10月17日(木)紀伊風土記の丘に園外保育に行きました。

みんな集まって、早速 和船や昔の家を見学に行きました。

和船の展示は、昔の漁師さんが使ったものなどを見ることが出来ました。



昔のお家の中も見て回りました。






敷地内では、ドングリがたくさん落ちていて、子供たちは実や葉っぱを拾うのも楽しそうでした。




クラスで集合写真を撮って、この後はクラスでの活動をしました。



各クラスで竪穴式住居の中に入って、昔の生活を感じました。






ここからは、クラスで分かれて活動をしました。3,4歳児は広場でドングリを拾ったり、ごっこ遊びをしたり、おやつを食べたりと楽しんで遊びました。
「ドングリいっぱい拾うぞ。」
「ここにも あったよ」




「みんなでおやつ 美味しいね」


その頃、5歳児は展望台に向かっていました。坂や階段も頑張って登り、こんなに高いところまで登ってこれたよ。「幼稚園も見えるかな」「私の家も見えるかな」



「おーい、ゆりくみさーん、たんぽぽくみさーん」

おやつをいただいて、下山した後はみんなと合流して、一緒に遊びました。


紀伊風土記の丘は、自然に満ち溢れ、「五感を育てることが出来る」と考えています。絵本やお話で聞く「昔のおうち」に実際入り、中にあるものを見たり、その場その場のにおい、感触なども体験し、五感はみるみるうちに育っているのではないかと思います。大人にとっては何気ない自然環境も子供たちにとっては「好奇心の対象」になります。
私たちの地域にある「紀伊風土記の丘」は、小学校に行ってもたびたび訪れる、これからも馴染みの深い場所になって行きます。小学校では、西和佐活動として、全児童でウォークラリーをしたり、資料館や竪穴式住居の見学、埴輪作りや勾玉作りもするそうです。幼稚園でも、毎年楽しみにしている5歳児の埴輪作りを今年もお家の人と一緒に楽しみました。どんな埴輪ができるかとっても楽しみです。
地域に親しみをもち、体験を引き継いでいくことが出来る西和佐地区はとても素敵だなと改めて感じました。



10月19日(日)幼小合同運動会を行いました。
前日の準備から、お天気が危ぶまれていましたが、今日は少しお日様も顔を出すときもあり、無事に運動会を終えることが出来ました。
子供たちは、「かけっこ」では、一人一人が自分のもっている力を発揮し、「パラバルーン」では、みんなで力を合わせて演技することが出来ました。
きく組の子供たちは、バルーンが始まる前に「あれやろう」「えいえいえおー」
「そうやな、みんな準備できた?」

「えいえいおー!!」

そして、とってもいい笑顔でたんぽぽ組、ゆり組、きく組の子供たちは頑張りました。
保護者の方々も、暑い中たくさんの応援をしていただき、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

さて、幼稚園の子供たちは、今日の運動会でたくさんの刺激をもらいました。
5,6年生の組体操を見て・・・「あれ、ぼくらにも教えてくれるかなあ」「聞いてみる?」「聞いて、やろうよ!!」
綱引きを見て・・・「あれ、やりたい!!」「先生、やろう!!」
玉入れを見て・・・「幼稚園にもあったよなあ」「先生、またやろうよ」

その、「やりたい!!」「楽しそう!!」「絶対楽しいよ」の気持ちを小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちからいただき、また来週から楽しい遊びが始まることだと思います。
また、子供たちの姿をしっかりとお伝えできるようにしたいと思っています。
10月10日(木)西和佐フレンズのボランティア活動を行いました。
1学期のボランティア活動の時は、とても暑く築山の土あげを予定していましたが急遽変更し、園庭の草引きをした頂きました。
その時に、「うちにショベルカーがあるから、それで土あげをしたらどうかな」と言ってくださる保護者の方がいました。
「ぜひ、お願いします!!」と、皆さんでお願いし、快諾をしてくださり、今回、西和佐幼稚園のシンボルマウンテンの築山をより高く、また流れてきているところを山の方に寄せていただくことになりました。
ショベルカーが幼稚園に着きました。



園舎から子供たちがお出迎え「わーショベルカーが来た!!」

早速、土あげが始まりました。
「がんばってー」「すごーい」子供たちの声援が飛びます。


子供たちが応援する中、あっという間に山が高くなってきました。また、その周りを保護者の方がショベルで土を上げていってくれました。




また、同時進行で保護者の方々が園庭の草引きをしてくださりました。あちこちに生えている草は、バッタやコオロギがたくさんいて、子供たちにとってとても楽しい場所ですが、場所によっては遊びの妨げになることもあります。そのような場所の草を引いてくれました。


