新しいお友達がきてくれました

昨日は入園式を実施しました。中之島幼稚園に新しいお友達が増えて、4.5歳児の子供たちも嬉しくて、「明日から、ばら組さん(3歳児)きてくれるな~」「いっぱい遊んであげようっと!」「優しくしてあげないとね」と、とても楽しみにしていました。

今日から、3歳児ばら組さんが、登園してきてくれています。

「早く、公園(園庭)に行きたい!!」「お兄ちゃんのお部屋に行きたい!」など、自分のしたいことをしっかり伝えてくれている子やどうたらいいか少し戸惑っている子、お友達の遊んでいる様子をじっと見ている子、先生のそばから離れないようにして遊んでいる子、おうちの方に会いたくなって泣き出してします子もなど、いろいろな姿が見られました。

3歳児にとって、初めての集団生活。今日は一日だけでも、いろいろな出会いがあったかと思います。先生との出会い、友達との出会い、保育室との出会い、遊具との出会い、明日はどんな出会いがあるか楽しみですね。明日も元気にきてくだいね。

今日から、新学期が始まりました

今日から令和3年度が、はじまりました。新任式では、4月に赴任してきた新しい先生の紹介しました。そのあと、始業式を行いました。

ひとつ大きい学年になって、ピカピカの名札をうれしそうに見つめている子、お部屋の場所がかわって少し、そわそわしている子、早く遊びたくてワクワクしている子など、一人一人、新しい学年になったことをしっかりと受け止めているようでした。

式では、少し緊張気味の子供たちでしたが、担任の先生の紹介がされると、少し表情が和らいで、笑顔になっている子もいました。

新しい学年になって、子供たちも嬉しい気持ちと、少し環境がかわって、ドキドキしている気持ちが入り交じっていることことだと思います。

どの子供も、新学期、元気にスタートがきれるように、職員みんなでサポートしていきたいと思っています。

 

 

明日から 新年度スタートです。

さあ、明日から、新年度がスタートします。

今日は、朝から、職員全員で、園庭や園舎の中の環境整備を行いました。子供たちにとって、どんな環境が良いのか、どのように遊具を配置すれば子供たちがより遊びにのめり込むことができるのか、そんなことを職員同士で考えながら環境を整えていきます。

午後からは、4月1日に新しい職員も着任していますので、園のことについて共通理解を図るための会議を行いました。

さあ、明日から幼稚園がはじまります。先生たちも、子供たちに会えるのを楽しみにしています。

 

新しい年度を迎えて

昨日、離任式で、2人の退職の職員と2人の転任する職員を見送り、少し寂しい幼稚園でしたが、本日、4人の新しい職員が本園に着任しました。

園庭の桜も、お花も そして、うさぎのゆめちゃんまでも、温かく迎えてくれていました。

新しい年度を迎え、9人の職員で、気持ちも新たに頑張っていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

 

幼稚園教育を振り返って

小学校教員として最後まで勤めると思っていたのですが、縁があり、50歳を過ぎてから幼稚園に勤務させていただきました。

そして、私自身が幼児教育を改めて学びました。そして今、幼児教育の役割をこのように考えています。

子供自身が自己肯定感に満ち、主体的に人・もの・ことに関わっていく人に成長いてくれたら、子供自身が人生に対して「明るく・前向きに・笑顔で」生きていく人生を歩む人となると思います。

そのためにも、自分で好きなことに対して「やってみよう」と活動し、「できそう」「できた」を繰り返す中で、自信を育んでくれたら。その支援をするのが、幼稚園教育ではないかと。

中之島幼稚園教育目標は「心身ともに健康で、楽しく遊ぶ子供を育てる」です。子供自身がしっかりと楽しく遊んでいるうちに、このような人生を生きる力をつけていってほしい。そのために教師は、環境をととのえ支援していく立場なのだとの思いから考えた目標です。

中之島幼稚園の研究目標は「自分の思いを伸び伸びと表現しながら、主体的に遊ぶ子供を育てよう。-やってみよう!どうする?やったあ!すごいねー」です。

生きる力をつけるための道筋として、友達や先生の中で安心して自分らしい自己表現をし、試行錯誤を繰り替えることができることで、自己肯定感を持ち、主体的に周りに関わっていこうとする子になってほしいとの思いで、具体的な取り組みとしてかかげています。

