NPO法人「BLUE OCEAN」の方々をゲストティーチャーにお迎えし、3年生と5年生が漂流物(貝殻)アートを楽しみました。

「設計図」と称して事前に自分が作りたいデザインをしており、それに合いそうな貝殻を選んでいきます。
びっくりするほどの量の貝殻を前に、バーゲンセールのように貝殻を選ぶ子ども達。かわいい形や色の貝殻に目移りしながら、手に取った貝殻を基に設計図とは違った物ができるのも、創造活動の良いところですね。
グルーガンという道具を使って慎重にくっつけていきます。3年生も、5年生も工夫を凝らした見事な作品が出来上がりました。どの子も素晴らしい集中力を発揮していましたよ。

海の見えるリゾート地で本当にありそうなホテルの名前。きらりと光るネーミングセンスも発揮!
「モチモチの木」を作ろうと思いついた発想も素晴らしいです。「豆太」と「じさま」が今にもやってきそうな佇まいですね。
11月20日(土)の午前中に育友会行事の「地引網体験」が行われました。
集合後、まずは海岸の清掃作業を行いました。探さなければゴミがない状態でしたが、大人も子どもも「集まって下さ~~い」の声がかかるまで、一生懸命作業をしてくれました。 時間に合わせて漁船も到着です!!

「さぁ、みんなしっかり引っ張って~~~~!!」和歌浦漁港の横田さんの声掛けに合わせて全員で一生懸命網を引っ張ります。「まだまだやぞ~~」「どんだけ~」「網の最後まで~」「魚見えたらやる気でるのに~」「うわ、網濡れてる!服濡れた~~!!」「網濡れてるのは当たり前や~」などなどたくさんの声をあげながら網を引き上げました。

鯵、かんぱち、たこ、いかなど、たくさんの海の生き物を収穫し、漁師さんがその場でさばきみんなに配ってくれました。「おいしい~~~~」「たこの歯ごたえすごい!」「まだ余ってるん?もらいに行こ~~~」と大盛り上がりでした。さらにお弁当タイムで、和やかなグループとにぎやかなグループと、それぞれに楽しい時間を過ごし、解散しました。


また来年も地引網で楽しい時間を過ごしたくなる、素敵な一日(午前中)でした。


3年生の玄関掲示はスチレン版画です。壁一面に多色刷りのカラフルでとても素敵な作品が、所狭しと掲示されています。縦・横・斜めにローラーを使い、自分だけの素敵な版画が仕上がりました。
学校開放の際にはこの壁面が皆様をお出迎えしてくれます。
「紀の国緑育推進事業」として毎年恒例の森林教室へ行って来ました。5年生は今年度初めてのバス移動です。いつもより興奮気味でした。

「バスの後ろに座る人から先に乗りますよ~。」
感染対策(会話対策)なのか、バス会社さんが、出発のアクセルとほぼ同時に映画を上映してくれました。粋な計らいで森林を大切にすることをテーマにした映画でした。

紀美野町農村総合センターに到着。広い体育館の扉を開放し、換気を十分に行ったうえで、午前中は森林や林業についてのお話を聞きました。写真、動画、道具の紹介など、子ども達が退屈しないように工夫を凝らして約1時間の授業を展開してくれました。

授業の終わりに、花粉を模した工作をしてくれました。花粉(模型)を輪ゴムで高く飛ばすと、クルクルと回りながら落下してくる仕掛けです。「うお~めちゃ高い!!」「2階(観客エリア)に乗った~。先生どうしよう!!?」「屋根の鉄骨に乗った~~信じられん!!!」と大盛り上がりでした。
芝生の広場でおいしく楽しくお弁当をいただき、午前の部終了です。

午後からはバスで移動し、林業(間伐)体験へ!「和海紀森林組合」の方々がみんなを歓迎してくれました。
ヘルメット着用!のこぎりを一人一つずつ装備!一列になって出発!一列で森へ入っていく子ども達、とてもかわいいです。

予め決めておいてくれた木を、順番に切ります。力尽きるまで全力で切ったら次の人へ、自分の番が終わったら場所を移動し、ひたすら丸太の輪切りでコースターづくり!休む時間も惜しんでずっとのこぎりを動かしていました。「あたし12個切ったで」「先生みて!めっちゃでかいやろ!」誇らしげに話しかけてくる子ばかりで嬉しかったです。
切り口が出来上がった木をいよいよ倒します。上の枝が隣の木に引っ掛かり、なかなか倒れず、ついには全員で木を倒しました。そのチームワークは天才的!「おおきなかぶ」を連想させる協力っぷりでした。

倒れた!と同時にサッと輪切り作業に切り替わり、黙々と作業を再開する5年生。この切り替えも天才的!!
たくさん学んで、たくさん体験できた一日でした。