

幼稚園の近くにある波早ビーチで、今年も地域の方々や和歌山市農林水産課がご協力くださり、稚魚放流体験をさせていただくことができました。


バケツにかわいいヒラメの赤ちゃんを入れてもらうと、砂浜に足を取られながらも波打ち際までがんばって運びました。
「早く海へいれてあげやな、しんどくなるんやで」と、何度も稚魚を運んできたトラックと波打ち際を往復していました。


今年はキジハタの赤ちゃんの放流もしました。
バケツの中でバチャバチャと水をはねて泳ぐ姿に「この魚元気やなぁ~」と興味津々に覗き込んでいました。
波打ち際では、「元気でね~」「バイバ~イ」と小さな魚たちを見送っていました。

片男波公園へ遠足に出かけました。
新緑が鮮やかで、年長児が、年少児・年中児と手をつないでお散歩をしたり、大きなアスレチックで遊んだりしました。


丸太のつり橋は、初めおそるおそる歩いていた子もいましたが、何度か歩いているうちに揺らさないように歩いたり、体を揺れに合わせてバランスを取ったりできるようになっていました。


友達や先生と一緒に長いローラー滑り台を滑るのはとても楽しくて、みんなでギュウギュウにくっついて滑ったり、「お~い!!」と手を振ったり、何度も滑っていました。

「お~い 聞こえる?」「あれ?聞こえやんなぁ」「こっちかな?」「あっ 聞こえたで!」
と、幼稚園にはない、おもしろい遊具に興味津々で遊んでいました。

年長児は、落ち葉や木の実、松ぼっくりなどを見つけて拾い集めていました。
みんなでお弁当とおやつも食べて、楽しい一日を過ごしました。

今日は、令和7年度始業式でした。
進級して新しい名札を担任の先生につけてもらうと、とてもうれしそうでした。
新しいお帳面のシールはどんな絵があるのかな、と
友達と一緒にわくわくしながらシールをはっていました。

お帳面用の机にお知らせが貼ってありました。
昨年栽培していた人参にアゲハ蝶のさなぎがついていたのですが
春休み中にきれいなアゲハ蝶になって飛び立ったお知らせでした。
子供たちは「にんじん、おいといてよかったなぁ」
と、一度は収穫しようとした人参をアゲハ蝶のために残していたので
無事にアゲハ蝶になったことを喜んでいました。

畑では、きぬさやとスナップエンドウがたくさん収穫できました。
「食べるときには筋を取るんだよ」と先生が話すと
「やってみたい!」と先生の真似をしてやり始めました。
いくつか筋を取っていると、豆の中がどうなっているのか気になり始めて
きぬさやを夢中になって割っていました。
そして、出てきた小さな豆を集めて、瞳をキラキラさせながら見つめていました。


今年度も、子供の好奇心や探求心を大切にしながら、充実感や満足感を味わえるような体験がたくさんできる環境作りをしていきたいと考えています。


3学期は毎日足早に過ぎていきます。
残りの日々で、みんなでやりたいことを話していると「あっ!灯台まだ行ってないやん」
と、子供たちが思い出しました。
番所庭園から双眼鏡で見えた「雑賀崎灯台」です。子供たちの思いを汲んで雑賀崎灯台に探検に出かけました。
雑賀崎まち歩きマップを見ながら出発です。
①避難訓練で通っている道です。今日はゆっくり歩いて梅の花やノグルミなどを見つけました。
②地域の方が木の切り株のベンチ「休んでね」のベンチを置いてくださっています。
子供たちも座ってお茶を飲んでちょっと休憩。

黄色の〇 「沖見の里」レモンの丘公園につきました。
まだまだ歩かないといけないのですが、「ちょっとだけ鬼ごっこしていこう!」と、元気な子供たちは走り回っていました。

③「今、この道を通っているよ」と子供たちとマップを確認しながら通りました。
秘密の抜け道のような細い道も、景色や会話を楽しみながら進み、番所庭園に到着です。

緑の〇 「番所庭園」から眺める景色は絶景です。
「前に来た時もここに座ったなぁ」と話していました。
番所庭園から見える灯台は
赤〇の中です・・・
④灯台まで坂道を登っていくので、元気が出るように途中で雑賀崎名物の「おおやさ」を買いました。
「おおやさ」をもって、灯台まであと少し。

青の〇 念願の雑賀崎灯台です!
目の前に大きな灯台が見えると「わぁ!!」と歓声があがりました。
たくさん歩いたのでおやつの「おおやさ」をとってもおいしそうに食べていました。

灯台の上は風が強くてびっくりしましたが、キラキラ光る波がとてもきれいで、雑賀崎幼稚園の2番の歌詞「海はきらきらまぶしいな~♪」そのものでした。海の美しさ大きさなどいろんなことに感動しながら、みんなで園歌を大合唱!!
子供たち念願の雑賀崎灯台への探検は、雑賀崎地区の名所を巡って、名物をいただいて、雑賀崎を満喫できました。


秋にJAさんから種と土をいただいて、大根を育てました。
子供たちが毎日コツコツ水やりをしたり、草抜きをしたり頑張ったので
こんなに大きな大根が収穫できました。
「どっちが大きいかな?」と比べたり、地面に置いて長さ比べをしている子供もいました。
恒例の体重測定をすると
なんと一番大きい大根は4.5キロありました
みんな1本ずつ抱きかかえて家に持ち帰り、後日、子供たちから「大根のおでん、おいしかったよ!」「お味噌汁に入ってた~」など、話を聞くことができました。
子供たちが持ち帰ってもまだ大根があるので、幼稚園でもみんなで食べました。


