まずはこうしてみなさんが、無事に卒業式を迎えられたことを、お祝いしなければなりませんね。

おめでとうございます。

この六年間を、一度目を閉じて振り返ってみてください。

先生にも友達にも家の人にも、何にも言わないで我慢したことがあったかもしれません。
それでも、明るくふるまっていたかもしれません。
そうして家でも学校でも、普通のように過ごしていたかもしれません。

みなさん。
そんな自分がえらいと思いませんか。すごいと思いませんか。

私はそう思います。

だからこの先、少々のことがあっても、君たちなら乗り越えられると信じています。

自信とは、自分を信じること。
この四箇郷小学校から、胸を張って自信をもって旅立ってください。

今日は1~3年生とのお別れ式と卒業式の予行を行いました


本番では自由に写真が撮れないので 今日が最後のチャンスの日

こうしてHPに記録しているのは―

―自分の記憶に残したいという気持ちの表れかもしれません

みなさんにとって 何年たってもこの四箇郷のことが―

―何年過ぎてもいい思い出となっていることを願います

パンダの乗り物は混んでいましたが 本物のパンダはすきすきです



これは「レッサー」がつきますが

お別れ遠足は無事終了


これから帰ります

昨日のような天気だったら・・

小学生の団体が多いですね 和歌山市内からも他に2校見かけました


楽しさ満載!ケニア号出発!
道草を食う
「馬が道端の草を食っていて、進行が遅れる。転じて、目的地へ行く途中で他のことに時間を費やす。途中で手間取る。」(出典・デジタル大辞泉)


みなさん、この六年間はどうでしたか。もちろん僕が尋ねていることは、下校時の本当の「道草」ではなく、学校や家での生活が順調に送れてきたかどうかの質問です。人生の先輩として言わせてもらうと、たった六年間だとほとんど障害もなく回り道もせず、そんなことすら意識もせず過ごしてきた人がほとんどだと思います。この機会に、一人でゆっくりと思い返してみるのもいいかもしれませんね。



結論から先に言います。それは「道草を食う」ことは決して悪いことではないということ。君たちにはこの先、いくら考えても努力しても、工夫しても頑張ってもうまくいかないことが山ほど待ち構えています。それが普通のことで当たり前のことなのです。ゆえに目標や希望を達成するのに、遠回りして人よりも遅れても気にしなくもいいというわけ。場合によっては、自身のハードルを下げる勇気も必要になってくるかもしれません。


なぜそんなことが言えるのか。それは僕がみなさんよりも長く生きてきたから。たくさん経験していろんなことを見聞きしてきたから。だから自信をもって「道草を食ってもいい」と、それどころか「道草は大切」とまで声を大にして言いたいですね。


他のことに時間を費やし、途中で手間取ることで得られることも多いことを頭の片隅に、そして得することもあるということを心の引き出しに入れておいて下さい。


卒業は目の前です。
2018.2.28 上田 仁

3年生の授業です

外国語の授業です

楽しんでますね

この時間はけっこうお好き?

各グループからクイズを出題

これがけっこう難しい・・

もちろん発音も難しい・・
お家でお子様から聞いてみてください 「ハンバーガー」の発音を

みなさんは行かれたことはありますか? 市立博物館へ

初めて訪れたのは10年ほど前 四箇郷の教頭になってから付き添いで来ました

今日は3年生と一緒です

年齢を重ねるごとに郷土愛(地元愛)が強くなってきたようで-

-ここは何度来ても飽きません どころか来るたびに新しい発見がありますから

館内の凛とした静かな雰囲気も 窓から見える製鉄所の風景も 好きな理由のひとつかもしれません

ある男の子がつぶやいていました
「今度おばあちゃんと来ようかな」って

お子様から誘われたら断らないでくださいね
掲示や飾り付けだけではありませぬ

今日は市民図書館から借りた本をチェックする日
返す前に必ずこの作業が必要です

ボランティアのお母さんがおっしゃるには
「全部きちんとそろっています。整理もされていて確認しやすかったです」とのこと

いえいえ こちらこそありがとうございます

コンプリートですな