ある日のこと・・・
きく組さんが鯉にゴハンをあげた後、食べ残していた
ゴハンを網ですくってくれていました。
「ゴハン(の食べ残しやゴミ)をとるときは、鯉のいてないとこからとってあげて」
「こいー」
「こいー そっちへ行ったよ」
「ねえ この子 鯉のこーちゃんにしようよ」
「それいいね」
という会話の中から、「こーちゃん」という名前になりました。
こーちゃんはウロコに白いモヤモヤが出来ていたのですが、
日に日にきれいになってきていました。
「モヤモヤついてるでなあ」
「ほんまやなあ」
「目もやで」
「あれ、ゲッコウセンっていうんやで お兄ちゃんが言ってた」
子供たちの中で、「鯉のこーちゃん」という名前もつき、
毎日の生活の中で、「こーちゃん」の存在が大きくなってきていました。
3歳児のたんぽぽ組さんも見にきています。
5月7日(火)の朝、
職員が出勤し、こーちゃんのおうちを準備していると、
生け簀の中にこーちゃんの姿はありませんでした。