和歌山市立 和歌浦小学校

5年生 森林教室

「紀の国緑育推進事業」として毎年恒例の森林教室へ行って来ました。5年生は今年度初めてのバス移動です。いつもより興奮気味でした。

「バスの後ろに座る人から先に乗りますよ~。」

感染対策(会話対策)なのか、バス会社さんが、出発のアクセルとほぼ同時に映画を上映してくれました。粋な計らいで森林を大切にすることをテーマにした映画でした。

 

紀美野町農村総合センターに到着。広い体育館の扉を開放し、換気を十分に行ったうえで、午前中は森林や林業についてのお話を聞きました。写真、動画、道具の紹介など、子ども達が退屈しないように工夫を凝らして約1時間の授業を展開してくれました。

 

 

授業の終わりに、花粉を模した工作をしてくれました。花粉(模型)を輪ゴムで高く飛ばすと、クルクルと回りながら落下してくる仕掛けです。「うお~めちゃ高い!!」「2階(観客エリア)に乗った~。先生どうしよう!!?」「屋根の鉄骨に乗った~~信じられん!!!」と大盛り上がりでした。

芝生の広場でおいしく楽しくお弁当をいただき、午前の部終了です。

 

  

午後からはバスで移動し、林業(間伐)体験へ!「和海紀森林組合」の方々がみんなを歓迎してくれました。

ヘルメット着用!のこぎりを一人一つずつ装備!一列になって出発!一列で森へ入っていく子ども達、とてもかわいいです。

 

 

予め決めておいてくれた木を、順番に切ります。力尽きるまで全力で切ったら次の人へ、自分の番が終わったら場所を移動し、ひたすら丸太の輪切りでコースターづくり!休む時間も惜しんでずっとのこぎりを動かしていました。「あたし12個切ったで」「先生みて!めっちゃでかいやろ!」誇らしげに話しかけてくる子ばかりで嬉しかったです。切り口が出来上がった木をいよいよ倒します。上の枝が隣の木に引っ掛かり、なかなか倒れず、ついには全員で木を倒しました。そのチームワークは天才的!「おおきなかぶ」を連想させる協力っぷりでした。

倒れた!と同時にサッと輪切り作業に切り替わり、黙々と作業を再開する5年生。この切り替えも天才的!!

たくさん学んで、たくさん体験できた一日でした。

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