園長としての最後の年に、園の先生方と一丸となり、このことについての取組ができたことを嬉しく思いますし、誇らしくも思っています。

来年度は、子供の「変化しようとする行動を見取る」ことに焦点を当てることで、さらに子供を大切に見守り、子供の変化成長を喜びあえる教師集団となると考えています。

私の園長としての最後の年に、子供たちをやさしく、あたたかく、見守り成長を願う最高の教師集団で、教育実践を行えたこと、本当にありがたく思っています。私は「ついている」と言うのが口癖です。『仏さまが、ついている』としか思えないようなことが次々と起こってくるのです。60歳で園長として退職後、もう一度縁を頂き、再び幼稚園で65歳まで務めることができたことも、奇跡の事のようにありがたい事でした。

コロナ禍の中ではありましたが、しっかりと保護者の皆さんの支えを頂き、中之島幼稚園教育実践をできましたこと等々、すべての皆さんに感謝申し上げます。

ありがとうございました。

3月吉日 中之島幼稚園 園長

※春を待つ、園庭の様子です。

 

もんしろちょうも春を

12月ごろ、子供たちがブロッコリーの葉についた幼虫を見つけました。虫かごに飼う事になりました。

それらは、冬越しして、1月にはさなぎになっていました。

3月29日、「もんしろちょう」が、虫かごの中で羽を広げていました。

もんしろちょうを、広い花畑のような、園庭に放してあげました。

『春!』ですね。

 

 

 

本は第二の友達(今年度買った絵本)

2月にグルリンメールにて、全保護者の皆さんから、「購入絵本の希望」を出して頂きました。希望していただいた図書すべてを購入させていただきました。ありがとうございました。楽しみにしてください。今までのように、4月に「うちどく」ノートを新しく配ります。本を10冊読めば、プレゼントがもらえます。本は、字も覚えることになります。語彙数が増えます。学力アップにもつながります。それよりなにより、親子で楽しい時間となります。「本は第二の友達」です。良いことずくめの『本大好きっ子』になってほしいと思います。

・コんガらガっちの絵本シリーズ(8冊)・ノラネコぐんだんシリーズ(7冊)・きょだいなガチャガチャ

・うしとざん・むれ・せんろはつづく・ふみきりくん・おかあさんがおかあさんになった日

・からすのパンやさん・100万回生きたねこ・ピーターラビットやさいばたけで、おおさわぎ!

・ママがおばけになっちゃった!・3びきのかわいいオオカミ・パンダ銭湯・あきのセーターをつくりに

・えんそくおにぎり・ゆきだるまうさぎ・オニのサラリーマン・すーべりだい・いのちをいただく

・なんのぎょうれつ・なんのじゅうたい・うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん

・しろくまのパンツ・おばけだじょ・やさいさん・だいすきぎゅっぎゅ・でんでんむしのかなしみ

・ばけバケツ・シニガミさん・まあちゃんのながいかみ・おやさいしろくま・にくにくしろくま

・うみのごちそうしろくま・きょだいなガチャガチャ・フンガくん・あまえんぼうフンガくん

・べそっかきフンガくん・おさわがせフンガくん・ぐずりっこフンガくん・くいしんぼうフンガくん

・タンタンのずぼん・タンタンのハンカチ・タンタンのぼうし・タンタンのしろくま

・もったいないばあさんがくるよ・もったいないばあさんのてんごくとじごく・もったいないばあさんのいたただきます

地域の方から「裏紙を使ってくれれば」(2月22日)

地域の方から電話を頂きました。早速車でうかがいました。

「中之島幼稚園を、子供も卒園しているのやで。」中之島幼稚園を大事にしてくださる一言をいただきながら、大きいカレンダーの裏紙を利用してもらえればありがたいといただきました。

ありがとうございます。ときどき、職員室に「紙、頂戴」と、子供たちがとりにきます。その時に、この紙を利用させていただきます。紙と一緒に、園を愛してくださっている心もいただいた気がします。地域からも支えていただいていることが、本当にありがたいことです。