だんだん、山で出来上がり2階から見ていた子供たちも大はしゃぎです。



そして、とてもきれいに築山を完成させてくれました。

この後は、子供たちの要望に応えていただき、ショベルカーに乗せてもらったり、一緒に写真を撮ったりしました。


そして、「やっほー」「いえーい!」築山に駆け上がりました。上まで上るのを楽しんだり、「滑りたい」と、段ボールを持ってきて滑ってみたり、高くあげてくれたのでとても急になっている斜面も楽しそうに登ったり滑ったりして楽しみました。





また、ショベルカーをお見送りする子供たちもいて、それぞれの楽しみ方が見られました。
「ありがとう」「また来てねー」


「あんなにしてトラックに乗せるんやなあ」「気を付けてください」「ありがとう」


今回は、ボランティア活動で、本当にたくさんのお力をいただきありがとうございました。保護者の方々が企画してくださり、たくさんの方々がご参加いただき、また今日からの子供たちの生活に活力をいただきました。
「環境を通して行う保育」を幼稚園では大切にしています。場の環境だけではなく、保護者の方々が一生懸命子供たちのためにしてくださっている姿こそ、大切な環境と捉えています。今日の活動が、日々の子供たちの生活や活動にしっかりとつながるように努めていきたいと考えています。ありがとうございました。
10月9日(水)地域の田んぼに遊びに行ってきました。
田植え、稲刈りとお世話になった田んぼに、今回は3歳児たんぽぽ組の子供たちも一緒に園外保育です。
「行ってきまーす。」今日はゆり組さんが先頭です。


そして、その後をきく組さんがたんぽぽ組さんの手をつないでくれて出発です。さあ、田んぼまで歩いて行けるかな・・・
「行ってきまーす」


幼稚園を出てすぐに田んぼや畑が広がった道に入ります。



今は、畑にブロッコリーや白菜が植えられたり、まだ田んぼがそのままだったり、



歩き進んでいくと、大きな田畑が周りいっぱいに見え、この日は心地よい風が優しく吹く中、楽しく歩いて行けました。



遊びの場を提供してくださる「おじいちゃん」の姿が見え、子供たちは一斉に「おじいちゃーん」


「今日もよろしくおねがいします!」みんなで挨拶をし、遊んでもいい場所を教えていただき、早速子供たちは遊び始めました。


昨日の雨が気になりましたが、田んぼの中は大丈夫で、子供たちは少し伸びた稲の合間を歩くのを楽しんだり、バッタやコオロギ、カエルを見つけて遊びました。
「何か見つけたよ」

「歩いてみよう」「なんだか迷路みたいだね」


「あっカエル見つけた」「つかまえられるかな」



「ほら、つかまえたよ」




「おじいちゃん、一緒につかまえて!」

子供たちは、好きな場所で何かを見つけたり、田んぼの広さを感じたりしているようです。



時々、ひと休みをしたりお茶を飲んだりしながら、楽しく過ごしました。



楽しい時間はあっという間に過ぎます。3歳児もたくさん遊び、笑顔いっぱいで過ごすことが出来ました。
「おじいちゃん、おばあちゃんにお礼を言って、幼稚園に帰ります。


「ありがとう!また、来させてねー」


帰りも、しっかりとした足取りで幼稚園まで歩くことが出来ました。



今回も、たくさんの方々にご協力いただき、3歳児も一緒に園外保育を体験することが出来ました。初めてのお散歩で少し歩きましたが、泣く子もなく、みんなで元気に過ごしました。
田んぼを提供していただいたおじいちゃん、おばあちゃん、今回も一緒に行ってくださった西和佐フレンズのお母さん方、本当にありがとうございました。
帰ってからも田んぼで見つけたカエルやバッタと一緒に遊ぶ様子も見られました。これから、過ごしやすい涼しい日が続くと思います。このような心地よい季節に、これから控えている紀伊風土記の丘への園外保育、また大型バスで行く遠足など、子供たちが安全に楽しんで過ごせるように努めていきたいと考えています。
サツマイモを収穫して、少し空いた畑を見渡したきく組さんが、「ねえ、今度は何を植える」と提案してくれました。「また、買い物に行かないとね」「何を買いに行く?」早速、作戦会議が始まりました。
「どれにする?」「ぼくのお家、まだキュウリ出来てるよ」

「カリフラワーかなあ」

「ぼくは オータムポエム 絵を描いてお店の人に知らせよう」

「これもいいんじゃない」「スナップエンドウにしようか」

「コマツナもいいよね」

色々悩んだ結果、「スナップエンドウ、小松菜、ネギ、ニンジン、オレンジカリフラワー、オータムポエム」になりました。
買い物に行く日を決めて、「いってきまーす」
「あっ公務員さん、行ってきまーす」「いってらっしゃい」


