和歌山市立東中学校

人権特設授業を行いました

10月26日(火)2・3限目、全学年で人権特設授業を行いました。1年生は「障害者理解」をテーマに紀北支援学校の先生に来ていただき、支援学校の仕組みや様子、それから障害者に対する支援の考え方や方法について、リモートで講義してくれました。2年生は「男女共生」について、仕事の在り方や生き方についてワークシートを使いながら考えました。3年生は「同和問題」について、同和地区出身者への偏見や差別を題材にしたビデオを鑑賞し、その問題について考えました。紀北支援学校の先生の講義の中に、「語彙が乏しい子の発言は読み替えてチェンジするといい。」という説明がありました。例えば、語彙の少ない子の言葉をチェンジとは「うるさい!」(→静かにしてね)「ちゃんとして!」(→がんばろうね)「走るな!」(→歩こうね)「するな!」(→やめてね)「できない!」(→手伝ってください)「むずかしい!」(→教えてください)というようにするとトラブルも起きないということです。本当に、語彙が少ないにかかわらず、聞く方も言う方もチェンジ後の言葉で暮らせれば、心穏やかな生活ができると実感させられました。

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