暑い日差しを浴びてスイカがぐんぐん大きくなり、畑いっぱいにツルが広がりました。
花もたくさん咲き始め、よく見ると根元が膨らんだ雌花も咲いています。
「おかあさんのお花あったよ!」
受粉をしないとスイカが実らないことを先生に教えてもらい、お母さんの花(雌花)を見つけると、自分たちでお父さんの花(雄花)を取ってくっつけて受粉させていました。
受粉させて数日で5,6センチのかわいいスイカになっていました。
やっと実がついた大切なスイカを守る方法を考えました
すると5歳児さんが「はこ あなあけて、あみしたらいいやん!」
と言って、作り始めました。
できあがった箱をスイカにそっとのせていました。
(箱で作りましたが雨にも負けず、収穫の時までスイカを守ってくれました)
スイカがどんどん増えてきたので、
それを見た別の5歳児さんが 「これ、いいやん」とコンテナをかぶせていました。
夏休みにも、保護者の方と一緒に畑に来て、スイカが熟するのを楽しみにしていました。
ところが、夏休みのある日...なんとコンテナの隙間からかじられていました...
大切なスイカを守るため、畑全体にタフロープをかけました。
何とかスイカを守り切り
「そろそろ、このスイカ食べられるかな~」
直径25センチほどのスイカを収穫しました。
「おっき~い!」「おもたーい!」
どのくらい重たいのかどうすればわかるかな?
子供たちは、今までの経験から、「体重測定」をすることにしました。
スイカの体重?!は、3.4Kgもありました!
きれいな赤色で、お部屋中にスイカの甘いにおいが漂って、みんな「早く食べよう!」
と手を洗って早速 「いただきます!!」
「あまーい!」「おいしーい!」「もう1個食べたーい」 と、大喜びでした。
半玉を食べて、残りをどうする?となったときに、5歳児さんが「家でフルーツポンチ作ったことあるよ」
と教えてくれました。
みんなでスイカをくりぬいて、幼稚園で収穫したブルーベリーとコロタン(メロン)も添えて
炭酸の代わりに清涼飲料水も加えて 「さいかざきポンチ」のできあがり!!
とってもおいしくて、3.4Kgのスイカは、あっという間になくなりました。