子供たちは、夏休み中も園に来ると稲を撫でるように触って、大きくなる様子を視覚だけでなく指先の感触でも感じ取っていました。
子供たちは先生からお米を収穫することを「稲刈り」ということを教えてもらい、農家さんが稲刈りをしている様子を動画で見ました。
広い田んぼにたくさんの首を垂れた稲穂の中をコンバインが勢いよく稲刈りをしていく様子に、子供たちは興味津々で見入っていました。
田んぼの端を鎌を使って手で刈り取っていく様子も見ました。
「シャッシャッって音してるなぁ」と手際よく刈り取る様子を真剣に見ている子もいました。
動画の田んぼには水がないことに気がついて、園の田んぼの水も抜くことにしました。
とっても重たかったのですが、みんなで力を合わせて頑張りました。
子供たちは、鎌の代わりにはさみを使って収穫しました。
「コンバインはできやんけど、はさみやったらできそうやなぁ」
動画では、稲の根元の方をもって刈り取っていたことや逆手に稲を握っていたことを覚えていた子もいて、
「こんなに持ってたなぁ」「ちょっとかたいなぁ」「もうちょっとやけどなぁ」など
と話しながら稲刈りをしていました。
刈り取った稲はひもでくくって天日干しをしています。
おにぎりにして食べたいな!と楽しみにしている子供たちです。