和歌山市立 雑賀崎幼稚園

稲刈りをしたよ

 6月初めに田植えをした稲が、収穫時期を迎えました。

子供たちは、夏休み中も園に来ると稲を撫でるように触って、大きくなる様子を視覚だけでなく指先の感触でも感じ取っていました。

 

子供たちは先生からお米を収穫することを「稲刈り」ということを教えてもらい、農家さんが稲刈りをしている様子を動画で見ました。

広い田んぼにたくさんの首を垂れた稲穂の中をコンバインが勢いよく稲刈りをしていく様子に、子供たちは興味津々で見入っていました。

田んぼの端を鎌を使って手で刈り取っていく様子も見ました。

「シャッシャッって音してるなぁ」と手際よく刈り取る様子を真剣に見ている子もいました。

 

動画の田んぼには水がないことに気がついて、園の田んぼの水も抜くことにしました。

とっても重たかったのですが、みんなで力を合わせて頑張りました。

子供たちは、鎌の代わりにはさみを使って収穫しました。

「コンバインはできやんけど、はさみやったらできそうやなぁ」

動画では、稲の根元の方をもって刈り取っていたことや逆手に稲を握っていたことを覚えていた子もいて、

「こんなに持ってたなぁ」「ちょっとかたいなぁ」「もうちょっとやけどなぁ」など

と話しながら稲刈りをしていました。

刈り取った稲はひもでくくって天日干しをしています。

 

おにぎりにして食べたいな!と楽しみにしている子供たちです。

 

ポップコーンの収穫

ポップコーンの葉が枯れてきて、収穫時期を迎えました。

子供たちは実が枯れていないか心配ながら、収穫していました。

 

 

中の実がどうなっているのか、ドキドキしながら皮をむきました。

きれいなオレンジ色の実がたくさんついていて、嬉しそうに知らせに来てくれました。

採れたポップコーンの実は、乾燥させなければいけないことを子供たちに伝えて、ハンガーラックを用意すると、タフロープで葉を束ねて干したり、麻のひもを持ってきて結んだり、葉っぱを取ってしまった実は、S字フックをいくつか並べてその上に実を寝かせたり、それぞれに考えて干していました。

 

早く食べたいなぁ~と首を長くして待っている子供たちです。

さいかざきパフェ おいしいな!!

子供たちが大好きな絵本「そらまめくんとながいながいまめ」に登場するサンジャクマメを育てました。

子供たちが水やりをして、夏の日差しも浴びて、ぐんぐん大きくなり、隣の小学校のプールのフェンスの上まで

伸びました。

緑のカーテンの下に入って上を見上げると、空から豆が降ってくるように見えて、とても楽しそうでした。

初めて見るながーいまめに子供たちは興味津々。

「ながーいなぁ~」「これ食べれる?」「絵本のと一緒やな」

ながーいさやの中は、たくさんの豆が入っていて、みんなで丁寧に一粒一粒収穫しました。

 

 

豆は、子供たちのおやつにあんこにしました。

お鍋でコトコト炊いていると、いい匂いがしてきて、子供たちもできあがりを楽しみにしていました。

 

あんこは粗熱を取って…

そういえば、コロタンあったよね。梅ジュースの梅をつぶして梅ジャムにして

クラッカーとアイスを添えると

「さいかざきパフェのできあがり!!」

子供たちは、好きな量だけ自分でお皿に盛りつけて、「さいかざきパフェ」を作って楽しんでいました。

もちろん、とってもおいしくて、みんな大満足でした。

 

スイカの収穫・「さいかざきポンチ」を食べたよ!

