和歌山市立 西和佐幼稚園

きく組さん(5歳児) 小学校へ遊びに行ってきたよ!!

今日は、以前から行きたかった小学校へ遊びに行ってきました。

小学校へは年中さんの時から 何度か遊びに行っていたので楽しそうなところや

気になるところがあったようです。

まず目につく大きなタイヤにのぼってみたり、

「わーおっきいなあ」「のぼれたわ」

穴から顔を出してみたり、

「こっちだよー」

「よいしょ のぼるの難しいけど おもしろいなあ」

「ここから とべるでー」

「とべたー」

「ここも くぐれた」

「トンネルみたい」

「中 歩けたわ」

そこへ小学校の先生が様子を見に来てくれました。

ずっと、教室の窓から見えていた人体模型が気になっていた子が、

「学校の先生 来た」「先生に聞きに行こう」

「先生、ここ何の部屋?」「なんやと思う?」

「大きくなったら 勉強する部屋やで」

「こんなん 勉強するんか?」

そして、気になることを解消できるように

園長先生がカギを持ってきてくれて、中に入らせてくれました。

「わーこれすごいなー」「人間や」

トウモロコシの発芽をしているのを見つけて

「これ なんやろ」

「メダカもいてる」「ほんまや」

「ここにも 骨あるで」

 

先ほどの先生の周りにみんなが取り巻き、

「ドラム缶 登りたい」

「先生 手伝ってー」と、自分から声をかけに行っていました。

   

「ここ 狭いから3人までやでー」「わかったー」

 

「あっ あそこにお兄ちゃんいるかも」

「あれ 何なん?」

「一輪車かな」

   

たくさん 遊んだ後は、大好きなビオトープや給食室の近く、

教室の近くをお散歩しました。

「あれ 何の花?」

「わー ダイコンから花咲いてる」

「これ、アサガオ?」「ミニトマトもある?」

「ホウセンカや」

「キショウブもある」植物に詳しい友達は みんなに教えてくれました。

スイレンの葉っぱを見て「あれ、カエルの乗る葉っぱやでなあ」

「わーアメンボいてるー」

途中で、休憩時間になり1年生にばったり会いました。

「何してるん?」

「ダンゴムシ見つけたんよ」

1年生の先生にも会い、「また幼稚園にも遊びに行ってもいい?」

「うん いいよ」「じゃあ また一緒に遊ぼうね」と約束をしました。

 

