そろそろ園庭の栗の木が実りはじめています。「このイガイガどうしたらいいんよ~」子供たちは早く取りたいのに、このイガイガに戸惑っています。「いいこと考えた!」そういって、砂場からおたまを持ってくる子、虫網の先でつついてみる子、「ぼくは手袋がいいと思う」「ハサミでつかむのはどう?」色々な方法が思いつくようです。
「この中を開けるのはどうする?」そういって、投げてみたり、ハサミで開けようとしたり、「靴で踏んでみたら?」「よし!!」自分の体重をかけてみると「あ!!!」つるつるした栗が飛び出しました。「すべすべする」「つるつるやで」「ピカピカしてる」「ちょっとカチカチ」子供たちの感じる栗の感触はみんな違います。手にのせて、大事そうに眺めたり、友達と見せ合ったりしていました。
栗のイガイガに初めはちょっと困っていましたが、「栗を取ってみたい」という目的に向かって自分なりに工夫したり友達と考えを出し合ったりしながら楽しんでいました、
取った栗は・・・さあどうするのでしょうか?今のところ『わたしの、ぼくのくり』になっています。