土曜日が雨という予報。イチゴの苗も植えました。そして、玉ねぎの苗も一人一人が一本ずつ植えました。
植える体験をみんながすることで、自分が植えた玉ねぎの生長を楽しみ、収穫も楽しみ、カレーにして食べることも楽しめます。
自分が育てたものを、みんなで食べることで、おいしさが倍増します。
幼稚園の経験が、子供たちにとっての楽しい大事な経験となると思っています。
~Nakanoshima Kindergarten~
■4種類のイチゴ苗を20本、植えました。どれを選んだらよいのかが迷い・・・、4つの種類があったので次の4種類を買いました。
・「紅ほっぺ」ほっぺが落ちるおいしさ
・「とちおとめ」ビタミンcの宝庫。甘味が強くジューシー
・「カレンベリー」病気に強く育てやすい。甘味のある中粒。
・「四季なり」おいしいいちごがたくさんとれる
さて、5月ごろ子供たちが笑顔になるような、甘い!甘い!イチゴに、な~れ!
■チューリップ
朝いちばんに外に遊びに出ていた子供たちが、寄ってきて、植えてくれました。
子供が植えたくなる環境、子供にとっては「あそび」なのです。
「やらさせられている」でなく「やりたい」から、植えるのです。やりたくなるように、子供の主体的な動きが出るよう
に、教師が環境を創ります。そうすると、「なんでもやりたい」という積極的に周りに働きかける子供が育ちます。中之島幼稚園が大事にしていることは「主体的に遊ぶ子供を育てる」(本年度の研究主題)ことです。
4歳さんの遊びを全職員で見せていただき学びあった。
協議会では・・・。
一人一人が、自分なりの遊びを見つけて、遊びこむ姿があり、本園の研究主題にある「主体的に遊ぶ子供を育てる」に、そった保育となってることを確認。
研究の視点である「どのような環境や支援がのぞましいのか」を全員発言の中で、話し合うことができました。
園長からは、31人のクラスのクラスとして、運動会までの取組や演技を一緒にして、子供たちが友達の名前を覚え、よりよいかかわりができてきたことで、集団のまとまりがでてきたこと。集団として成長したから、先生や友だちの話を静かに聞くことができる集団になったこと。結果として、友達が聞いてくれる安心できる集団だから、一人一人の素敵な自分らしさが発揮できるクラスになってきた。これからが、本園の研究である「自分の思いを伸び伸びと表現しながら、主体的に遊ぶ子供をそだてよう」の主題にそった、実りの秋と言われる、教育の実りを感じられる保育が展開されていくと感じていること。
また、子供を動かすときに、例えば、遊びをしていて「はい、終わりです。お部屋に入ります」のように、突然に『号令』をかけると、心はまだ今の遊びから動かない。子供を動かすときは必ず、「あと5分でお片付けして、給食の準備をするよ」等、必ず子供たちの心を動かせる『予鈴』をかけて集団を動かすようにしているのが、大変ありがたい・・・・等のことを話しました。
教師全員が、研究保育を行います。
中之島幼稚園の教育目標は、「心身ともに健康で、楽しく遊ぶ子供を育てる」です。それを受けて、教師の研究として「自分の思いを伸び伸びと表現しながら、主体的に遊ぶ子供を育てよう。 ~やってみよう!どうする?やったぁ!すごいね!~」というテーマを掲げています。
子供一人一人が、自分の思いを伸び伸びと表現し、主体的に遊ぶ子供を育てていきたいと考えています。
5歳の子供たちは、一人一人自分の遊びたい場所・遊びたい遊びがあり、汗をかくぐらい一生懸命遊ぶ姿が見られました。
ダンスも、何曲も違う曲を楽しそうに踊っていました。踊るだけでなく、リズムを刻む体の動きも素敵でした。
また、夫々自分たちが考えて作った、ボウリングもとても楽しそうでした。ボウリングでは、順番を待てる子たちの姿やら、友達を思いやるやりとりもありました。優しい子が育っていました。
スーパーボールすくいも楽しそうでした。ボールも子供たちが工夫した結果として、小さいボールとなったようです。試行錯誤があったから、楽しい遊びとなっていて、子供たちの学びにつながっていました。
コマで遊ぶ子もありました。コマがうまく回るように、そこにも試行錯誤する学びがあったようです。
後片付けも、みんなが協力し動く姿がたのもしかったです。
研究保育の後、協議会を持ち、時間の経過とともに、子供たちの成長ぶりがあることを確認し、全職員が全員発言しながら、3年間の素晴らしい一人一人の成長ぶりを喜びあいました。