和歌山市立 雑賀崎小学校

学校だより(2月号)

学校だより

対話のある学びと“ほんまもん体験”が強み!

令和4年も早一ヶ月が経とうとしています。その間に出前授業「禁煙教室」「避難所体験教室」や紀美野町での「緑育教室」等“ほんまもん体験”の機会がありました。児童の皆さんは持ち前の好奇心や想像力を発揮し、楽しそうに学ぶ姿が見えました。机上の学びを体験を通して、又は体験から「問い」を立て、調べたり話し合ったりして、確かな学びになるよう取り組めました。

森林保護のために間伐してみました。「緑育教室」

今後も皆さんの学びが、次の学びを呼び、生きて働く力となることを願っています。

これまで以上に「命」を守る行動を!

さて、いつもの話になりますが、新型コロナウイルス感染症防止の話です。第六波がとんでもないスピードで感染拡大をしています。和歌山市も例外ではなく毎日の感染者数は増え続けています。前述の体験学習や出前授業はかろうじて実施できていただけで、時期が違えば中止であったかもしれません。これまで学んだ衛生面の留意点「換気」「マスク着用」「手洗い」「消毒」「黙食」「3密を避ける」等、これまで以上に活かしてください。我がこととして取り組んでほしいです。皆さんのその取組が、皆さんの「命」を守る第一歩になります。

新たな学びのスタイルが必要になってきました。

「ハイフレックス型授業」について

新型コロナウィルス感染症関係の取組として、登校自粛(長期自宅療養など)の増加が予想されます。状況によってはパソコンでのリモート授業「ハイフレックス型授業」の実施が考えられます。「ハイフレックス型授業」とは、登校している児童と対面して教室で行っている授業の映像と音声を、自宅からオンラインで視聴し学習するやり方です。例として、教室での授業で学習しているプリントを、自宅からオンラインでその様子を見ながら、プリントを一緒に学習するというやり方です。ただ学校の現状では、テレビ番組のように何台もカメラを使い、マイクで集音し編集して作るのではなく、一つのパソコンの固定カメラで授業の様子を映しているだけになります。予想されていたものとは全く違い、期待に十分応えられないのが実情であることをご理解ください。なお想定しているメリット、デメリットは次のとおりです。

メリットは『プリントやドリル等、授業と同時にできる』『クラスの雰囲気を見ながらでき

るので安心感がある』『カメラの前に来た先生に質問する

ことができる』、等が挙げられ、それ以上の効果が上がるかもしれません。

デメリットは『固定カメラなので見たい所を思うように見られない』

『音声を拾えず、聞き取りにくいことがある』『自宅で学ぶことに慣れ、登校して学ぶ意義を見失うかもしれない』等に加え、その他にも想定外の問題が出る可能性があります。

聞いた話では「特に低学年では、児童一人で集中して学習するのが難しく保護者の協力が不可欠だった」そうです。また、気がかりなのは「感染症の影響がない児童の自宅待機が続く場合、リモート授業内で画面に映る待機児童の欠席理由の詮索等が起こり、トラブルになる」ことが予想されます。

本校でも「ハイフレックス型授業」の取組を検討しています。内容や方法等の事前指導を行い子ども達が理解しないと思うように効果があがらないと考えています。ご家庭のご理解、ご協力も必要です。保護者の皆さんも「ハイフレックス型授業」についてメリット、デメリットを検討していただき、ご意向を担任までお伝えください。

■2月の予定(1月27日現在の予定です。諸事情により変更となることがあります。)

予 定
1 移動図書
2 委員会
4 スクールカウンセラー
7 新入児説明会(14:30)

9 おめでとう集会
10 アウトメディア
11 建国記念の日
15 移動図書
16 クラブ
22 授業参観・足アート展は、 感染拡大のため中止にします
23 天皇誕生日
25 漢字博士検定

■3月の予定

予 定
1 セーフティーネット 移動図書
9 おめでとう集会
11 スクールカウンセラー ALT
15 移動図書 卒業式会場準備(3年~5年) 1年・6年13:00下校
17 6年生を送る会  6年14:30下校
18 卒業式 1年生~5年生は、お休み
24 終業式

※感染状況により、急遽変更することがあります。ご了解ください。

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