素敵な子供を待って、園環境を

子供たちの笑顔と、明るい声を待っている、春休みの幼稚園。
いつものように、先生みんなで、朝の園内清掃を行っています。
うさぎのえさやり、園庭の掃除。園庭のくさとり。

新しい年度に、新しい園児と、1つ進級した素敵な子供たちがくるのを待ちながら・・・。
春休みの、日々の園の様子です。

教育目標に迫るために

小学校教師として退職まで勤務と考えていたのが、縁を頂き「園」に来て、10年少しを過ごさせていただきました。

そして、幼児教育を学ばせていただきました。本当にありがとうございました。

中之島幼稚園の教育目標である「心身ともに健康で、楽しく遊ぶ子供を育てる」の達成する過程として思っていることををメモておこうと思います。そのような実践が、つみあがっていくと思っています。

1.3つの支援のあり方
①集団支援②グループ支援③個人支援

※当たり前のことですが、学級集団を「その気にさせるような先生からの子供へのにこやかな力添え」と「活動が生まれやすいような環境を意図を持ってつくり」楽しい活動をしたり、一人一人に沿った支援をしています。

2.「指導者」であり「支援者」
①指導者:目的地まで到達させる

②支援者:主体を支援する立場

※幼稚園教師には、指導者として、また、支援者としてのバランスが求められます。しかし、目的地は、はっきりと持っておく。それに向かって、最善の道筋を。主体である子どもを最大限に活かすように歩むことが大事と思います。そのためにも、発達の見通しを持って意図的・計画的に環境を構成していく

※幼児をただ遊ばせているだけでは、発達に必要な体験が得られるとは限らない。今、目の前にいる子供たちに何を育てたいのか。子供たちがどのような体験を必要としているのか。必要な体験ができるよう教師の意図が大事。子供が主体的に活動する基盤には、教師の意図がなければ、発達に必要な体験は得られない。

3.活かすための姿
①安全・安心
・生理的欲求を満たす・安全欲求を満たす

・ありのままの自分が出せる。教師との信頼関係。教師の人間愛。

・温かいクラスの雰囲気

・興味や欲求の刺激となる環境

・試行錯誤できることを保証されている時間・場・材料・友たち・教師。

②子どもと歩む
・理解し続ける・慈愛・帰属欲求を満たす
⇒ここにあなたの場所がちゃんとあるよ

③人間磁石
・必要な距離、必要な場所、必要な声かけ、必要な援助

※まず、安全で安心できる場をつくることが求められます。トイレ指導も「生理的欲求を満たす」本当に大事なことです。また、先生といたら、自然と顔がほころぶような、安心できる場をつくりたいです。そして、ここが僕のいる場所だよと「帰属欲求を満たす」ためにも、一人一人を理解する必要があると強く思っています。それから私の造語ですが、「人間磁石」になる必要があります。教師の出番が必要な時、必要なだけ支援ができる構えを常にもつことの大事さを思います。

4.社会的欲求を満たす
・それぞれに良いところがあり、それぞれにすてきだね。
・自己有能感
・自尊感情

※自分を認めてくれるから、安心して自分らしく表現でき、主体的な行動ができます。

5.自己実現欲求を満たす
一人一人が自分の持っている可能性を十二分に発揮して、生き生きと輝く

※教育目標の「心身ともに健康で、楽しく遊ぶ子供を育てる」の目標が達成できる段階だと思っています。

6.社会的役割欲求
自分も幸せだけど、みんなが幸せになると、自分ももっと幸せ。
そのために出来ることをすることが、幸せ。

※自分だけでなく、集団として、みんなが生き生きとすることができると考えます。

・・・・

中之島幼稚園で、職員一丸となり、「遊びが学び」となる、教育実践ができたこと、本当にありがたかったことです。

私の教師としてのラストイヤーを最高の職員と共に取り組めたことが、本当に幸せなことです。

子供たちに感謝、保護者の皆さんにも感謝、職員にも感謝です。

ありがとうございました。

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