小学校と幼稚園の間の通路は鉄の柱がたっています。大人の価値観では無機質で、あまり魅力的はありませんが、日ごろから、園庭の環境に積極的に関わっている子供たちはこんな場所までも柔軟な発想力で遊び場に変えてしまいます。
今日はボール遊びで、バスケットのシュートのように柱と柱の間にボールを通して競い合っていました。高い位置なので、なかなか難しいです。園にはいろいろな種類のボールがあり、重さ、大きさなど違います。何度か挑戦するうちに、「このボールならはいる!」というボールを見つけてきました。
そばにいた3歳児の子供たちは、木の棒でその鉄の柱をたたいてその音を楽しみはじめました。「カーンカーンって音がするよ」それから鉄棒、溝のふたあちこちたたきながら音遊びを楽しんでいました。
既成の遊具も楽しいですが、子供たちには、自分たちの力で面白い遊びを生み出す力を持っています。
遊びに使えそうなところを、自分たちで気づけたり見つけたられたりする力、そしてより遊びを面白くするための工夫する力が育ってきていることを嬉しく感じています。