暑い日差しを浴びてスイカがぐんぐん大きくなり、畑いっぱいにツルが広がりました。

花もたくさん咲き始め、よく見ると根元が膨らんだ雌花も咲いています。

 「おかあさんのお花あったよ!」

受粉をしないとスイカが実らないことを先生に教えてもらい、お母さんの花(雌花)を見つけると、自分たちでお父さんの花(雄花)を取ってくっつけて受粉させていました。

受粉させて数日で5,6センチのかわいいスイカになっていました。

やっと実がついた大切なスイカを守る方法を考えました

すると5歳児さんが「はこ あなあけて、あみしたらいいやん!」

と言って、作り始めました。

できあがった箱をスイカにそっとのせていました。

(箱で作りましたが雨にも負けず、収穫の時までスイカを守ってくれました)

スイカがどんどん増えてきたので、

それを見た別の5歳児さんが 「これ、いいやん」とコンテナをかぶせていました。

 

夏休みにも、保護者の方と一緒に畑に来て、スイカが熟するのを楽しみにしていました。

ところが、夏休みのある日...なんとコンテナの隙間からかじられていました...

大切なスイカを守るため、畑全体にタフロープをかけました。

 

 

何とかスイカを守り切り

「そろそろ、このスイカ食べられるかな~」

直径25センチほどのスイカを収穫しました。

「おっき~い!」「おもたーい!」

どのくらい重たいのかどうすればわかるかな?

子供たちは、今までの経験から、「体重測定」をすることにしました。

スイカの体重?!は、3.4Kgもありました!

 

   切り分けると「うわぁ~!!」

きれいな赤色で、お部屋中にスイカの甘いにおいが漂って、みんな「早く食べよう!」

と手を洗って早速 「いただきます!!」

「あまーい!」「おいしーい!」「もう1個食べたーい」 と、大喜びでした。

半玉を食べて、残りをどうする?となったときに、5歳児さんが「家でフルーツポンチ作ったことあるよ」

と教えてくれました。

みんなでスイカをくりぬいて、幼稚園で収穫したブルーベリーとコロタン(メロン)も添えて

炭酸の代わりに清涼飲料水も加えて 「さいかざきポンチ」のできあがり!!

とってもおいしくて、3.4Kgのスイカは、あっという間になくなりました。

夏野菜いーっぱい!!

 

ミニトマトは、ぐんぐん大きくなり、たくさん実りました。

子供たちは、赤くなったトマトを見つけて収穫し、水で洗って「パクッ!」と食べています。

   

きゅうりは、網に沿って壁の上までツルを伸ばしました。真っ直ぐきれいなきゅうりがたくさん実りました。

ぶら下がったきゅうりを見つけると、背伸びをして頑張って収穫をしていました。

月曜日に見ると「おばけきゅうり」になっているのもあって、子供たちはその大きさにびっくりしていました。 きゅうりとトマトは、氷水で冷やした「冷え冷えトマト・冷え冷えきゅうり」が人気で、子供たちはおやつのように、ぱくぱくと食べています。

ピーマンは、「こどもピーマン」という種類なので苦みが少なく、子供たちもごま油で軽く炒めてめんつゆを少しかけると「おいしーい!」と言って食べていました。

 

自分たちで育てた野菜はとてもおいしくて、苦手意識を克服できた子もいました。

夏休みもたくさん実っているので畑を開放して、親子で収穫を楽しんでもらっています。

  

「コロタン」おいしいかったよ!

5月中頃に植えた「コロタン」

子供たちが水やりや草抜きをして、ぐんぐん生長してきました。

畑から壁に向かってネットを張ったので、中を覗き込むことができます。

「花咲いてるかな…」子供たちは、コロタンの実がつくのを首を長くして待っていました。

花が咲き始めると甘いにおいがするのか、虫たちが集まってきて受粉をしてくれていました。

6月上旬、かわいい実がつき始めました。

虫を見つけた子供は「あっち行って、あっち行って~」と必死に手で追い払って「コロタン」を守っていました。

  実が大きくなってきたので、鳥に食べられたり、傷まないようにネットをかけました。(排水溝のネットを代用しました)

 

7月上旬、ようやく収穫です。

直径13センチほどになりました。

 

 網目がついて、メロンそのものです!

