教師全員が、研究保育を行います。
中之島幼稚園の教育目標は、「心身ともに健康で、楽しく遊ぶ子供を育てる」です。それを受けて、教師の研究として「自分の思いを伸び伸びと表現しながら、主体的に遊ぶ子供を育てよう。 ~やってみよう!どうする?やったぁ!すごいね!~」というテーマを掲げています。
子供一人一人が、自分の思いを伸び伸びと表現し、主体的に遊ぶ子供を育てていきたいと考えています。

5歳の子供たちは、一人一人自分の遊びたい場所・遊びたい遊びがあり、汗をかくぐらい一生懸命遊ぶ姿が見られました。
ダンスも、何曲も違う曲を楽しそうに踊っていました。踊るだけでなく、リズムを刻む体の動きも素敵でした。
また、夫々自分たちが考えて作った、ボウリングもとても楽しそうでした。ボウリングでは、順番を待てる子たちの姿やら、友達を思いやるやりとりもありました。優しい子が育っていました。
スーパーボールすくいも楽しそうでした。ボールも子供たちが工夫した結果として、小さいボールとなったようです。試行錯誤があったから、楽しい遊びとなっていて、子供たちの学びにつながっていました。
コマで遊ぶ子もありました。コマがうまく回るように、そこにも試行錯誤する学びがあったようです。
後片付けも、みんなが協力し動く姿がたのもしかったです。
研究保育の後、協議会を持ち、時間の経過とともに、子供たちの成長ぶりがあることを確認し、全職員が全員発言しながら、3年間の素晴らしい一人一人の成長ぶりを喜びあいました。
保護者の方、地域の方、どうぞ見に来てくださいね。
登園時間が密となるので、登園時間前後の時間をさけ、9時半からと設定しています。よろしくお願いいたします。

密を避け、保護者の見学も、チラホラと来てくださっています。
28日、肥料と、石灰を買ってきました。放課後、耕運機で耕しました。

29日は、教師全員で、畝づくりをしました。エンドウは、芽を出させるためにポットに植えています。
30日は、いろんな種を植えました。

種をまいていると、「何してるの」「やりたい」と、たくさんの子供が来てくれました。
すじまきを丁寧に、してくれました。
そして、そのあとに、優しくお布団をかぶせるように、やわらかな土をかぶせてくれました。
あとは、子供たちの出番です。
子供たちが、11月6日に「玉ねぎの苗」を植えます。
蛇足ですが・・・
まだ、たまねぎを植えていない、うねでは・・・・
耕して、柔らかな土なので、「おだんごづくり」が人気でした。
まんまるく上手に作っていて、そのお団子を、砂場に持って行って、周りをまぶしている子もいました。
子供たちは、どの場面でも楽しいことを見つけます。全て「遊びが、学び」です。
《11月8日 すがすがしい朝です。》
本日、日本国にとって、たいへんおめでたい日なので、早朝、園の入り口に、国旗を揚げさせていただきました。

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役員さんが、登園の見守りに、週に一度、8時40分から9時まで、校門付近で立ってくれています。
特に、車の通行と、自転車の通行を見ながら、安全に園児が園に入れるように様子を見守ってくれています。
本当にありがとうございます。

また、幼稚園の前に、保護者の方が駐車をし、危険な状況が生まれないかも、見守ってくれています。
園の前での、駐停車は、絶対にないようによろしくお願いいたします。
子供たちに、植えてもらえるように、教師が、プランターに土を入れて準備をしました。
そのあとの日で、子供たちが、プランターに上手に植えました。
自分で植えたパンシーとビオラ。
園の塀に沿ってプランターを並べました。春が楽しみです。
これから子供たちは、きっときれいな花を見守ってくれるはずです。

砂場の横に、すみれの花40本を植えました。
きっと、色水遊びが始まることでしょう。
ここに植えている花は、花弁をちぎっても、大丈夫。色水遊びのための花ですから。
また、その花のそばに、昨年度のチューリップの球根も植えました。きっと、子供たちは、楽しむと思います。

花いっぱいになる春を待ちたいと思います。
教師として成長し、子供たちにより良い保育をするために、年に一度ですが、自分の保育を他の先生に見ていただき学ぶ機会を持っています。「研究保育」といいます。
10月22日、教育委員会の指導主事さんに来ていただき、研究保育をし、その後、その保育を通して学びあう「協議会」を行いました。教師の学びが、子供たちへの保育に活かされることと思います。

子供たちは、いつものように、楽しい遊びがありました。音楽をかけて、踊る姿があったり、服を来て変身して遊ぶ姿があったり、ままごとのような遊びもあったりと、友たちと関わりながら楽しく遊ぶ様子を見せてもらいました。
園庭を、コンテナを持ってかけていく子がいました。
そうだ、サツマイモを収穫して、コンテナに入れると職員朝礼で教職員が確認・共有していたのを思い出し、そのためのコンテナだなと思いながら、ついて行きました。
畑の方に行くのですが、どうも違うようです。
木の下にコンテナ1つ置いて、それに乗っています。しかし、手届かないようです。次に、こんどは、もっと高くするために、コンテナを2つ積み上げて、それに乗っています。そして、手には虫取り網を持っています。
何をしているのかなあ・・・。
「ヤッター」と、いうような喜んだ表情の子たちの様子が見られました。
近づいていくと、子供の手には、ふくろを持ち、その中にキュウイがありました。
なるほど、キュウイがなっているのを見つけて、園舎近くのところのコンテナを取りに来て、それに乗って、さらに虫取り網を使い、キュウイをゲットしたのです。