大根そのものを味わえるように、薄切りにして軽く塩もみだけの「パリパリだいこん」と
だしと醤油で炊いた「しみしみだいこん」を作りました。
おかわりを何回もして、おいしくいただきました。

それでもまだ 大根があるので
小学校のお兄さん、お姉さんにも食べてもらおう!
と、給食室にお届けして、調理していただきました。
そして、一緒に給食をいただきました。

この日の献立は「マーボー大根」。
小学生も「おいしいな!」とおかわりをしてくれたり、大根が苦手な子も食べてくれたり、「マーボー大根丼」にして、モリモリ食べてくれたりして、園の子供たちもその様子を見てとてもうれしそうでした。
マーボー大根の他に、お味噌汁、大根とツナのサラダ、大根のなます、おでん、中華スープ、豚汁などを作ってくださり、2月の給食で大根を満喫できました。
地域の方々や小学校のお兄さん、お姉さんに昔遊びを教えていただきました。

お手玉やあやとりは、小学生が上手にする様子を見て、子供たちも挑戦してみるのですが、なかなかうまくできません。小学生や地域の方が、やり方を見せてくれたり、手をとって教えてくださったりしました。

ゴム鉄砲は勢いよく飛ぶので、子供たちがとても興味をもち、何度も挑戦して楽しんでいました。

小学生の手作りおもちゃもあり、お兄さん、お姉さんに使い方や遊び方を聞きながら、一緒に楽しんでいました。
たくさん遊んで、小学校のお兄さん、お姉さんや地域の方々と楽しい時間を過ごすことができました。

今朝、小学校のお友達がお手紙を届けてくれました。
リボンをほどいてみると


2学期に一緒に遊んで楽しかったことや、ポップコーンパーティに誘ってくれてうれしかったことなど書いてくれていました。
幼稚園は今日から冬休みなので、3学期幼稚園の子供たちに渡したいと思います。
楽しみにしていてくださいね


卒園児のご家族の方が、子供たちの制作用に色々な大きさの空き箱を持って来てくださいました。その時に子供たちが畑で水やりをしていたのを見てくださり、そのあとすぐにいちごの苗を届けてくださいました。
いちごが大好きな子供たちは大喜びで、「ありがとう!」「ばいばーい!」と手を振って車を見送っていました。

いただいた、たくさんのいちごの苗を畑に植えました。
「いちごたくさんできるといいな~」と畑を見ていると夏に育てたスイカを鳥につつかれたことを思い出し、いちごを守るために「かかし」を作ることにしました。
早速いただいた箱を運んできて、カップやペットボトルのふたなどの素材も使って、『怖い顔でこないで!ってしてるかかし』『隙間から入ってこないように守るかかし』など個性豊かな「かかし」ができあがりました。



畑に運んで、「ここから上ってこやんように置いとこう」
「こっちから来るから、こっち向けとくんよ」など、どこに置くと効果的か自分たちで考えて置きました。






これで、きっと畑のいちごも野菜も守られて大きく育つはずです。
様々な人に支えていただきながら、子供たちはいきいきと主体的に活動し、豊かな経験を積み重ねることができています。
今年度初めて小学校と合同の発表会をしました。
子供たちは発表会に向けて「作戦会議」をして、みんなでどんなことを発表しようか考えました。
「自分たちで作った衣装を着たい」「歌を歌いたい」「楽器もいいなぁ」「ダンスするのはどう?」「いろんなことをお知らせしたい」など意見を出し合い、内容が決まりました。
発表会では

小学校の1・2年生のお兄さんお姉さんと一緒に歌を歌いました。
振り付けを教えてもらって、一緒に楽しく歌うことができました。

子供たちがみんなにお知らせしたかったことは、楽しく、おいしく、みんなで気持ちを一つにして頑張っている畑のことでした。
おいしいきゅうりやトマトが採れたことやスイカを鳥から守ったことなど発表しました。

そして、自分たちで作った衣装を着て、手には鈴とポンポンをつけて、ポップコーンのダンスをしました。
広い体育館にお客様がたくさんいましたが、みんなダンスも楽しむことができました。
お客様から大きな拍手をしてもらい、達成感、満足感でいっぱいの子供たちでした

小学校の柿の木に今年もたくさんの柿が実りました。
地域の方々にもお手伝いいただいて、園児と小学校1.2年生で収穫をしました。
園児たちは、収穫した柿についている葉を切ったり、柿に残す枝がTの形になるように切ったりしました。




1週間後
吊るし柿作りを1,2年生のお兄さんお姉さんと一緒にしました。
ピーラーで皮をむき、お鍋のお湯につけて消毒をして、軒下に干していきます。
あやめ組さん(5歳児)は、手慣れてくると楽しくなってきて、たくさん作ってくれました。
「どんなになったら食べられるの?」と地域の方に聞いている子供もいました。
地域の方々もお手伝いしてくださり、コンテナに入っていたたくさんの柿が吊るし柿に変身しました。
小学校の中庭には、おいしそうな柿のカーテンができました。



3週間後
吊るし柿ができ上がり、みんなで味見をしました。
「しわしわやなぁ~」「ちょっと黒いなぁ…」と言っていましたが、食べると「あまいなぁ」「やわらかいわ」と話していました。
今年も地域の方の協力のもと、貴重な伝統文化の体験ができました。