
27日(月)朝、第2回目の6年生による”生活をよりよくする”プレゼンがありました。今回、校内でよびかけてくれたのは「あいさつ・返事」の大切さについてでした。「返事」のお話のときには、人が話しているとき、「、」のときはうなずいて、「。」のときは大きな声で「はい!」と言いましょう!と6年生がみんなに教えてくれると、聞いていた子どもたちは早速その場で「はい!」と返事をしていました。うなずくしぐさをちゃんとしている子もいます。みんなとても素直です。最後にはワークショップのようにあいさつをしてみる練習をしました。さあ今日から加太小学校は今まで以上に「あいさつ」と「返事」が飛び交う学校へ変わっていくことでしょう。

快晴となった23日、2時間目から1年生が北の浜に”図工”の学習に行きました。
1年生は「さらさら ふわふわ かたちにへんしん」という単元の学習で、学校の砂場を使って「造形遊び」を楽しみました。その単元のまとめとして、砂がいっぱいある砂浜に出かけて、思い思いの「造形遊び」をしようと計画したわけです。広い広い北の浜に到着して驚いたのは、誰一人ビーチにいないことでした。1年生が独占です。波打ち際まで行くと、早速もってきた道具を使って砂を掘り始めました。ほどなく海まで続く”水路”を作ろうとする子や、どんどん深く掘ろうと頑張る子が出てきて、「だれか手伝ってー!」「いいよー!」みんなみんな優しさいっぱいに楽しんでいる様子でした。最後にはずぶぬれになって、砂だらけになって大変でしたが、「はーい、時間なので終わりでーす。」と担任が話しても、まったく活動をやめようとしないくらい、楽しい時間になっていました。

23日6時間目、6年生が「教育パワーアップ講座」として「手話」の勉強をしました。
和歌山市の聴覚障碍者協会から2名のスタッフさんを迎え、単語や会話を中心にたくさんお話をしながらの1時間でした。でも実際は静かな教室での授業。手話の勉強ですから、説明以外、声を出してのやりとりはほとんどありません。でも子どもたちがスタッフさんの手や顔の表情を見る集中力はとても高く、全員が”一生懸命”の時間になっていました。「加太は海がきれいです。」「観光には淡島神社や友ヶ島がいいです。」などの手話を教えてもらい、きっと今晩おうちで披露してくれることでしょう。


21日(火)朝の時間、2年生が音読劇で「ニャーゴ」を発表してくれました。
2年生は9月に研究授業で「ニャーゴ」の読み取りの学習の様子を公開してくれました。その学習を終え、2年生の子供たちは音読劇で発表したい!と考え、この日、発表してくれたのでした。そして繰り返し何度も何度も練習も重ねていました。お話も暗唱していました。一人ひとりがこの発表に向けてがんばっていました。そして本番、ドキドキ緊張しながらも立派に最後までやり抜きました。大成功!2年生の学習の成果をみんなで共有した時間になりました。



20日(月)3時間目、消防署の方々による吹奏楽コンサートが開かれました。美しい音楽に触れるよさはもちろんですが、このコンサートでは防火のお話や消防隊員さんの訓練のお話などがあり、1時間のコンサートはあっという間でした。演奏はディズニーソングやアニメソングなどで子どもたちは手拍子でノリノリでした。アンコール曲では立ち上がって踊っている子もたくさんいました。防火について劇で説明をしてくれたときには、消火に駆けつけた消防士さんをよく見れば6年生の担任の先生だったり、大盛り上がりでした。とても楽しいコンサートでした。

20日(月)朝、6年生からのプレゼンテーションを全校生で見ました。6年生は国語の時間に、「生活をよりよくするために」というテーマで学習を進める中で、全校生にクロームブックを使ってプレゼンテーションをすることにしたそうです。第1回目となったこの日の内容は「ろうかを走らない」ことについてのプレゼンでした。発表では、なぜ走ることがいけないことなのか、わかりやすく伝えてくれました。そして右側を通ることも教えてくれました。この発表のあと1日、校内で走っている子は見られませんでしたし、「右側を通るんやで」なんて注意も聞こえていました。スポ祭をけん引した6年生の力が今、どんどん充実してきました。次は10月27日、11月5日のそれぞれ朝に開催される予定です。

17日(金)前日から延期されていた「おさかなつかみ」が実施されました。参加するのは幼稚園、1年生、2年生の21人。午後、学校から徒歩で漁協集荷場まで向かい、到着後「よろしくお願いします!」と組合長さんにごあいさつ。用意されているプールの中には大きな魚が水族館のように泳ぎ回っています。タイ、ハマチ、メジロ、サバ、アジ、イシダイ、イシガキダイ、ヒラメ、カワハギ、イサギ、イセエビ。もっといたかもしれません。そして1年生から「よーい、スタート!!」の合図で一斉に子どもたちはビシャビシャ跳ねる魚と格闘です。ほどなく2年生に交代して、どんどんプールのおさかなは小さな手に掴まれてバケツに入っていきました。入りきらないバケツを持った子もいたり、遠慮がちな子がいたり、それでも数えきれない魚たちは21人のバケツに収まっていきました。加太小の名物ですが、とにかくすごい光景でした。漁協のみなさんと栽培漁業センターのみなさんに心から感謝です。