お隣にあるからこそ、すぐに遊びに行ける小学校です。

先生同士が仲良く、いつでも受け入れてくれて、幼稚園にも来てもらっています。

幼稚園と小学校が仲良く連携をすることで、子供たちも保護者の方も安心して

いただけるのではないかと思っています。

まだまだ始まったばかりですが、この1年もたくさんの交流をして、

小学校の先生方に幼稚園のことや子供たちのことを知ってもらう

機会を作っていきたいと考えています。

なかよし広場(未就園児の集い)をしました

5月17日(金)2回目のなかよし広場を行いました。

今日も 皆さん来ていただいてありがとうございました。

準備をしていると、5歳児きく組の子供たちが手伝いに来てくれました。

「おはようございます!」

「ここに名前書いてください」

「これ(名札) 貼ってね」

いつも大人気の砂場では 型抜きやスコップで楽しそうに遊ぶ様子が見られます。

「これ、貸してくれる?」

なかよしさん同士でも声掛けができていました。

木陰でちょっとひとやすみ

皆さん、これから暑くなるので、お茶やお水などもご準備くださいね。

たくさん好きな場所で遊んだ後は、

なかよしさんが 昨年度に植えたジャガイモを掘りました。

畑の状況から 前日 ホームページでお知らせしましたが、このようなことが

時々あるので、皆さん いつもチェックしていてくださいね。

マルチをはがして、よいしょと茎を引っ張りましたが、ジャガイモはついてきません。

でも、土の中にはどっさりのジャガイモがゴロゴロ出てきました。

「あったー」

「ここにも いっぱいあるよ」

ジャガイモをとっている子から虫を見つけて取ろうとしている子、

虫が苦手で「ぎゃー」となっている子、様々でしたが、皆さんたくさんのジャガイモを

収穫しました。

さてさて、そこへ5歳児きく組さんが水やりにきました。

「ジャガイモを掘ってるの?」

「もう できてる?」

葉っぱが茶色くなったらジャガイモが収穫できると

考えていたので、心配で見に来てくれました。

「わーいっぱい出来てるやん」

「もう 収穫できるなあ」と、

なかよしさんのジャガイモをとるのを手伝ってくれました。

きく組さん ありがとうね。

次回は、5月31日(金)です。

自分のペースで楽しく遊んだり、在園児と触れ合ったり、その時その時の状況で色々と

楽しいことが出来るようにと考えています。

皆さん、またお越しくださいね。お待ちしています。

 

なんで? かたまりが なくなったよ

昨日、園庭の築山を耕運機で耕しました。

大きな築山は おいておくと雨で固まり、表面が硬くなります。

昨日は雨上がりだったので耕しました。

いつもは ふわふわになるのですが、今回はふわふわと、土の塊がゴロゴロといった感じでした。

4歳児ゆり組の子供たちが 何やら山に登っては、おりてきていました。

「これにしよう」「これもいいでなあ」

「・・・」黙ったまま たらいの水の中に入れました。

「あれ?なくなった」

「えっ?消えた」

(子供たちにとっては)大きな土の塊が、水の中に入れて触っているうちに

消えてしまったようです。

「なんで?かたまりが なくなったよ」

そして、「見て こんなちっちゃい石が出てきた」

水に入れる前は大きな塊だったのに、

なくなってしまったり、ちっちゃい石になったりと、

不思議なことがいっぱいで 最初のうちは、みんなきょとんとした

表情で、自分の手のひらを見つめていましたが、すぐにそれが面白くなってきたようで、

「これはどうなるかな?」

「これは消えるかな」と言いながらお気に入りの塊を探し始めました。

「この辺にあるかな」

  

「なかなか とれやんな」

「おーい いいのあったでー」

「みんなで ためしてみよう」

最後には、3歳児のたんぽぽ組さんが たらいの中におもちゃをいっぱい入れに来ましたが

気にする素振りもなく、塊の実験が続いていました。

 

一見、「水遊びをしているのかな」「水の感触を味わっているのかな」など

見たままの様子でしか分からないことも、じっくりと子供たちの遊びの様子を見ていると、

動きや表情、つぶやきから見えてくることがたくさんあります。

何度も何度も繰り返すことで、その子なりに感じたことや気づいたことも

きっとあるはず。そんな場面を見ていけたらいいなあと思います。

そして、子供たちと共感出来たらいいなあと思っています。

楽しくておもしろいと、「もう一回」が出ます

3歳児の子供たちが、園庭の遊具で遊んでいました。

何度も何度も繰り返しています。

「ここ 行こう」

「うん 行こう」

階段をのぼって

「これ たのしいんよ」

「そうよ」

「行くでー1,2,3,4,・・・」

10まで数えますが、10になる前に出発します。

「キャー」「わー」「きゃー」

「もう一回」「うん もう一回行こう」

「楽しいなー」「うん 楽しいなー」

今日は、この繰り返しが楽しくて面白いので何度も何度も

「もう一回」が出ました。

自分の思っていることを友達とおしゃべりしながら、楽しい時間を過ごしていました。

3歳児 たんぽぽ組 初めての給食を食べました

5月7日(火)3歳児 たんぽぽ組さんの給食が始まりました。

初めての給食で、少し不安そうな様子や嬉しそうな表情が見られました。

今日の献立は

「コロッケ ボイルキャベツ 豆乳スープ パン 牛乳」でした。

大好きなものも、ちょっと苦手なものもあって当たり前です。

幼稚園の給食を通して友達や先生たちと一緒に食べる楽しさ、

友達が食べている姿を見て、食べてみようかなと思える気持ち、

みんなと一緒に食べて「おいしいな」と思える気持ちを味わってもらえたらいいなと思っています。

毎日 楽しい給食の時間になりますように!!

「いただきまーす」

「ごちそうさまー」

きれいに いただきました!!

