今日の授業の様子
先日からのchromeブックの引き渡しにご協力いただきありがとうございました。
ニュース等の報道を見ていても、新型コロナウィルス感染の収束の兆しが一向に見えてきません。学校でも登校したくとも感染不安のために登校できない子どもたちが各学年にいます。
そんな子どもたちのために、各学年では時間を決めて『ハイフレックス(Hybrid-Flexible)型授業』(対面型の授業を行いながら、授業をリアルタイムで配信する授業形式)を行っています。

ほとんどの家庭でうまく接続でき、ハイフレックス型の授業を行うことができました。もしうまく接続できない場合は学校までご連絡ください。
ぐるりんメールでもお知らせいたしましたが連日のアンケート回答へのご協力、本当にありがとうございます。引き続きホームページでも、普段の学校の様子を掲載していきますのでご覧ください。
伝えたい言の葉「百人一首の世界」(4年)
今日の3時間目、4年生の教室では国語で百人一首を学習していました。
教科書には、百人一首の中でもとくに有名な十首を取り上げていて、子どもたちはその十首を使って「十人一首」でかるた大会を行いました。
まずは、友達と一緒に短歌を覚えます。その後グループに分かれて隣の教室で十人一首大会を行いました。

教科書に紹介されていた十首は、
①嵐吹く三室の山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり (能因法師)
②春過ぎて夏き来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山 (持統天皇)
③田子の浦うち出でて見れば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ (山部赤人)
④奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき (猿丸大夫)
⑤天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも (安倍仲麿)
⑥君がため春の野に出でて若菜つむ わが衣手は雪に降りつつ (光孝天皇)
⑦久方の光のどけき゚春の日に しづ心なく花の散るらむ (紀友則)
⑧人はいさ心も知らず古里は 花ぞ昔の香ににほひける (紀貫之)
⑨秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ (左京大夫顕輔)
⑩ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる (後徳大寺左大臣)
4年生の子どもたちはすぐに覚えて、上の句を読み始めるとすぐにとれるようになっていました!
日本の文化に触れることのできた素敵な時間となりました。
わうくらす(4年)
今日の5時間目、体育館に和歌山県動物愛護センター
の先生方をお招きして、4年出前授業「わうくらす」が行われました。
「わうくらす」(Wakayama Animal Welfare CLASS)」は、動物を通して命の大切さや他者とのかかわりを学ぶ、動物愛護センターが行っている事業です。
今回は4年生のみんなが、犬たちと触れ合いながら犬の特性や接し方について学習しました。

「今日わかったことを、お家の人やお友達にも教えてあげてね。」と先生から声をかけてもらいました。
ぜひお家でも、今日の授業についての話を聞いてあげてください。
「わうくらす」は、全部で4回行われます。次回は来週の月曜日に行う予定にしています。