「収穫してから3日ほど置いておくと甘くなるよ」と園長先生に教えてもらい、すぐに食べたいのを我慢して寝かせておきました。

子供たちの前で「コロタン」入刀!!  給食のデザートです。

「うわぁ~!!」

園長先生も一緒にみんなでいただきました。とーっても甘くて、ほっぺが落ちそうでした。

ポップコーンと背比べ

 

 

今年は、色々な種類の野菜を植えて、みんなで育てています。

ツルが伸びたり。地面を這うように大きくなったり、背がとっても大きくなったり、成長の過程の違いにも触れることができるように、夏野菜はミニトマトやオクラ、キュウリ、ピーマン、メロン、スイカ、枝豆、サンジャクマメ、そしてポップコーンを育てています。

 

5月中頃、ポップコーンの種をまきました。

 

種まきをしてから1週間ほどで5~6センチになりました

雨の力も借りて、20日ほどで15~20センチになりました。

子供たちは、水やりや草抜きもがんばっています。

ポップコーンができるのを楽しみにしているので、水遊びの途中で思い出し水鉄砲で水やりをする子もいます。

1ケ月半ほどで5歳児の子供の背丈ほどになり、ポップコーンと背比べです。

「葉っぱ伸ばしたら、もっと大きいよ」

ポップコーンの収穫を楽しみにしています。

もうすぐ2ケ月、穂がつき始めました。180センチほどまで生長しています。

おいしいポップコーンがたくさんできるといいね。

とんぼに変身したよ!

先日、小学校のプールで捕まえたヤゴがとんぼに変身していました。

飼育ケースにも雑賀崎田んぼの稲にも、ヤゴの抜け殻がたくさん残っています。

その様子を見た子は、「とんぼの服だけ残ってる~」と話していました。

 

羽化したとんぼが水の中に落ちてしまっていたので、飼育ケースの中に移して様子を見ていました。羽がきれいに開いてきたので、子供たちは外に放してあげようと、玄関まで飼育ケースを持ってきました。

「羽が動いてる!」「ふた、開けといたらいいやん」と飼育ケースのふたを開けて見守っていました。

 

飛んでいく様子がないので子供が手を入れると、2匹のとんぼが指に上ってきました。

「うわぁ~!!」と子供たちもびっくり。

「とんぼって、こんなんやったんやなぁ~」

「目のまわり緑色!!」  いろんな発見ができました。

  

とんぼは、子供たちに「ありがとう」を伝えるかのように幼稚園の軒先で一息ついてから、大空へ飛び立っていきました。

 

梅ジュース作り

小学校へお散歩に行ったときに、梅の木に実がなっているのを見つけました。

いくつか拾って帰ってきて「いい匂いがするよ!」ときれいな実を見せてくれました。

手が届かないところは園長先生が採ってくださり、かごいっぱいの梅を収穫できました。

 

収穫した梅の実で「梅ジュース」を作りました。

きれいに梅の実を洗って

一つずつ丁寧に、梅の軸をきれいに取ります

おいしい梅ジュースができるように、みんなでがんばりました。

瓶に梅の実と砂糖、リンゴ酢を入れて寝かせます。

早く飲みたいなぁ~と、できあがりを楽しみにしている子供たちです。

ヤゴを採ったよ

園庭には、小学校のプールが隣接しています。プール開きを前に掃除をするため、小学校の先生が水を抜いていました。

遊んでいる子供たちに気付き「ヤゴ(トンボの幼虫)がたくさんいるよ!」と声をかけてくれました。

早速、網とバケツをもってプールに行くと、アメンボやヤゴがたくさんいました。

滑りそうになりながらも、たくさんヤゴを取っていました。

アメンボは動きが早くて捕るのが難しく「どう?捕れた?」と聞くと「すぐ逃げるんよ…」と話してくれました。

 

ヤゴ捕りを楽しんだ後で、プール掃除のお手伝いをしました。

幼稚園のプールだけでなく、大きなプールに入ることも楽しみになった様子でした。

 

アメンボやヤゴは、飼育ケースで育てるだけでなく、自然に近い環境で飼育できるように、先日子供たちと作った田んぼにも放ちました。

今度は捕まらないように、と藻の中に逃げ込むヤゴをじっと見つめていました。

 

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