幼稚園のクリスマスツリーをだしました。登園した子供たちは、「かざりた~い」と、登園してくるとすぐに、用意をしてツリーの前に集まってきました。
「もうすぐ、サンタさんくるでな」「クリスマス楽しみ!!」友達と楽しそうな会話をしながら、飾っていました。そのうちに、オーナメントがなくなると、「自分で作ってくるわ」といって、自分で作ったプレゼントを飾ってくれたり、折り紙で折ったサンタさんを飾ってくれたり、かわいいオーナメントがたくさん出来ました。
ツリーも一段と華やかになりました。
~Nakanoshima Kindergarten~
保護者の方が、おもちつきをしてくださいました。
前日から、もち米を洗ってくれたり、臼をだして用意してくれたりしてくれていると子供たちも「明日、おもちつんやでな~楽しみ」と、心待ちにしています。
当日は、お餅つきの服に着替えて、はっぴを着て、ねじりはちまきをまいて、準備もばっちりです。
「こんなん、着たの初めて」「似合ってるで」「おまつりみたい」鏡に映してみている子も・・・
臼にはいったお餅を、自分で杵をもってつきます。「よいしょ!!」と、みんなもかけ声で応援します。
5歳児は、自分で鏡餅を作りました。「ふわふわしていい気持ち」「あったかいね」つきたてのお餅の感触を楽しみました。
3歳児4歳児は、やわらかいお餅を触った後、保護者の方が鏡餅にしてくれました。
それを各クラスへ飾ってもらいました。
今では、お餅をつくという風景はなかなか見られませんが、日本の伝統行事に触れる機会をして、このような体験をさせていただき、本当に嬉しく思います。
4歳児きく組が、春のお花を植えました。自分の好きな色のジュリアンとチューリップの球根2つを植えます。例年チューリップがきれいに咲くころは、いつも子供たちが園にいない春休みになることが多かったので、今回は少し遅い開花を目指して、植える時期を遅らせてみました。花の土と赤玉と腐葉土3つの種類をスコップで混ぜました。栄養いっぱいの土が出来上がったところで、自分の植木鉢に「こんくらいかな」と、入れる土の量を考えながら、入れていきます。まずジュリアンから植えます。そのまわりに、球根を植えました。自分の植木鉢に植えることで、『わたしのお花・ぼくのお花』として愛情をもって育てようとする気持ちが芽生えています。早速、「おいしいお水をあげなくちゃ!」と、お水を取りにいっていました。「チューリプは何色になるのか、楽しみ!」と、いいながら、お水をあげていました。
お花がきれいに咲くころ、みんなは大きい組になっていることでしょうね。
先生から、「たまねぎの苗を配ります」と、配ってもらいましたが、3歳児ばら組さんは、「たまねぎのあかちゃんちがうで」「だって、これねぎやもん」「においもねぎ!!」そういいながらも、興味深々・・・。植えてあげたあとも「お布団かけてから、お水もあげないとね」「大きくなってね」と、声をかけながら、さっそく水やりをしていました。
4歳児や5歳児は植えたことがあるので、「そうそう、ほっそ~いねぎやったな」「でも、僕らが大きい組になるころには、ネギふっとくなるんやで、それで玉ねぎついてるでな」と話す声もきかれていました。
玉ねぎになるには、少し時間がかかりますが、春になるまで、大切に育てていこうと思っています。
サッカー教室でサッカーをしたことが楽しかったようで、4歳児きく組がサッカーをやり始めました。
でも、幼稚園にはサッカー教室のようなゴールがありません。
「前みたいなゴールあったらええのにな~」きく組の子供たちも少し残念そうです。
ゴールにボールを蹴っていれたことが、とても楽しかったようです。「ゴール!!ってやりたかったんよな~」「うーん・・・」「どうする?」「どうしよ・・・」周りを見渡し「そうや!あれつかおう!」
すぐにみんなでコンテナを運んできました。コンテナは、色々な遊びにも使っているので、その特性をよくわかっています。いつもは、雲梯や登り棒など高さが足りないときよく使ったりしています。そのコンテナを4つ並べて、2つゴールらしきものを作りました。その前にキーパーが立って守っています。「いい感じやん」「いけるかも」「やってみよう」自分たちで考えたゴールに満足そうでした。
同じものがなくても、今あるものをゴールに見立てられる力、自分たちでどうするか相談し考えて作りだす力がついてきている4歳児の成長をそばで見守っていて頼もしく思いました。