「こーちゃんがいなくなった」用水路の迷子の鯉のお話④

5月7日(火)の朝、職員が出勤し、こーちゃんのおうちを準備していると、

生け簀の中にこーちゃんの姿はありませんでした。

朝、登園した子供たちは「こーちゃん いなくなってさみしい」と、保育室に入ってきました。

全員が登園してから、みんなで「こーちゃん」がいなくなったことについて、話をしました。

子供たちに、どんな風に話してあげたらいいのか、本当のことを話した方がいいのか

色々悩みながら、「朝 先生が来たら こーちゃんが いなくなってたのよ」と、話し始めると、

「お友達の所に 遊びに行ったんやと思うんやけど」

「そうやな お父さんとお母さんの所にも 行きたかったんかも」

「絶対に死んでないよ 死んでたら浮かんでるはずやから」

子供たちが口々に話し出しました。

そして、「けがが治ったから このフェンス乗り越えていったんちゃう?」

みんなで検証が始まりました。「(フェンスの)上からじゃなくて下を潜っていったんちゃう?」

「和歌山城に行ったら友達いるから そこへ行ったんよ」

「そうやな まだ川の水少なかったから そうかもしれやんわ」

子供たちのつぶやきから、「こーちゃん」の存在がいつの間にか子供たちの中で

大きくなってきていることが伺えました。

また、様々な想像を働かせて、「こーちゃん」はどこかで元気に暮らしているんだと思う気持ちと

現実的に何かを感じている子供の思いとがそれぞれの表情から見えたように思います。

「みんなが言うように こーちゃんは私たちの知らないところに行ったのかもしれないけれど

きっと、みんなの優しい気持ちは伝わっていると思うよ」そう言ってお話を終えました、

きく組のみんなは、保育室に戻り、話し合いをしました。

「こーちゃんは、昨日までいてたって教頭先生言ってたから、今日家族の所に帰ったんよ」

と、お話や絵をかいてくれた子もいました。

「こーちゃんは家に帰ったんやから 小学校の先生に借りたお家を洗って、返さないといけないよ」

「そうやな そうしよう」「みんなで 洗おう」と、次の日 お家を洗うことにしました。

 

みんなでお家をきれいにして、小学校の先生の所にお礼を言いに行きました。

「先生、お家を貸してくれたり、こーちゃんを助けてくれてありがとう」

「こーちゃん どこかでくらしているから」

「ありがとう」「いえいえ きれいにしてくれてありがとう」

あの時、子供たちが用水路で見つけた弱っていた鯉を 助けたから

子供たちは弱っているものを助ける優しさを体験できたのではないかと思います。

本当は、6月1日の用水路の水が出るときに 返してあげるのが良かったのかもしれません。

でも、何が起こるかわからないということも、今回の体験で知りえたことかもしれません。

「こーちゃん」との出会いを通して、助けてくれた先生への尊敬や感謝の気持ち、毎日声をかけ

お世話をすることで、日々元気になっていく喜び、名前がないことに気づき、名前を付けることで

より親しみを感じたこと、そのようなことを友達や先生と一緒に喜びあえることなど、

様々な学びを得ることが出来たのではないかと思っています。お世話になった皆様、見守ってくれた保護者の皆様

本当にありがとうございました。

 

 

   