16日、4年生が「公衆電話教室」の授業を受けました。「公衆電話の使い方を学ぶの??スマホがあるじゃない!」と思われるかもしれませんが、全国の多くの場所で地震や大雨などで大きな災害が頻発している今、避難所になったところでは携帯電話が使えなくなったり停電になったり、思うように連絡が取りあえないことが分かっています。そんなときに公衆電話は大きなアイテムになります。今回の授業のテーマは災害時に公衆電話を使う知識を身に付けることでした。
授業の前に、スタッフから小学校へ記念品が贈呈されました。その後に始まった授業では、本物の公衆電話が用意され、子供たちが実際に「災害伝言ダイヤル」に録音する体験をしたり、110番で被害状況を説明する体験をしました。ほとんど触ったことがないのでしょう、子供たちは本物の公衆電話に目を輝かせながら伝言ダイヤルの使い方を学習していました。



11日(土)、天候が心配されましたが無事に「加太っ子スポーツ祭」が開催され、盛況のもと終えることができました。ご声援、ありがとうございました。またその後の後片付けへのご協力も合わせてありがとうございました。
「喜色無双 過去最高に笑顔であふれるスポーツ祭」がみんなで決めた今年のスローガンです。このスローガン決定から今日まで、熱中症を警戒しながらも一生懸命に練習を重ね、縦割りグループごとに一致団結して気持ちも盛り上げてきました。その成果を発揮するこの日でした。
児童会の楽しい劇からスタートし、始まりの会で校長先生から励ましの言葉をもらい、児童代表のあいさつ、そしてエール交換と続きました。エール交換では子供たちのモチベーションも最高潮。そしてウォームアップ体操で「エビカニクス」をみんなで踊ると、もうみんなドキドキわくわくです。
まず1・2年生と幼稚園児による種目からスタートでした。この種目は長い長い時間をかけて児童園児たちが「どんな運動がしたいかな」をスタートに考えた種目でした。アイデアを出して、実践して、考え直して、またやってみて・・・。苦労の末に到達した種目でしたので、自分たちを応援する声がとっても元気いっぱいだったことに気づいたでしょうか?すばらしいリレーの姿でした。
次は体育委員会の児童が考案した綱引きでした。練習では毎回子供同士で対戦していて、この日は初めて保護者の方々が参加します。つまりどんな結果になるか、練習からは予想できないのでした。縦割りグループごとに児童と保護者が一緒に綱を引いて対戦しました。結果は白組が2連勝して優勝!なんと練習からこの日まで、白組は一度も勝ったことがありませんでした。白組の子供たちには、とてもとてもうれしかったと思います。
続いてかわいい幼稚園児のダンス。別のプログラムのタイミングでしたが、園児さんは保護者さんといっしょに踊るダンスも披露してくれました。一生懸命におどるかわいい園児さんたちは、見ている私たちをほっこりさせてくれます。
休憩をはさんで情報運営委員会の児童が考案した「バーゲンセール」です。数えきれないくらいたくさんの「ボール」を縦割りグループの中心に置き、それらを食料品になぞらえて、お盆やお皿に取って自チームに運ぶという競技です。ここでは「しらす!しらす!」と叫んでいた赤組が優勝しました。
次は白熱のリレーです。3年生以上で走りますから抜きつ抜かれつ手に汗握る大接戦のレースでした。縦割りグループでは普段から掃除などを通して協力し合う気持ち、信頼し合う力が培われ、リレーに関しても練習を通して励まし合う姿や認め合う姿など素晴らしい姿が見られていました。この日も結果に関係なく、きっと子供たちはチームのために一生懸命に走っていたことでしょう。レース自体は青組が優勝。2位も3位も大接戦で、気持ちのいい風が吹き抜けていく、そんな印象でした。
最後の種目は恒例の〇×クイズでした。保健給食委員会の児童が企画してくれた種目ですが、今年もたのしくも「へーえ」と感心する問題を用意してくれていました。縄跳びやサッカーのリフティングなど先生方のパフォーマンスが出題され、6年生対6年生担任のジャンケンでは6年生担任が圧勝していました。この名物となった先生VS6年生のジャンケン勝負は、始まってから3年。子供の1勝2敗です!
終わりの会では校長先生が赤、青、白組がそれぞれ1勝ずつ分け合ったことが子供たちのがんばりの姿、と”奇跡”と称しながらも大変褒めてくださっていました。児童会の子供の合図でみんなでみんなを拍手でたたえ合い、大盛況のスポーツ祭が幕を下ろしたのでした。
子供は行事を通して成長する、ずっと昔から語り継がれている言葉ですが、この行事に向けて頑張るところからこの日の頑張り、そしてこの後の振りかえりを通して子供たちはぐっと成長してくれたことと思います。ここまで一生懸命に駆け抜けた子供たちに心からの拍手です。