毎日、園庭で子供たちは、ダンゴムシ探しに夢中になっています。
友達と一緒に、植木鉢の下を探したり、プランターを動かしたりしながら、たくさんのダンゴムシを見つけました。
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「広いのに、入れてあげよう」「みんなで、ダンゴムシをみたいなぁ」「これだったら、動かせるし、みんなで見れるんちゃう?」と考えて、トロッコに土をいれて、移動式のダンゴムシの家作りが始まりました。
午後、子供たちが「ダンゴムシ、何食べるんかな?」「‟葉っぱを食べる”って書いてる」「リンゴ、ビスケットだって!」と図鑑を見ながら調べていると・・・。
ある日、「赤ちゃんが生まれてる!」「エッ、どれ?」「ほんまや」「小さいなぁ」「いっぱい、生まれてきた」「そっとおいてあげよう」と、白い小さなダンゴムシがお母さんのお腹の中から生まれている瞬間に遭遇することができました。こういった体験を通して、子供たちは、ダンゴムシにも命があることを知り、慈しむ気持ちや不思議だなぁ、可愛いなぁなど、いろいろな感情が育まれるのではないかと思います。
「ビスケット、お家にあるから持ってくるわ。私、食べるんちゃうで」「ダンゴムシにあげるんやなぁ」「じゃあ、先生は、リンゴ持って来てね」など、子供たちが話し合いながら、どうすればダンゴムシの赤ちゃんが大きくなっていくのか、喜ぶのかを考えながら飼育しようとする姿が見られました。