「もうすぐ 着くよなあ」

お店に着くと、早速お目当てのものを探し始めました。「どこにあるかなあ」
「見つけた。カリフラワーの苗」

「どれにしようかなあ」

「これもいいなあ」

「すみません。ニンジン植えたいんですが、どれがいいですか?」「このニンジンだったら、(植えるの)まだ間に合いますよ。」

「どれを選んだらいいですか?」「これがいいと思いますよ」お店の方も、子供たちにしっかりと向き合ってくれて、質問に応えてくれました。

商品を選んで、お金を払います。レジには行列が出来ました。

お金を払って、帰ろうとすると、「あっゆり組さんも買い物来るって言うてたよなあ」「これ、いいんじゃない?」「このキャベツあまうまキャベツだって、絶対に美味しいよなあ」

「これもいいで。子供に人気のイチゴやで」


帰りも気を付けて帰ってきました。
出迎えてくれたみんなに買ってきたものをお知らせして、次の日、早速植えてみました。
黒いポットからそーっと苗を出すのも上手になり、自分たちの大好きな畑に、植えたいものを自分で植える。きく組さんにとっては、こんなに楽しいことはないです。みんなでおしゃべりをしながら楽しく植えることが出来ました。
きく組さんが修了した後に出来る野菜もあります。この3年間で「自分たちの畑」に植えるものを考え、買い物に行き、栽培する楽しさを十分に味わいました。この体験が、就学した後もきっと学びにつながると信じています。
「小学校に行っても 野菜が出来てるか見に来るねー」と言ってくれる子もいます。こうやって、次の小さい友達につながっていくのだと思います。
運動会に、きく組の年長さんがパラバルーンをすることになりました。
2学期が始まってから、遊戯室でみんなで遊んでいると、「わー 膨らんだー」「中に入るの楽しいなあ」など、楽しそうな様子が見られました。どんなふうにしたら出来るかをみんなで考えて、少しずつ形になってきています。
遊戯室に広げると、こんなに大きいなあ

みんなで持つと、そんなに重くないよ

たんぽぽさんやゆりさんも一緒にするから、ダンスもするよ



バルーンの周りを歩いたり、


バルーンを持って歩いたり、



色々なことをして遊んでいるよ



こんなに膨らむと、面白いな

みんなで「せーの」でしないとうまくできないよね

でも、みんなで息を合わせると、出来ることも多いよ





今度は、広い運動場でやってみよう。ゆりさんやたんぽぽさんも仲間入りして、みんなですると、もっと楽しいよね。

1学期から収穫していたナスを、子供たちは持って帰り、園でも炒めたり、スープにしたり、みそ汁にしたりしていただきました。残っていたナスを見つけたきく組さんは、


「どうやって食べようか」「みんなで食べよう」「ケーキにしよう」

と、いろいろな案を出してくれて、「チーズで焼いて食べる」「ケーキにする」の2つに決めました。

ムラサキのナスはケーキに

白いとろーりナスはチーズとケチャップで焼くことにしました。

ケーキは、園では出来ないので、焼き方を調べて職員が焼いてきました。

朝から玄関に置いておくと、「なんか美味しそうなにおいするなあ」「お腹すいてきたし、ケーキ食べる?」と、子供たちが提案してくれました。「では、切りましょうか」

「わー美味しそう」「チョコかな」「ナスビやで」「どんな味かなあ」

「おいしい!!ぜんぶ食べたよ」

「ちょっと食べてみた」

「美味しいなあ」「もっと食べたい」「ブルーベリーの味がするね」

次は、「チーズとケチャップで焼きます」美味しい思い出が、また一つ増えました。
9月27日(金)なかよし広場(未就園児の集い)をしました。
今日は、少し涼しい風が吹いていましたがやっぱり暑い一日でした。今日の受付はきく組さんです。
準備をしていると、すぐに手伝ってくれました。
「おはようございます」

「初めてですか?」「はい」「これに書いてください」

「名前書いてくださいね」

「これに書いてね」

受付を終えて、好きな遊びを楽しんでいます。砂場は大人気です。おもちゃをいっぱい出して、いっぱい使って遊んでいます。

保育室でも、おもちゃやままごと遊びが楽しいようです。時間が経つと、遊びも活発になってきましたよ。在園児も一緒に遊んでいます。小さい友達が可愛いようです。

いっぱい遊んだ後は、今日は「芋ほり」をしました。1学期になかよしさんに植えてもらったサツマイモが大きくなってきていると思います。つるを引っ張って・・・「よいしょ、よいしょ」なかなか引っ張れません

ようやく引いたので、ここからはしっかりと掘ってもらいました。さあ、お芋は出てくるかな。手やスコップを使って掘っていきました。

今年は少し少なかったのですが、お一人2,3本は持って帰ってくれました。
入園要項も配布しています。また、見学等も随時受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。次回のなかよし広場は、10月11日(金)です。ダイコンを植える予定にしています。お楽しみにお越しくださいね。