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これって、・・・
はじめ、手が届かなかったけど、何とかキュウイを取りたいと思い、その「問題解決」するために、みんなで知恵を絞り、「協力」して「解決」した姿です。
『生きる力』となる、子供たちの遊びの様子です。
やはり「遊びの中に、学びの芽」があることが分かります。
中之島幼稚園の教育目標は「心身ともに健康で、楽しく遊ぶ子供を育てる」です。
しっかりと楽しく遊ぶ子供の姿の中に、未来に向かっての、根っこを養っていることを再確認したような気がしています。
園長の仕事は、今日しなければならない仕事をこなすだけでなく、今日と違うより良い明日の幼稚園を創るための仕事です。
実際の仕事としては、教師になった時、先輩先生から、教師の仕事は「子供理解にはじまり、子供理解に終わる。しかし、終わりはなく、不断の努力で理解することを続ける仕事」と、教わりました。今も本当にそうだと思っています。『理解すること』は、物事のスタートであり、一番大事なことと思っています。園長としても、まず、毎日園のこと全体を理解することを努めています。
①理解するために、見て回る。
・毎朝、園舎のまわりを歩きます。
変わらない風景だったら、いいのですが、やはり、ゴミが風で飛ばされてきていたりします。保育室の様子も見えます。ハチの巣を発見したこともありました。
・毎朝、園の塀の外回りを歩きます。
特に壊れた所などあったら困りますが、毎日、たばこの吸い殻や、少々のゴミが落ちています。園の周りをきれいにし、安全を確かめられます。
・昼までに、全保育室を回ります。
子供たちは、いつも歓迎してくれます。近くにいる子供だけでなく、遠くでいる子が何をしているのかなあと、しっかり見守ることを大事にします。先生の良いところか子供の素敵なところをを1つ見つけてから、次の保育室に回ります。忘れてならないのは、保育室の安全を見守ることです。危険なところはないのか確かめています。
②情報を得る
・子供と話をすると、いろんなことに気づかされます。
・先生とは、放課後、保育室見回った中での質問をして、いろんなことを教えてもらいます。
③情報をメモする
・見たたこと、聞いたこと、あったこと。なるべく、時系列でメモしています。
毎朝の職員朝礼での各教員からの情報交換は、必ずメモしていますし、何時に、どこから、どんな電話があったかも、たいがいはメモしています。特に、「いつ幼稚園見学に来たい」などは、メモしないと、すぐに忘れますので、予定や、相手があることは、絶対にメモします。
「記憶より、記録」が、私の口癖です。
園内のことを、理解することから、園長の仕事が始まると、ここで振り返ってもそう思います。理解することで、課題が分かってきて、それを解決しようとすることで、今日と違った、少しより良い明日を創る仕事に結びついていくと考えています。
他に、「園環境」のことも、園長の仕事です。先生方には、保育室の環境づくりを主にしてもらい、園全体は、園長の仕事になります。もちろん具体的作業は、職員全員でします。幼稚園への来客の応対も、職員室でいるのは園長一人ですから、園長の仕事です。
もちろん、「こなす仕事」として、幼稚園には、事務も教頭も配置されていませんから、対外的な書類作成は、園長の仕事ですし、諸費を集めたり、各通帳に分けたり等の仕事もあります。
そのほかには、「他の教育機関・地域・保護者等の、周りとの関係作り」という事で、連絡をとったりという事も大事な仕事です。他に私は、説明責任ということで、「毎日、園ではこんなことをしていますよ」という、園情報をこの幼稚園ホームページで出すことが、大事なことだと思っています。そのことが、保護者にももちろんですが、地域の方や、中之島幼稚園に来ようとしている未就園児の保護者にも、園理解をしてもらうことにつながると思っています。言い過ぎになるかもしれませんが、公立幼稚園の良さを周りの人にわかって頂くパイプ役の仕事として、ホームページ記録もとても大事だと思っているのです。
50個ほどのチューリップを子供たちに植えてもらったのと同時に、ノースポールをたくさん、植えました。

ノースポールは、種が落ちて、おのればえする白い花です。今年植えておくと、その種が落ちて、倍々に増えていきます。春に、園の周りが、白いノースポールの花に囲まれた中で、子供たちが笑顔一杯に遊ぶ姿を思い描いています。園の塀の外は、ガザニアの黄色い花がびっしりと咲きます。塀の中は、ノースポールの白い花がびっしりと咲く幼稚園。夢の国の幼稚園のようで、楽しくなります。
以前勤めた小学校では、広い運動場を取り囲むフェンス沿いに、コスモスがおのればえして、秋に運動場を取り囲むように咲いていて、いいなあと思いました。私の以遠勤めた園庭に、たんぽぽの種をたくさん埋め込みました。数年経ち、黄色い花をつけたタンポポが園庭の周りに少し咲くようになりました。ブランコの下に、しろつめぐさの種をしっかり巻いたこともあります。擦り傷防止と、白い花の上でブランコをこぐと、気持ちいいだろうなあと、思ったからです。
花があると、いいですよねえ。しかしながら、花を育てることで、思ったことがあります。
「まかぬ種は、生えぬ」です。
塀の外のガザニアも、1本1本植えたから、増えてびっしりと園を取り囲むように咲いています。

教育も、同じこと。種をまかなかったら、生まれてきません。まいて、丁寧に育てていくからこそ、花が咲きます。
肥料もやりすぎると、肥料あたりしてしまい、枯れます。水もやりすぎると、根腐れします。
「ちょうど良い加減(グット インナフ)」が大事ですよね。
花咲く春を、楽しみにしたいと思います。
※蛇足ですが「菊づくり、咲かせた人は、影の人」の川柳?を思い出しました。