小学1.2年生と一緒に、雑賀崎の沖見の里に栗拾いにでかけました。


地域の方々も一緒に歩いてくださり、子供たちの安全を見守ってくださいました。


白い萩の花が咲いていたり、アスパラガスがとっても大きくなっていて森のようになっていたり
リスにも会えて、楽しみながら歩くことができました。
高台に出ると涼しい風が吹いて、秋を感じることもできました。



沖見の里に着くと、地域の方々が、子供たちが栗を拾いやすいように準備をして待っていてくださいました。
栗のイガを足で踏み広げてトングで栗を採ることを、実演して教えてくださいました。
子供たちも真似をしながら頑張って採っていました。

「これ、すごいおっきいで!」とふっくらと実った栗の実を見せてくれた子もいました。
たくさん栗拾いができて、子供たちはとてもうれしそうでした。
沖見の里の整備や栗の木のお世話をしてくださっている地域の皆様、当日、子供たちのお世話をしてくださった方々、本当にありがとうございました。
雑賀崎漁港内にある雑賀崎消防団に見学に行かせていただきました。



団長さんや団員の方々が迎えてくださり、ポンプ車を見せていただきました。
後ろに太いホースがついていて、時には海の水を吸い上げて使うことも教えてくださいました。
ポンプ車に乗せてもらうと
ハンドルを握って運転をしている気分を味わったり、
「これ何かな~」とマイクを手に取ったりしていました。

ヘルメットを被って防火服を着る体験もさせていただきました。
水を出すポンプのノズルも持たせてくださり、「重いなぁ・・・」と
お仕事の大変さを感じることができたようでした。
消防団の皆様、ありがとうございました。

6月に田植えをした稲に穂が実り、いよいよ収穫です。



広い田んぼでの収穫の動画を、田植えを一緒にした5年生と視聴しました。
昨年の経験がある幼稚園の子供たちは
「ここからお米出てくるんやで」と指さして話していました。
幼稚園では、自分たちの手で稲刈りです。
子どもが扱いやすいように、はさみを使いました。


稲の根元をしっかりと持って、切っていきます。
「かたいなぁ~」「できた!」と、一束ずつ丁寧に稲刈りをしました。

収穫した稲は、自分たちでひもでくくって、干していきました。
「いつまで干しとくの?」という疑問から、「図鑑で見てみよう」と調べ始めました。幼稚園の子は絵を見てお米のページを探していたのですが、その様子を見て5年生が「『さくいん』で調べられるんやで」と教えてくれました。
1ケ月ほど干しておくことがわかり、子供たちは♪あ、い、う、え、おにぎり~と歌いながら、食べるのを楽しみにしています。

小学校の全児童と幼稚園の全園児で、サマーフェスティバルをしました。
7月に予定していましたが、雨のため延期になっていたので、子供たちは首を長くして待っていました。
園庭に魚釣りや泥だんご作り、水鉄砲、ボール投げの場を作り、
「つみきグループ」(異年齢グループ)に分かれて楽しみました。

魚釣りでは、お姉さんと同じ魚を釣り上げて「一緒の魚釣ったね!」とにこにこしていました。
お兄さん、お姉さんにやり方を教えてもらったり、「できたね!」とほめてもらったり
子供たちは安心して楽しんでいました。
小学生は、小さかった時を思い出だして懐かしんだり、久しぶりの砂遊びや水鉄砲に
盛り上がったりしていました。
2学期も様々な交流を通して互いに育ち合えるように、小学校の職員、幼稚園の職員が
協力して取り組んでいきたいと思います。

園庭のレモンやキンカンの木にアゲハチョウが卵を産みに来ていました。
しばらくすると、あおむしになって葉っぱを食べているところを
子供たちが見つけて、飼育していました。
ある日登園すると、飼育ケースのふたが少し開いていて、あおむしが逃げ出していました。
部屋の中を探すと、なんと机の脚にくっついているところを発見!

よく見ると「さなぎ」になりかけていたので、そっとしておくことにしました。
でも、このことを知らない先生が入って来たときや、遊んでいるときに
「このままやと、蹴ってしまうかも・・・」と子供たち。
どうしようか考えて

「看板作ったらいいんちゃう」

さなぎがいることがよくわかる、素敵な看板ができました。

その後、机の脚から落ちてしまったので、不織布のお布団に寝かせてあげました。

「部屋にちょうちょおる!」
ある日登園すると、保育室の窓際にちょうちょがいました。
「なんで部屋にいるんやろ?」
外から飛んできたのか…?少しの間、子供たちは不思議に思っていましたが、看板の下に寝かせてあげていたさなぎの様子が変わっていることを見つけて

「この、あおむしがちょうちょになったんちゃうん!」
と気づいて、みんなでちょうちょの誕生を喜びました。

ちょうちょは、子供たちに見送られながら青空へと飛び立っていきました。
幼稚園の周辺には田んぼがなく、子供たちの中にも田んぼを知らない、見たことがない子もいたので、いつも食べているご飯は手間暇をかけて育てられていることを知ったり、田んぼってどのようなものかを体験したり、田んぼで育つ生き物に親しんだりする経験ができるように、今年もお米を育てることにしました。

