8月25日(月)、2学期始業式を行いました。今日も本当に暑く、8:45~9:05までの約20分間の式となりましたが、皆さん集中して始業式を迎えることができました。
校歌斉唱の後、校長先生のお話、表彰(学校美術展入賞者の表彰、九頭神社俳句大会入賞者の紹介)、新任の先生の紹介を行いました。
以下に校長先生の始業式の式辞を紹介します。
全校の皆さん、おはようございます。今日から2学期が終わります。大好きな皆さんと久しぶりに会うことができて本当にうれしいです。
さて、夏休み前に配布した学校からのお知らせ「楽しい夏休みに(7月18日)」の中に、「日ごろ学校生活ではできない体験や学習をする機会をつくって欲しいと思います。」という一文があったのですが、皆さんは、どのような夏休みを過ごしましたか? 校長先生は、夏休みに色々なことに挑戦してきました。2学期の始まりにあたって、先生が挑戦したことの1つの出来事とそれから学んだことを、大好きな皆さんに伝えたいと思います。 校長先生は、阪神タイガース元監督の矢野燿大さんのお話を聞かせていただきました。心の大切さを伝える素晴らしいお話で、先生はすごく感動したし、もう、本当に最高でした。それを皆さんにお話しします。 お話で出ていたのは、 心×行動=結果 です。1つの行動をするとしても、心の状態が10であれば、その結果は10×1=10、心の状態が100であれば、その結果は100×1=100です。何事にも取り組む時の心が良い状態であることが大切だということです。そのことについて、矢野監督の就任1年目のエピソードをお話ししてくれました。これがもう感動なんです。 2019年9月20日の時点で5位、残り6試合で優勝どころか3位に入ることも絶望的でした。試合に対するやる気が起こらない状態だったのです。しかし、矢野監督は、チームでミーティングを行い、熱く語ったそうです。「みんなは子どもの頃、将来プロ野球の世界で野球をしたいと思ったはずだ。俺たちはプロ野球の世界で野球をできている、俺たちは子どもの時の「夢」の中で生きている。残りの6試合、その喜びを感じ感謝の気持ちを大切にして戦っていこうじゃないか。」・・・ 選手たちは期待に応えて全力で頑張ってくれました。残り6試合を6連勝で飾りました。 校長先生は矢野燿大さんのお話を聞いて感動しました。そして、大好きな福島小学校の児童の皆さん、先生たち、保護者の皆さんに伝えたいと思いました。このお話をすることで、皆さんが幸せになるための良い情報を伝えることができると感じたからです。 2学期は、9月に6年生の修学旅行、10月には全学年で運動会、秋フェス、5年生の加太合宿、11月に1~4年生の遠足、等たくさんの行事があります。秋フェスについては、育友会の皆さんに加えて地域の皆さんからもたくさんの協力をいただきます。それらの行事が行えることへの感謝の気持ちをもって、最幸(最高)の心の状態で取り組むことを期待します。
最後に、私の2学期の夢についてです。校長先生のお話の最後には、いつもの「あれ」があるのですが、校長先生が「みんなー」と言った後、「大好きー」とみんなで言えると嬉しいと思います。先生が「みんなー」と言った後、心の中で「1,2」と数えた後「大好きー」と言ってください。お願いですから先生を一人ぼっちにしないでくださいね。それでは行きますー。 「みんなー、大好きー。」 これで校長先生のお話を終わります。 |
追記:始業式の後、校長が各教室を回った時に、ある児童がとてもうれしいことを言ってくれました。
「校長先生。チャイムの代わりに校長先生の『みんなー、大好きー』にしたらいいと思います。」
この言葉を聞いて、校長先生は、本当にうれしかったです。「みんなー、大好きー」がチャイムのように、福島小学校の学び舎に響き渡るようになってほしいですね。