サッカー教室でサッカーをしたことが楽しかったようで、4歳児きく組がサッカーをやり始めました。
でも、幼稚園にはサッカー教室のようなゴールがありません。
「前みたいなゴールあったらええのにな~」きく組の子供たちも少し残念そうです。
ゴールにボールを蹴っていれたことが、とても楽しかったようです。「ゴール!!ってやりたかったんよな~」「うーん・・・」「どうする?」「どうしよ・・・」周りを見渡し「そうや!あれつかおう!」
すぐにみんなでコンテナを運んできました。コンテナは、色々な遊びにも使っているので、その特性をよくわかっています。いつもは、雲梯や登り棒など高さが足りないときよく使ったりしています。そのコンテナを4つ並べて、2つゴールらしきものを作りました。その前にキーパーが立って守っています。「いい感じやん」「いけるかも」「やってみよう」自分たちで考えたゴールに満足そうでした。



同じものがなくても、今あるものをゴールに見立てられる力、自分たちでどうするか相談し考えて作りだす力がついてきている4歳児の成長をそばで見守っていて頼もしく思いました。
語り森の方が来てくださって、素話を聞かせてくれました。
いつもように、ろうそくに火をともして、お話がはじまります。
3歳児ばら組は、イギリスのお話『ネズミとねこ』ネコがネズミのしっぽを取ってしまって、それ取り返すためにネズミがあちこちにお願いするお話でした。
ばら組さんも、お話の世界に入り込んで、集中して聞いていました。


4歳児きく組では、『だんごのむこ』『3匹の子豚』のお話をききました。3匹の子豚は子供たちの知っているお話とは少し違うところもあり、最後にオオカミが豚さんに食べられるというストーリーに思わず「え~!!」と、ビックリ場面も・・・

5歳児もも組では、『星の銀貨』『ホットケーキ 』のお話を聞きました。
星の銀貨のお話では 貧しいですが心優しい女の子が、出会っていく人たちに、自分の着ているものや持っているものをすべてあげてしまい、最後は何になくなってしまう、そんな少し悲しいお話でした。子供たちも「女の子大丈夫かな・・・」心配する声も。でも最後に空から、星が降ってきてそれが銀貨になって幸せに暮らしましたとお話が終わると、「あ~よかった。」と、安心した表情になっていました。子供たちも、この女の子の気持を寄せながら聞いていました。

素話は、本当に自分でお話の世界に入り込んで、そして、想像力を働かせていく魅力があります。
絵本とはまた違いますが、『聴く』ということで、様々な世界が広がっていきます。
もう、秋もそろそろ終盤にさしかかっています。そんな時期ですが、幼稚園の花壇に小さいヒマワリがさきました。
実はこのヒマワリは、夏に幼稚園の塀を超えるくらいまで成長したひまわりの種です。
5歳児もも組さんが、その種を取って、「この種、もう一回植えてみよう」ということで、試しに植えてみたのもです。「どうなるかな~」「咲くかな~?」「夏ちゃうから、あかんのちゃう」そんなことを言いながら、植えてみました。
すると・・・今年は残暑が厳しかったこともあり、芽が出始めました。花までは無理かなと思っていましたが
なんと、お花も咲きました!! 子供たちもびっくり!!「おっきくないけど、きれいなお花」
子供たちの「どうなるかな??」という探究心のおかげで、職員も「こんな時期に咲くこともあるんですね」と、子供たちと一緒に感動しました。




今年も、幼稚園展がはじまりました。 一人一人の自分なりの表現がいっぱいつまった作品を展示しています。色々な素材を、その子の感性を活かしながら、楽しんで作っている作品です。
3歳児はお迎えに来てくれたお家の方に、「ほら~見て見て!!上手でしょ」「自分で全部作ったんやで」得意そうに見せている姿も・・お家の方も「どんなにしてつくったん?お話してよ~」と作品をみながら、お子さんにお話ししてくれている方もいらっしゃいました。
幼稚園参観週間に来て下さった4,5歳児のお家の人も「昨年より、色々なものを使って作ってるわ」「丁寧に作れるようになってるわ」「ダイナミック!!」など、作品からお子さまの成長を感じている言葉が聞こえてきて、嬉しく思いました。

県のサッカー協会の方が来てくださって、ボールを使った色々な運動、そしてサッカーを教えてくれました。
3歳児ばら組さんも2回目のサッカー教室でしたが、コーチから「前よりも並ぶのが上手になってるね」と、ほめていただきました。ばら組さんは、ビブスを着るのではなくて、手で回したり、畳んだビブスを踏まないように飛び越えたりしました。そのあと、ボールを蹴ってお散歩させました。ボールがなかなかいうことを聞いてくれなくて「なんで、あっちにいっちゃうんよ~」気まぐれボールに困っている子も。それでも、あきらめずに何度も挑戦していました。




4歳児きく組は、ボールを高くあげてキャッチしていました。「もっと高く投げられるかな」とコーチに言われて、「よ~し!もっとたか~く」と上にあげていて、受け止められず、顔でキャッチしてしまう場面も。コーチに「ボールから目を離さんと、しっかり見るんやで」アドバイスをもらって何度もチャレンジしていると「やった!!とれた」という子も出てきました。そのあと、男の子、女の子に分かれてゲームを楽しみました。

