和歌山市立 西和佐幼稚園

「鯉を助けてあげて」用水路の迷子の鯉のお話①

4月12日(金)の朝、登園してきた5歳児のきく組さんが、

「先生、お願いがあるんだけど、幼稚園の横の川で 鯉がパクパクしてるんよ 助けてあげて」

「えっ?鯉?わかった 後で見てくるね」

その後、まだ慣れない3歳児と一緒に園庭にいると、何度も声をかけてくれました。

「先生、まだ忙しいよなあ」

「そうなんよ でも後で見てくるね」

その後、3歳児が帰り、給食前に私を見かけたので「先生、お願いねー」「はーい 行ってくるね」

そして、見に行くと用水路の水がないところで横になり、パクパクしている鯉を発見。

すぐに、小学校の事務の先生(生き物のことを何でも知っている先生)に相談すると、無事救出してくれました。

「これは、ちょっと瀕死の状態なので、たらいに入れて水かさを増して様子を見ましょう」とのことで、

たらいに入れ、口の中に塩を入れたり、カルキを抜いた水を入れたりして、しばらく経つと・・・

「あれっ、鯉動いてる」

「ほんまや、泳いでるわ」

横になっていた鯉が、泳ぎだしました。

今日は、このままたらいに蓋をして帰り、土日を挟んで、とても立派な生け簀(これも事務の先生が作ってくれました)

を作ってくれたので、4月15日(月)の朝、子供たちは大喜び。

「わあ、泳いでるなあ」

「元気になったなあ」

「ごはん食べるかなあ」

「何 食べるんやろ」

 

鯉が元気になったことで、偶然見つけた「鯉」について、

担任の先生と5歳児きく組のクラスみんなで話をしました。

どんな話し合いになったのでしょうか!!

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