さるすべりの花がきれいに咲いていたので、子供たちに紹介しました。
「この木はさるすべりって名前の木なんだよ」と先生から教えてもらうと、「面白い名前の木!」「おさるさんが、登れないくらいつるつるしているね」「だからさるすべりっていう名前なんだね」と、興味深々に木の幹を触ってみます。2階からは花が見られることが分かると、急いで2階へ・・・「きれいなピンクのお花・・・」「桜みたい」「とってもきれいね」
園には色々な木々があります。こうして名前を知ることで、親しみがわき、少し立ち止まって見たり、また関心が深まることだと思います。



今日から本格的に2学期がスタートしました。子供たちは、園庭では虫取り、クラスでは、友達と一緒に色んな遊びが始まっています。
今月、本園では運動会を行います。各クラスでもそれについてのお話が始まっています。
3歳児もも組のクラスでも、運動会に使う小道具の色を自分で選んだり、ダンスの曲を聞いたりしています。
4,5歳児のクラスでも、今日は初めてダンスの曲をかけて踊ってみました。
曲を聞いて、とにかく体を動かしてみる子もいれば、音楽をじっくり聴いている子もいます。
そばで見ていた3歳児も、一緒に踊ったり、楽器をもって参加したりする子もいました。
「この音楽、なんか楽しい!!」「ちょっと、はやいな~💦」「難しそう~」「でも、面白いで~」「聞いたことあるかも」子供たちの感想は様々でした。
これから、少しずつ練習をしていきますが、まだまだ暑い時期なので、無理のないよう、そして、子供たちが楽しめるように進めていきたいと思っています。


パリオリンピックがいよいよ10日後です。先日、日本バレーボールチームがこのパリの出場権を勝ち取りました。
春からメディアでも放送されていて、子供たちもバレーボールを見る機会がたくさんあったと思います。
園でも『風船バレーボール』が始まりました。ネットがわりに、荷造り用のひもを付けました。ひもだけですが、風船を手でたたいて向こう側に入れるだけでも、子供たちがバレーボールのイメージが広がるようです。
ルールも決めました。同じ人が続けて何回も風船にタッチしない、3回のタッチで向こうのチームに風船を入れる、本物のルールみたいです。本物志向が好きな5歳児はしっかり守りながら「アタック!!」「本当のバレーボールは手をくんで(レシーブのこと)するんやで」と、自分が見たことがあるバレーボールを遊びに取り入れようとしていました。
3,4歳児も同じように仲間入りして、とにかく風船にタッチしてひもの向こうに入れることを楽しんでいます。
初め、先生が点数をつけていましたが、そのうちに、子供たちの中から審判役で点数をつける子もでてきました。
野球やサッカーはよく子供たちも知っていますが、今回バレーボールが子供たちの遊びになったのは、オリンピックの影響もあるかと思います。この夏、ご家族でオリンピックの色々なスポーツを見る機会をぜひ楽しんでください。そして、世界の国々に関心をもってもらえる良い機会になってくれると嬉しいです。
2学期、子供たちからのオリンピックの話題を楽しみにしています。


園庭で遊んでいると音楽室から太鼓や笛、色々な楽器の音が聞こえてきます。
子供たちは、春からずっと気になっていました。
「今日も太鼓の音がするよ」「何の音楽かな・・・」先生と一緒に音楽室のそばままで行ったこともあります。
先日、音楽の先生に、子供たちが、「音楽を聞かせてください」と、お手紙を書いて渡していました。そして、今日は6年生の皆さんが招待してくれました。
小学校の音楽室ってどんなところなんだろう・・・子供たちは行く前からわくわく・・・
6年生が、♪ラバーズ コンチェルト♪という曲をグループごとに演奏してくれました。
子供たちも色々な楽器の音を真剣に聞き入っていました。演奏が終わると「すご~い」と」子供たちも手をたたいてとても喜んでいました。
その様子を見て・・・初めは、恥ずかしそうに演奏していた6年生が「みんなであわせて、もう一回したい」と言ってくれました。音楽の先生は「みんなですると大きい音になるから、びっくりしないかな」と、心配してくれましが、幼稚園の先生が「大丈夫です。ぜひ聞かせてください」とお願いすると、6年生が「よっしゃ~!!」と、みんなが活気づきました。
そして、最後は幼稚園の子供たちが、木琴や笛、ドラムなど自分の興味のある楽器のそばで、演奏を聞かせてもらいました。アコーディオンの楽器は見たことがなかったので、「ピアノが少しだけくっついてるな~」と、とても興味深そうに見ていました。6年生の方も「聞いてくれてありがとう」「また来てね」と、笑顔で手を振ってくれました。
校長先生が「どうでしたか?」と聞いてくれたので「楽しかった!」「素敵だった」「いっぱい楽器あった」と、子供たちも感想を伝えていました。校長先生が「また、見たい授業があればいってね」と、言ってくださいました。
幼稚園の子供たちにとって、小学校は憧れの場所であり、今回のように自分たちが見てみたい聞いてみたいと関心をもって、小学校のお兄さん、お姉さんと交流できたことが、とてもいい経験になったことだと思います。そして6年生の方にとっても、自分たちの演奏を楽しんで聞いている子供たちの存在が、ひとつの自信につながってくれたら嬉しいです。本当にありがとうございました。
