを持つ機会になっています。







さあ、出来がった看板をつけです。
看板をみんなに見えるように場所も考えます。「あれ!?先生、とうもろこしのとこ、看板ひとつしかないで」
実はとうもろこしの列は3列あるのです。「ひとつやったら、あかんかな?」と聞くと、「みんな間違うと思うな。やっぱり、ここもあったほうがいい」ということになりました。
私たちは、ひとつでもわかるかなと思っていたのですが・・・
子供たちの『みんなが分かりやすいように』と思う気持ちからそう思ったのかもしれません。
また、明日、とうもろこしの看板が増えているかも・・・
小学校の体育の授業でサッカーをしているのを見た5歳児ゆり組さん。
「学校で本物のサッカーしてる!!すごい見に行こ!!」と、急いで学校の運動場のところへ見に行きます。
「学校にはたくさんゴールのやつあるな」「ボール本物やな、白と黒のんや」「幼稚園のとは違うな」と言いながら、小学校の先生が児童に説明しているのを近くで聞いていました。
小学校の先生が「幼稚園のみんなも一緒にしてみる?」と、声をかけてくれました。
「やりたい!!やりたい!!」「ぼくも!!」と、小学校の授業に飛び入り参加です。
小学校のお兄さん、お姉さんが、やり方を丁寧に教えてくれます。
大きなゴールに本物のサッカーボール。幼稚園の子供たちは、うれしくて張り切って、ゴールにシュートしていました。お兄さんお姉さんにも「上手やん!明日から一緒に出来るぐらいやん」と、ほめてもらいました。
後片付けも、小学校の先生のお話を聞きながら、体育倉庫へ片付けにいきました。
小学校のサッカーを体験出来た気持ちがよほどうれしかったようで、園に帰ってっからも「ぼくらね、学校でサッカーしてきたんやで」と、とても得意そうに話していました。
身近に小学校を感じられるのは、小学校と隣接する幼稚園のいいところだと思います。
小学校の先生のお話を聞いたり、お兄さんお姉さんの触れ合ったりしながら、小学校へのあこがれの気持ちが膨らんでいくのだと思います。


今日から新しい畑になります。その新しい畑にサツマイモ苗100株を、植えます。
先生から、「いつもは、苗は立てて植えますが、このサツマイモの苗はねかせて、葉っぱのところには土はかけずにこの茎のところだけ、土をかけてあげてくださいね」と、教えてもらいました。子供たちは「え~!!100個!!そんなに植えたら、夜になってしまうかもな~」といっていましたが、みんなの力を合わせて植えたので、あっという間に植えてしまうことが出来ました。
新しい畑はまだ開拓途中なので、小さい小枝や石が残っているところもあります。それもみんなで少しずつ取り除きます。
3歳児もも組さんが植えたあとすぐにサツマイモが出来ると思っていたようで、「さあ、サツマイモはどこにあるかな」と、話している子もいました。
新しい畑で、うまく出来るか少し心配していますが、今日から楽しみにしながら育てていきたいと思っています。


先日、カニを捕まえていましたが、そのカニが・・・・残念なことに・・・
5歳児ゆり組が「これ、もう動いてないな」「寝てるだけやで」「死んでるんちゃう?」「ううん、違うって今ちょと、動いた!」「やっぱり動いてないやん」なかなか死んだことを受け入れられないのか、死んでしまったかどうかを、みんなで話し合っています。
しばらくして、「こんなにカラカラやで」「お風呂の水なかったからかな」「ごはんあげてなかったからやん」「やっぱり、死んでしまったんやな」死んでしまった原因を話しあい始めました。
「これどうする?」「うーん、捨てる?」「ゴミ箱?」「埋める?」など話し合っていましたが、しばらくして子供たちは「あそこにしよう!」と、走っていきました。
あそことは・・・・ そうです、カニを捕まえたところです。
その場所へ静かに戻していました。子供たちになりに、その場所が一番いいと感じたのだと思います。
明くる日・・・子供たちは、昨日のカニを見に来ていました。

子供たちの心の中ではまだ、昨日のカニのことは続いていたようでした。
すると・・・「カニに!カニのところに・・・いっぱいのアリがくっついている」「ダンゴムシも・・・」
自然界での食物連鎖に遭遇した子供たちは少し驚いていました。
子供たちは生き物と接するとき、時には『死』ということにも出くわします。
言葉で伝えていくことは難しいですが、実際に体験することで、自分自身で気づき学んでいくのだと思います。
園では、子どもが自分なりに、生き物とかかわり、感じていくことができるようにまた 生きものを自分で育てることを通して愛おしさを感じたりする中で、「命」の尊さにも気付けるようにしていきたいと考えています。