
13日(土)は、加太小学校保護者クラブ主催の「お餅つき大会」でした。担当となった保護者の皆様、本当にご協力ありがとうございました。おかげさまで、子供たちの笑顔が飛び交う楽しい半日になりました。
8時45分、会長の挨拶で会が始まりました。1臼目は鏡用にしましたが、2臼目から子供たちが杵を使って打ち始めます。初めは就学前の子供たちからです。ギャラリーに見つめられながら小さい杵を使って一生懸命に打ってもちつきをしていました。続いて1年生から2年生、3年生、4年生、5年生、6年生、中学生の順で3臼くらいかけてもちつきをしました。土曜日なので子供たちも全員参加が叶いませんでしたが、かけつけた小学生は楽しそうに打っていました。つきあがったお餅は、待ち構える保護者の手ですぐに丸餅にされ、醤油、きな粉などの味付けで子供たちや保護者に振舞われました。柔らかくておいしかったようです。会の最後には子供たち全員で保護者やお手伝いの先生方に「ありがとうございました!」と元気にお礼を言って、お土産のお餅を手に楽しかった「お餅つき大会」は終了したのでした。

18日、19日はイベントが盛りだくさんの2日間で、紙飛行機大会が昼休憩に開催されましたが、大休憩には幼稚園のお誘いで「フルーツバスケット」を一緒に楽しむ会がありました。
幼稚園のお友達には「フルーツバスケット」を知らなかった子がいて、一度やってみると大好評だったことから小学生のお兄さん、お姉さんを招待してもう一度やってみることにしたようでした。初日は2・3・5年生、2日目は1・4・6年生が招待されました。ブドウ・リンゴ・バナナのマークを胸につけてグループ分けして始めます。「えーっと、ブドウ!」「わ~!よばれた~!」っていう感じです。そのうち楽しくなりすぎて、自分のフルーツとは違うフルーツが呼ばれても立ち上がって移動する子もでてきたり、「フルーツバスケット!」って言えばいいのに「リンゴ!バナナ!ブドウ!」なんて叫んでいたり。爆笑が続くとても楽しいひと時でした。

19日(金)5時間目、6年生の外国語の時間に1年生に英語で絵本の「読み聞かせ」をしました。加太小学校はふだんから「たてわり活動」で学年を超えた関わりがあり、1年生にとってはよく知っているお兄さん、姉さんです。6年生にとっても1年生はかわいい”後輩”。6年生は7グループに分かれて7つの本を読みました。読みながら「What’s the time Mr. Wolf?」などとみんなで問いかけるタイミングがある本、「Tooth paste on the head. Yes? or No?」などとクイズのように尋ねられる本、などなど、1年生にとって英語が理解できなくても、みんなで一緒に声を出すことをことを楽しみながら、6年生の気配りで英語を通したコミュニケーションは成立していました。たのしかった、と振り返りを残す1年生と、達成感に満ちた表情の6年生。たくさんの学びを残した45分間でした。

15日(月)、3年生の「総合的な学習の時間」で進める地域学習の一環として、わかたけ学級の先生から「加太の昔」のお話を聞きました。ご本人が加太小学校の卒業生、ということで、当時の加太小学校の児童数が600人近くいたことや、今はなくなってしまったけれど、たくさんお店が並んでいたことなどを教えてくれました。子どもたちの中では当たり前となっている現在の加太のくらしが、年とともに進む過疎の真っただ中にいるという危機感に変わっていくような、そんな時間になったようで、今後の3年生の学習の深まりが楽しみになります。

12日(金)3時間目、加太小学校あおぞら学級と幼稚園のお友達といっしょに、「さをり織り」の体験をしました。
これは和歌山県教育委員会がすすめている「出張学び講座」のプログラムにある講座として、和福祉会「和(なごみ)」のグループの方々が来校し、指導していただくものでした。色とりどりの糸がセットされた「機(はた)」を一人一台用意していただき、参加する子供たちは自分で自分の作品を折ります。初めに機を使った織り方の説明を聞き、さっそく作成開始。子「えーっと、フネに糸を入れて、穴から糸の端を出して・・・」子「足で踏んで、フネを通して・・・」子「うまくいかない!!」スタッフ「踏みかえるのを忘れてるよ。」同じ作業の繰り返しでしたが、何か一つでも工程を飛ばすと上手な織物は仕上がりません。子どもたちは慎重に手順を確かめながら繰り返していました。慣れてくるとスピードが速くなってくるようでしたが、こうして頑張って思い思いの色で編み上げた「コースター」ができあがっていきました。