「鯉のこーちゃん」用水路の迷子の鯉のお話③

ある日のこと・・・

きく組さんが鯉にゴハンをあげた後、食べ残していた

ゴハンを網ですくってくれていました。

「ゴハン(の食べ残しやゴミ)をとるときは、鯉のいてないとこからとってあげて」

「こいー」

「こいー そっちへ行ったよ」

「ねえ この子 鯉のこーちゃんにしようよ」

「それいいね」

という会話の中から、「こーちゃん」という名前になりました。

こーちゃんはウロコに白いモヤモヤが出来ていたのですが、

日に日にきれいになってきていました。

「モヤモヤついてるでなあ」

「ほんまやなあ」

「目もやで」

「あれ、ゲッコウセンっていうんやで お兄ちゃんが言ってた」

子供たちの中で、「鯉のこーちゃん」という名前もつき、

毎日の生活の中で、「こーちゃん」の存在が大きくなってきていました。

3歳児のたんぽぽ組さんも見にきています。

5月7日(火)の朝、

職員が出勤し、こーちゃんのおうちを準備していると、

生け簀の中にこーちゃんの姿はありませんでした。

久しぶりのお天気でした

今日は、久しぶりのお天気で園庭では、 にぎやかな声が響いていました。

築山では穴を掘っている子、大きなプリンを作っている子

同じ場にいても遊びが違うのが子供たちの姿です。

自然にできた窪みに水を入れると 流れて川になることを知りました。

「先生 見てみて みんなで集まると家族みたい」

そんな風に感じたようです。

「あっ ちょうちょ 見つけた」

「今 網に入ったで」

シロツメクサの周りをモンシロチョウやツマグロヒョウモンが

とんでいます。

子供たちは、目の前のものだけではなく、

隠れているものを見つけるのも上手です。

草むらの中の葉っぱについているテントウムシも

よく子供たちに見つかります。

 

タンポポの綿毛をふっと吹くと 飛ぶということを知った3歳児は、

それをシロツメクサで試していました。「これは 飛べへんなあ」そう言って

つぶやくかわいい様子が見られました。

 

こんな風に、制限もなくゆったりとした時間の中で、

子供たちは自分が気になったことを自分のペースで試しているのでしょう。

そのような姿が園庭のあちこちで見られることがとても嬉しいです。

こどもの日の会をしました

5月1日(水)こどもの日の会をしました。

こどもの日の由来や、まつわる風習などを聞いて、子供たちが口々に応える場面もありました。

園庭ではこいのぼりをあげ、玄関に五月人形を飾っているので、

日々の生活の中で、子供の日の行事を身近に感じられていたのではないかと思います。

3歳児は、初めてみんなで遊戯室に入り、椅子に座って話を聞きました。

 

最後にみんなで お部屋で歌っている「こいのぼり」の歌を

歌いました。お空で泳いでいる鯉に負けないように

毎日の園生活を元気いっぱいで過ごしてほしいと思います。

親子遠足(和歌山城公園)へ行ってきました<天守閣>

さて、天守閣に向かった きく組さんは・・・

まず、裏坂を上り 何やら発見!!

「なんか(看板に)書いてある」

「なんだなんだ?」

「人型の根っこだ」「面白いねー」

すると きく組さん、こんなカードを持っていました。

「さあ、これを持って しゅっぱーつ」

坂がきつくて、先生は息が上がってしまいました。

でも子供たちはとっても元気!

 

あっという間にお城の入口に着きました。

みんなで入っていくと

和歌山城のお宝が いっぱいありました。

 

おうちの方々と一緒にゆっくりと見れてよかったね。

「これ 何?」「これは 昔のコップ?」「刀もあるでー」

ベニーちゃんの所で待ってくれていたゆり組さん たんぽぽ組さんに手を振り、

「おーい」「見えた見えた!!」「ちっちゃいなあ」

景色も眺め、

「海だー」「あそこ 知ってる」「行ったことある」

天守閣で楽しく見学をした後は、手持ちのカードにハンコを押して

 

みんなが待つ護国神社に向かいました。

途中で、忍者にも会いました。大きな荷物を持ってくれる

優しい忍者でした。

 

さて、護国神社に着くとみんなが楽しみにしていた 刻印見つけ

「あー〇あった」「これ、×ってなってるよ」

「これも そうかな」

 

「ここに看板あったでー」

その後は おやつをいただきました。

    

お城を探検するのは、きく組さんだけです。

興味の在りどころは一人一人違うと思いますが、自分たちが生まれるもっと前に

生きていた人たちに少しでも触れられたらと思っています。また、和歌山の街を

一望できるところまで、自分の足で昇り、街の大きさ、広さを感じてもらえたのではないかと思います。

今回は、天守閣まで保護者の方々に引率していただき、ありがとうございました。

手をつないだり、お話をしたり、「これは何かな?」と一緒に考えたり

してくださっている姿を見て、ほのぼのとした雰囲気に嬉しくなりました。

そして やっぱり一緒に行っていただいてよかったなあと思いました。

保護者の方々も、楽しんでいただけたでしょうか!!

本当にありがとうございました。

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