本日、2学期の終業式を行いました。まだ、暑さで外遊びもできない8月にスタートした2学期、83日間を頑張りきった子供達に、うれしい冬休みがやってきました。

終業式では、校長から「面倒なことや苦手なことをのりこえる力(気持ち)」について話しました。自分から挨拶ができる子もどんどん増えて、元気いっぱい、いつも楽しそうな子供達ですが、すぐに「え~いやや。」「めんどくさい。」「何書いていいか、わからへん。」など、苦手なことには逃げ腰な様子が見られます。
でも、それを前向きにのりこえることを繰り返すと、苦手をのりこえる「くせ」がついてきます。そうすると別の困難があっても「今回も、のりこえていけるだろう」と気持ちの余裕が出てきます。そして、面倒な気持ちや嫌な気持ちが小さくなっていく・・・。そんなお話をしました。

その後は、みんなで掃除をしてお世話になった教室などをきれいにした後、先生から通信簿をもらいました。2学期に頑張れなかったところは、ぜひ、3学期に「のりこえて」もらいたいと思います。

2026年を迎える時には、1年のめあてをご家族で話してください。良い冬休みを過ごしてください。
和歌山県海草振興局の水産担当の方による「魚の出前授業」が行われました。昨年、今年と6年生が和歌山の漁業や水産物についてのお話を聞き、学びを深めました。
魚の種類や栄養素、そしてきれいに食べる食べ方など・・魚クイズを交えて、楽しく学びました。

和歌山の漁業については、昔ながらの一本釣り漁業や、船引網漁業など、実際の映像を見ながら説明していただきました。
最後には、魚の標本を見せてもらいながら、魚のきれいな食べ方を教わり、給食では一人一匹の立派なアジをいただきました。子供たちは、「(食べ方)これで合ってる?」「きれいに骨がとれた!」など早速実践しながら、美味しく給食をいただきました。
栄養満点で美味しいお魚ですが、普段漁師さんたちの苦労や工夫まで思いを馳せることはなかなかできません。最後まで、きれいにいただくことが感謝につながる気がしました。
先週末に土曜参観がありました。今回は、人権参観ということで、「仲間づくり」をテーマにした教材を使った話し合いや、協働の作業など、各学年で取り組みました。大勢の保護者の皆様にご参会いただき、有難うございました。
1年生は、合同で「やきいも大会」をしました。木が湿気ていたのか火がなかなかつかず苦戦した時に、数人の保護者の方が色々と試しながら火起こしをしてくださいました。非常に頼もしかったです。

また「仲間」について考えたり、「ちがい」について考えるなど、教材を使って学習した学年もありました。教材を使って学んだことが、実際の生活に生きて、子供たちの暮らしがより楽しくなると嬉しいです。

また、参観後3時間目は、育友会主催の「校内清掃」を行いました。なるべく多くの保護者の皆様にご参加いただきたい、と今年はこの日に設定しました。
窓ふきを中心に、エアコンのフィルターや普段は行き届かない教室や廊下の隅々まで、綺麗になりました。特にトイレは、床についていたビニールテープの痕やスリッパの裏の汚れで黒くなっていたところなど、驚くほどきれいにしてくださいました。本当にありがとうございました。

いろいろな秋がありますが、「お祭りの秋」でもありますね。土曜日に育友会主催の「いさお東まつり」が開催されました。今年度は新たな取り組みとして、マジックショーとキッチンカーでの販売を行いました。
12時 キッチンカーが始まり、待ちかねていた人が列をつくりました。3台のキッチンカーには、終わりの時刻まで行列が続きました。運動場にいい香りが漂っていました。

12時45分 ダンスクラブの子供達のダンスから祭りがスタートしました。選曲から振り付け、自分達で考え、休み時間も練習した成果を発揮してくれました。

13時 マーベラス和歌山氏によるマジックショーが始まると、会場内が不思議な空気になりました。児童が舞台に上がってお手伝い?をするマジックもあり、笑いを誘うマジックもあり、楽しい時間でした。後に、マジックを間近で見ることができるコーナーもあり、大賑わいだったそうです。

13時30分 各ブースが始まり、子供達は射的やくじびき、ボウリング、輪投げなど楽しみました。射的の鉄砲は、地域の方が竹で手作りしてくださったもの、輪投げの的も育友会の方が手作りしてくださったものです。いいもの、当たったかな?

運動場では、消防団の方が「水消火器」の体験をさせてくれて、かわいいワッペンをもらった子供達はニコニコ顔でした。最後は子供達のお楽しみ大抽選会で幕を閉じました。

何カ月もかけてご準備いただいた育友会の皆様、ありがとうございました。新しい取り組みも、子供達の心にのこるお祭りになったと思います。