11日(木)、延期されていた秋の遠足でした。友ヶ島遠足、と題していましたが、この日の朝早くから友ヶ島汽船の欠航が決まり、代案となっていた深山の公園に行くことになりました。
10時前、全校生で出発。加太の街中を通り、車道に渡り、どんどん歩くと空は青空になり陽が差し始めました。暑さを感じながら進んでいくと、左手には行くはずだった友ヶ島がきれいに見えました。最高の秋晴れ(冬?)晴れです。

あっという間に途中の休憩場所にしていた城ケ崎に到着。子どもたちは海まで降りていく階段を下りて、地層が露頭している海岸で貝を拾ったり、水切りをして遊んだり楽しんでいました。澄み渡る空と青い海、遠く見える明石海峡大橋をバックに記念写真をとり、ゆっくり体を休めたあとは目的地の公園に向けて出発。

城ケ崎を出発して、深山の集落を通り、目的地の公園に到着。11時ごろでした。到着して荷物を置くと、すぐに縦割り活動でした。縦割り班に分かれると、先生方は何も指示を出したりアドバイスしたりしなくても、参加すらしなくても子どもたちだけで大きな公園いっぱいに走り回って遊び始めました。上の学年の児童と下の学年の児童が認め合え協力し合える、加太っ子ならではの姿がこの遊びに凝縮されているようにみえました。

縦割り遊び止めて、次は縦割り対抗でネイチャーゲームをしました。指導する先生がこの公園で見つけた葉っぱや虫や石などをビンゴにするので集めてください!と話すと、子どもたちはいっせいに公園にちらばって、「赤い葉!赤い葉!」とか「テントウムシおった!!」とか、「この石、サイコロやで!」とか、ビンゴ目指して大捜索をしていました。結果発表では、どのグループも1位になる結果となり、秋を体験する楽しいひと時になりました。

お弁当タイムです。気温的に12月中旬に外で食べることに多少の不安があったものの、この日はとても暖かくて、気持ちのいい昼食タイムでした。子どもたちは、おうちの方が用意してくれたお弁当を自慢げに満足げに食べていました。

お弁当を食べ終わると、おやつタイムでした。ところがおやつもそこそこに遊び始める子どももたくさんいました。ほどなくすると、もうおやつタイムの子どもはほとんといなくなって、午前中に続いてまた走り回って遊び始めていました。午前にあんなに遊んだ子供たちなのに、体力は無限大です。

「先生もやろー!」子どもたちのお誘いに先生方もようやく仲間に入れてもらえた感じで、午後は公園中を子どもたちと先生方とひたすら遊びつくす時間となりました。おにごっこ、モルック、野球。あちこちで歓声が上がっていました。
時間になり、集合。ゴミ拾いをみんなでやって、学校に向かって出発。2時間近く遊び通して満足そうな子どもたちでしたが、かなりの運動量に帰り道には足が少し痛い様子の子もいて、それでも学校までしっかり歩いて帰りました。帰り道に少し雨に降られましたが、1日天候に恵まれ、加太っ子の仲の良さと体力を再確認できた遠足になりました。
4日(木)、6年生が修学旅行でお留守の中、学校では「麵打ち体験」としてみんなでうどん打ちを体験しました。
これは和歌山市と「丸亀うどん」さんとが協定を組んで進める食育の一環として開かれたイベントでした。和歌山県産小麦で作るうどんと、丸亀製麺で使っている北海道産の小麦で作るうどんと、食べ比べをしてみよう!というわけです。

