和歌山市立福島小学校

8月28日(木)「みんなー大好きー」の影響?

8月28日(木)、いつものように授業や子どもたちの様子を見るために各教室を回っていると、とてもうれしい出来事がありました。言葉の大切さと伝え続けることの大切さを改めて実感する機会となりました。

1年生の教室。道徳の授業を行っていました。黒板には「言葉について考えよう」と書かれており、ふわふわ言葉とちくちく言葉とも書かれていました。言ってもらうとうれしい気持ちになる言葉や言われると嫌な気持になる言葉にどのような言葉があるか考え、自分の言動を良くしていこうと思える授業でした。

授業の様子

1年生のみんながどのような言葉を書くのか興味があり、一人ひとりのノートを見ました。すると、驚きと感動が押し寄せてきました。ふわふわ言葉(言ってもらえると嬉しい気持ちになる言葉)のところに、「だいすき(大好き)」と書いている子がとても多い。

道徳のノート

「大好き」という言葉は、校長先生が始業式や終業式で何度も言ってきた(大きい声で叫んでいた?)ことばです。これまでの学校だよりにあるように、校長先生が福島小学校に赴任するにあたり、この学校にどんな児童、保護者、先生がいようとも福島小学校に関係するすべての人を大好きになると決意した言葉。そして、子どもたちに対して、福島小学校にたくさん響き渡るようになってほしいとの気持ちを込めて熱く語った言葉。その言葉が、何気ない授業の中で多くの子どもたちが書いてくれていることに本当にうれしく思います。

みんなの意見

そういえば、思い出しました。始業式が終わった後の、各学級の様子を見に行った際にある児童が言った言葉。

「校長先生、チャイムの音、『キンコン カンコン』じゃなく『みんなー、大好きー。』にしたらいいんと違う?」

 

福島小学校の子どもたちは本当に素敵な心をしていると、本当にうれしくなる出来事でした。

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