5歳児もも組は、ボールを足で蹴ってコーンを倒すゲームをしました。男の子と女の子に分かれて、どちらが早くコーンを倒すか競争です。1回目は女の子が勝ちましたが、2回目は「絶対負けないぞ」と、張り切っていた男の子の勝利でした。そのあと、男女に分かれて、サッカーのゲームをしました。ゴール目指してボールを追いかけます。キーパーになった子もゴールされないようにうまく守っていました。
コーチも「年長さんは、さすが、けるのが上手!」「ゴールも狙えているよ」と、ほめていただきました。
足でボールを扱うのは難しいですが、夢中でボールを追いかけることで、運動量も多くなりまた体幹が定着してくるそうです。
また園でも サッカーを楽しんでほしいと思っています。


幼小連携・避難訓練を実施しました。
防災無線の緊急地震速報チャイムを聞いての避難訓練です。
いつもの避難訓練とは違い、あまり聞いたことのないチャイムだったので、少し子供たちもびっくりしたかもしれませんが、落ち着いて先生のお話を聞いて、まず部屋ではダンゴムシのポーズで頭を守りました。「揺れがおさまったので小学校に避難しましょう」の放送を聞いて防災頭巾をかぶって小学校へ避難しました。
そのあとは、「津波のおそれがあります」小学校の先生のお話を聞いて、学校の南校舎3階に避難しました。避難の際には、5年生のお兄さん、お姉さんに手をつないでもらって、3階まで、連れて行ってもらいました。5年生は「大丈夫だからね」「手すりをもって階段いこうね」「ゆっくりでいいよ」など、心配しないように声をかけてくれていました。
幼稚園の子供は、初めて入る小学校の教室で、ドキドキ。それでも、小学校の先生や幼稚園の先生のお話もしっかり聞き、無事に避難することが出来ました。

今年もレクウォークが中止になってしまいましたので、その代替の行事として、Pickスポーツグループの平井敏喜先生に来ていただき、親子で触れ合える「親子体操教室」を実施しました。
新聞紙を使ったり、タオルを使ったり、ご家庭ですぐ用意できるものを使って、お家の人と運動遊びをしました。タオルを投げあったり、回したり、新聞紙を小さく切ったものを上から落としてキャッチしたり、丸めてボールにしてサッカーのように足で蹴ったりと、子供も大人も体を動かして、楽しい時間を過ごしました。また、おうちでも挑戦してみてくださいね。

幼稚園の園庭には、たくさんの実のなる木があります。
5歳児もも組さんが、今の時期になると、これまでの経験から「そろそろ、柿がオレンジになっているかも!!」と、柿の熟し具合を見に行きました。「食べられそうやで~」と、友達にもお知らせしています。
もも組が収穫した柿を4歳児きく組が見て、「あんなん、どこにあるん?」「ぼくもほしい!」もも組が「ここにあるんやで、オレンジのんしかあかんで」と、得意そうに教えてあげます。もも組やきく組が柿を大事そうにもっているのを、3歳児ばら組さんもよく見ています。「わたしもあんなんほしいよ~」「どこにあるかわからん」近くにいた、きくさんが「教えてあげるよ」と、案内してくれました。
もも組さんに教えてもらったように「オレンジのんがいいんやで」と、アドバイスしていました。子供たちの伝えていく力はすごいですね。
おうちの人からも、「あの柿、なかなかおいしかったですよ」と、お知らせしてくれる方もいらっしゃいました。

秋の遠足で、白浜アドベンチャーワールドへ遠足に行ってきました。
大きなバスにみんなで乗って「ぱんださんに会えるかな~」「ぼくは、チーターを見たいんだ!楽しみ!!」みんなワクワク。
子供たちに無理のないように計画していたので、アドベンチャーに着くと、ショーを見に行くクラス、先にケニア号に乗って、動物を見にいくクラスなど、学年で分かれて行動しましました。
ケニア号では、近くで動物を見ることが出来たので、子供たちも「ライオンの女の子はみんなと一緒に寝てるね」「きりんさんがご飯たべてる」「白いトラさんがこっちを向いているよ」など、すごく興味をもって見ていました。
家族でアドベンチャーワールドに来たお友達もたくさんいるかもしれませんが、同じ場所でも遠足だからこそ、友達と一緒に、同じものを見て感動したり、共感したりする楽しさが味わえることもたくさんあります。
また、遠足では、色々なことを子供たちは経験しています。
バスの中でもマナーも教えてもらいます。それは安全につながる大事なことです。
幼稚園の先生以外の人のお話を聞く大切さも感じています。(ケニア号に乗る前に係員さんからのお約束もしっかりと聞けていました。)
公共の場で守らないといけないことも学びます。他の人の迷惑にならないように並んで歩く大切さも感じていました。
園外保育だから、子供たちもこのような必要性に気づきます。今回の遠足でもきっと子供たちは、楽しい思い出とともに、大切な社会生活のルールを守る大切さを学ぶ機会にもなっていました。

運動会の練習も終盤を迎えています。5歳児もも組さんも何度もリレーを走って最終チームが決まってきたようです。「こんどは、ぼくが一番最後走るわ!」「まかせて!!」走る順番を自分たちで相談しながら、決めていました。

バトンの受け渡しも上手になってきています。
「ハイ!!」かけ声とともにバトンを渡します。バトンをもらってすぐに走ります。
「がんばって~!!」チームの応援にも熱が入ります。


最後のアンカがスタートすると応援はマックスに!!
勝っても負けても、自分たちで決めた順番で走っているので、満足そうでした。
3曲踊るダンスも自信をもって踊れています。

幼稚園最後の運動会・・・クラスみんなで気持ちを合わせてそして運動会を思いきり楽しんでほしいと思います。