はじめの会で、この日うどん打ちを教えてくれる「きむ兄」さんと出会いました。「(きむ兄)うどんには4つの材料を入れます。小麦粉、塩、水、あとは?」「(子)???」「(きむ兄)答えは『愛情』です。」こんな楽しい雰囲気を作ってくれる「きむ兄」さんは讃岐の方で、本格的なうどん打ちを教えてもらえそうです。子供たちも「きむ兄!」と声を合わせて呼んで、元気に麺打ち体験がスタートしました。
初めに「こね鉢」に小麦粉を入れ、5回に分けて塩水を入れながら手でかき混ぜました。そしてピンポン玉大に7つ以上の玉を作りました。さらにその玉をすべてまとめて1つの塊にしました。「これくらい??」「まとまらないなあ。」結構難しそうでした。

出来上がった大きな生地をビニール袋に入れ、次は何と足で踏みます。「おいしくなーれ!」「おいしくなーれ!」リズムに合わせて、交代で全員が踏みました。袋から生地を出してみると「あれ、やわらかい・・・」その変化に気が付いた子供たちでした。折りたたむように生地をもう一度練り、また袋に入れてそのまま熟成タイムに入りました。

熟成タイムの間、市内で仲間を集めて小麦づくりをしているスタッフさんから、小麦のお話を聞きました。地産地消の良さ、を感じる楽しいお話で、「収穫した小麦ってすべすべでかわいいのよ!」など小麦愛にあふれていました。子どもたちは小麦については知らないことばかりの様子で、珍しそうに聞いていました。その後「きむ兄」さんが次の工程、生地の伸ばし方と切り方を教えてくれました。

「わりばしの太さくらいの厚さになるまで伸ばしてね。」と「きむ兄」さん。麺棒でどんどん伸ばしていくと、うどん屋さんで見慣れた”ピザ状”の生地ができあがりました。それを麵切り包丁で5年生が切ります。先生方に包丁をおさえてもらいながら、ていねいに切り終えるとグループごとに記念撮影をしました。

麺をゆでる間、教室に戻って4時間目の学習ですが、途中、玄関前に駐車している「丸亀キッチンカー」を見ることもできました。給食の盛り付けが終わり、いよいよ食べ比べが始まりました。「こっちの方がしょっぱい!」「こっちの方がもちもちしてる!」「こっちの方がおいしい!」「わたしは絶対こっち!」食レポもなかなかのものです。おいしくいただきました。その後閉会式では、「きむ兄」さんから「楽しんでもらえてうれしかったよ」というお話を聞き、5年生が児童代表で感想とお礼を発表しました。全員でお礼を言って、イベントは終了しました。
金閣寺を出発し、最後の目的地である太秦映画村に向かいました。

先に昼食を食べ、その後に判別行動。


気になるのはお化け屋敷なのか、どの班もまずはお化け屋敷に居ました。

今日は観光客も少なく色々と見て回れたでしょう。

2時から寺子屋で時代劇で出てくるお金や生活の様子など話を聞きました。

以上で修学旅行の行程は終了。
何事も無く、元気に帰路に着きました。
午前中最後の訪問地へ向かう途中、車窓から北野天満宮が見えたので、こて学業成就祈願してました。

金閣寺に到着。

金閣寺とは通称名で、正式名称は鹿苑寺。
足利三代将軍「義満」によって造営されました。
今日は晴れていて、金閣寺の金箔が色鮮やかでした。

境内内には、足利義満の遺愛の松とされ、「京の三松」の一つに挙げられる陸舟の松があります。

次に訪れたのは二条城。二条城はよく知られている歴史的に重要な場所です。

1867年、徳川15代将軍慶喜が二の丸御前で「大政奉還」の意思を表明した場所です。
この事で時代は大きく進みました。

内部は、日本絵画史上最大の狩野派による障壁画と多彩な欄間彫刻や飾金具によって装飾されており、豪華絢爛な空間です。

二の丸御前の廊下は人が歩くと鳥の鳴き声のような音がなることから、「鴬張り」と呼ばれています。これは、目かすがいと釘のこすれにより生じるそうです。