稲の苗作り「もみまき」から、自分たちで挑戦です。小さなもみを重なりすぎないように、丁寧に土の上にまきました。

芽が出るまでは、箱をかぶせて暗くしておきます。

2週間ほどで、苗が育ちました。ぐんぐん育った苗を見て「大きくなってくれたなぁ~」と喜んでいました。
苗が育ったので、田んぼ作りです。田んぼの土が入った容器に水を入れ、手で土をほぐします。

「下まで手突っ込んだらつめたーい!」「きもちいいなぁ~」

しっかりとかき混ざるように、足を入れると…
「脚、うごかんなぁ」「うわぁ~ぬるぬるやなぁ」

今年は5年生もバケツを使った稲作に取り組むので、田植えを一緒にすることにしました。
田植えってどんなことをするのか、田んぼでの田植えの様子をモニターで見ました。

園庭に行き、一緒に田植えをしました。4,5歳児は昨年も経験があるので、
「このくらい、ちぎって植えるんやで」「しっかりグッて植えないと、苗がプカプカ浮いちゃうんよ」と知っていることを5年生に教えてあげる場面も見られました。

毎朝、登園すると田んぼを覗き込んでいる子供たち。お米のできる日が待ち遠しいですね。

園長先生が「小学校の梅の木に、実がたくさんできているのでどうぞ」と教えてくれたので、みんなで収穫に行きました。

たくさん梅の実がなっていて、手に持っていたかごはすぐにいっぱいになりました。

収穫した梅の実を使って、「梅ジュース」作りをしました。
きれいに洗い、爪楊枝を使ってヘソ取りも頑張りました。
ヘソ取りをしていると「いい匂いする~」と甘い梅の香りも楽しんでいました。

大きな瓶に、砂糖と梅を交互に入れていく様子に見入っていました。

梅と砂糖と酢を入れた瓶は、数日冷暗所で寝かせるため、段ボールを用意しました。中に梅ジュースを入れたことを忘れないように絵を描きました。みんな思い思いに絵を描くとアンパンマンを描いた子供がいて「アンパンマンがおいしくしてくれるんよ!」と話してくれました。
みんなの思いとアンパンマンパワーで、とってもおいしい梅ジュースができあがる日を楽しみにしている子供たちです。


幼稚園の近くにある波早ビーチで、今年も地域の方々や和歌山市農林水産課がご協力くださり、稚魚放流体験をさせていただくことができました。


バケツにかわいいヒラメの赤ちゃんを入れてもらうと、砂浜に足を取られながらも波打ち際までがんばって運びました。
「早く海へいれてあげやな、しんどくなるんやで」と、何度も稚魚を運んできたトラックと波打ち際を往復していました。


今年はキジハタの赤ちゃんの放流もしました。
バケツの中でバチャバチャと水をはねて泳ぐ姿に「この魚元気やなぁ~」と興味津々に覗き込んでいました。
波打ち際では、「元気でね~」「バイバ~イ」と小さな魚たちを見送っていました。

片男波公園へ遠足に出かけました。
新緑が鮮やかで、年長児が、年少児・年中児と手をつないでお散歩をしたり、大きなアスレチックで遊んだりしました。


丸太のつり橋は、初めおそるおそる歩いていた子もいましたが、何度か歩いているうちに揺らさないように歩いたり、体を揺れに合わせてバランスを取ったりできるようになっていました。


友達や先生と一緒に長いローラー滑り台を滑るのはとても楽しくて、みんなでギュウギュウにくっついて滑ったり、「お~い!!」と手を振ったり、何度も滑っていました。

「お~い 聞こえる?」「あれ?聞こえやんなぁ」「こっちかな?」「あっ 聞こえたで!」
と、幼稚園にはない、おもしろい遊具に興味津々で遊んでいました。

年長児は、落ち葉や木の実、松ぼっくりなどを見つけて拾い集めていました。
みんなでお弁当とおやつも食べて、楽しい一日を過ごしました。

今日は、令和7年度始業式でした。
進級して新しい名札を担任の先生につけてもらうと、とてもうれしそうでした。
新しいお帳面のシールはどんな絵があるのかな、と
友達と一緒にわくわくしながらシールをはっていました。

お帳面用の机にお知らせが貼ってありました。
昨年栽培していた人参にアゲハ蝶のさなぎがついていたのですが
春休み中にきれいなアゲハ蝶になって飛び立ったお知らせでした。
子供たちは「にんじん、おいといてよかったなぁ」
と、一度は収穫しようとした人参をアゲハ蝶のために残していたので
無事にアゲハ蝶になったことを喜んでいました。

畑では、きぬさやとスナップエンドウがたくさん収穫できました。
「食べるときには筋を取るんだよ」と先生が話すと
「やってみたい!」と先生の真似をしてやり始めました。
いくつか筋を取っていると、豆の中がどうなっているのか気になり始めて
きぬさやを夢中になって割っていました。
そして、出てきた小さな豆を集めて、瞳をキラキラさせながら見つめていました。


今年度も、子供の好奇心や探求心を大切にしながら、充実感や満足感を味わえるような体験がたくさんできる環境作りをしていきたいと考えています。