和歌山市立 明和中学校

東照宮

桜 門

 

 東照宮は、元和七(1621)年、初代紀州藩主徳川頼宣公が18歳で五十五万石の太守として着任し、父家康を祀るために景勝の地天神山に創建しました。

 宮を建てるときには、有名な職人や絵師たちのほか、紀州藩の武士も大勢参加し、青石が敷き詰められた108段の参道は、武士たちが築いたので、「侍坂」ともいわれています。また、数多くの灯籠の一つ一つに奉納した武士の名前があります。

 東照宮には、重要文化財がたくさんあります。漆塗りや極彩色の精巧な彫刻、狩野・土佐両派の豪華な絵。左甚五郎の彫刻の多いのも天下希有である。桜門の朱塗りの極彩色は天下唯一といわれる。また、藩主の代々の刀剣や武具、着物、陶器などの秘蔵品があります。 

入り口の鳥居 侍 坂
108段の階段 東照宮 本殿

 

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