園庭に数珠玉が出来てきています。数珠玉は、草丈1mほどのイネ科の植物で、9月から11月ごろ、硬くて光沢のある実をつけます。実を数珠として利用したことからこの名前になったそうです。3歳児もさっそく見つけて「これは何?」「種?」5歳児が「これね、数珠玉っていうんやで」「ここね、穴あいてんるんよ」と教えてくれていました。
5歳児をしている様子を見ながら、3,4歳児も挑戦します。
まず、はじめにクリップで穴を通します。すると中から白い細い綿みたいなものが出てきました。その穴にテグスを通していきます。小さい子供にとって、片手に小さい数珠玉、もう片方の手にテグスをもち、左右別々の動きが必要な動作は難しく、集中力も根気もいります。それでも、子供たちは夢中になって数珠玉を通していました。出来た時にはとても満足そうに「こんなにいっぱい!!」と、ネックレスやブレスレットを嬉しそうに見せてくれていました。
園では、子供たちには、身近な自然物を使って遊ぶ楽しさを味わってほしいと思っています。