園庭には冷たくて強い風が吹いています。
ナイロン袋をふくらましてひもをつけて風船にして、楽しんでいる3歳児。
手を離すと風にのって、少し舞い上がりました。一瞬驚きましたが「おもしろ~い」「ほんとの風船みたい」ほかの子供たちもナイロン袋にひもをつけ始めました。ナイロン袋を膨らまさずに結ばずにそのまま風になびかせると「風船にみたいにふくらんできた」「空気が知らない間に入ってきてる」風になびくナイロン袋の様子を見て楽しんでいました。
風が強く吹くと高く上がり、風がやむと「上がれへん」といって、自分で走りながらナイロンをなびかせていました。
ナイロン袋に絵を描いたり、持つ糸の長さを調節したりしながら、「もっと、上にのぼったら、よく飛ぶかも・・」と遊具に上に登って飛ばして楽しんでいる子もいました。
風という自然の偶発的なかかわりの中で、不思議さを感たり、面白さを感じたりしながら、遊びに取り入れていく子供でした。