本園の隣に和歌山大学教育学部附属小学校があります。2,3日前から、附属小学校の森から、「ジージー!」と、音が聞こえてきます。子供たちは「せみ!せみ!せみの声や!!」「先生~あそこの森いきたいよ~」子供たちの、強い要望もあって、今日は、附属小学校へ虫取りにいってきました。「むこうから、きこえるで~」「この木にいてるんよ」「どこやろ?」「もっと、高いところちがう?」「「うーん 。声はするんやけどな~」「あれ?向こうから声がする」どうやら蝉は、子供たちの気配を感じたのか、移動してしまったようです。「あ!!あげはや」今度は、ちょうちょを追いかけ始めました。「こっちには、もんしろいてる」「トンボもいてるで」子供たちは、夢中になって網をもって追いかけました。「こっちには、でっかいアリの巣!」「ダンゴムシも幼稚園よりおおきいいな~」いつも、園から見えていた森の中には、たくさんの虫との出合いがあったようでした。
月: 2020年6月
園庭にちょうちょや虫がいるよ
園庭にちょうちょやバッタ見つけると「こっちにあげはがいるよ」子供たちは網をもって虫取りを始めます。ミカンの木についていたアオムシも成長して、ちょうちょとなって、園庭の花壇にやってきています。
子供たちは虫取りが大好きです。虫をとった後は、図鑑で調べて、どんな名前なのか、飼育するためにはどんなものがいるのかを友達と一緒に考えています。年長組になってくると、『小さな命』に心を寄せることが出来て、「やっぱり、この小さいかごやったら、かわいそうやから、見たら、かえしてあげよう」と、一度捕まえたあと、また、みんなで「バイバーイ!!またきてよー」と、虫かごからだしてあげている姿もみられています。虫取りを通して、生き物の命の尊さにも少しづつ、気づけるようにしていきたいと思っています。