月に一度、年間を通して「素話」のボランティアさんに来ていただいています。しかし、今年は、コロナ禍という事で、1学期は中止。2学期に2回、3学期は、1月の1回、来ていただきました。来年度は、1学期からきていただける環境となればいいのになあと、思っています。
3歳・4歳・5歳と、発達に応じて、お話をかえて話してくれます。子供たちは、しっかりと聞く姿があります。ありがたいことです。
~Nakanoshima Kindergarten~
豚汁と、大根菜ふりかけを作りました。そして、とってもおいしいコロッケ1つを添えて、給食となりました。
《3歳エピソード》
お代わりする子がいっぱい。先生が座って食べられないくらい、お代わりをしにくる子が多かったようです。
《4歳エピソード》
大根菜と、ちりめんじゃこ、鰹節、ゴマの入ったふりかけを一口食べて、目玉を大きくして、隣の子に「食べてみなあ」と、話しかけたというのです。一口食べて、とってもおいしいふりかけに、びっくりしたようです。「おいし」との感想を先生に言っていたということです。
《5歳エピソード》
「先生、いつもより、ご飯が少ない」と、言ったということです。
ふりかけがおいしくて、食がすすんで、お代わりをする子供が多かったのでしょうね。ご飯が、はやくうれきれるくらい、おいしい豚汁とコロッケ、ふりかけの給食だったようです。
さて・・・家に帰って、子供たちは、園の大根の葉を使ったふりかけの話題がでたでしょうか。
JAでお世話くださり、大根と、ブロッコリーを育てています。2学期末には、大根の味噌汁をふるまいました。子供たちに大盛況でした。こんどは、ブロッコリーをシンプルにゆでて、給食に添えることにしました。「卵をつかわないマヨネーズ」を少しつけることにしました。
子供たちが囲んでみている中で、先生がとりました。子供たちが、もってくれました。あとは、保健の先生が、ゆでてくれました。
一口で食べて、「お代わり」という子もいました。
「これだけよろこんでくれるのなら、ブロッコリーを育てがいもあるし、ゆでるのも嬉しくなる」と、ゆでた先生が、喜んでいました。
まだ、幼稚園にあるので、こんなに喜んでくれるので、もう一度、ブロッコリーをゆでて食べようと、話していました。
幼児期の子どもにとって、運動遊びは成長に欠かせない大切なものです。健康な体の発達はもとより、豊かな心を育むものでもあります。
子ども達の体力と、運動能力の低下が指摘されています。子ども達の運動と遊びの環境はどのように変わってきているのでしょうか。
走る、飛ぶ、投げるといつた基本的な運動能力は最近の5歳児の運動能力は、25年ほど前の3歳児とほぼ同じだと言うことです。今の三年生の運動能力は、25年ほど前の5歳児と同じらしいです。
子ども達の生活で劇的に代わったのは、家庭での過ごし方です。布団の上げ下ろし、正座、雑巾がけといった動きが激減しています。また、ゲーム機が普及する一方で、思う存分外遊びができる場所が地域からなくなっています。
さて、幼児期に多様な動きを繰り返し経験しているかどうかが、その後の体の発達に重要な影響を与えます。幼児期で当たり前と思うような動きを生活の中で繰り返し経験しておかなければ、当たり前のものとして、本人が身につけることができないのです。
遊びを通してこそ、様々な動きを見につけ、運動能力を高められることができます。特に鬼ごっこなどの動きに勝てるスポーツはそれほどたくさんないようです。特定のスポーツでなく遊びを通してさまざまな動きを経験していく方が、運動能力をバランスよく養えるようです。
運動能力を高める上で「のめりこむ」と言うのが重要なキーワードのようです。のめりこめば遊びの時間が増えて自然と運動量が多くなります。勝敗や順位がその場ではっきりするもの、友だちと一緒に力をあわせてできるもの、普段の生活では感じられない感覚を体験できるものなどが、「のめりこむ」要素があるようです。
遊びは、体だけではなく、心の発達にもよい影響を与えます。周囲の人々とのさまざまなかかわりの中で伸びていきます。遊びの中で子どもは友だちとのかかわりや行動への自信、さらに学びの意欲などを複合的に体験することができます。
また、たくさん遊べば、おなかが減りますし、たくさん遊べは夜はすぐに眠たくなります。遊びをしっかりすることで、生活習慣を整えることもできます。
寒い中でも、おにごっこをしている子供の姿が、とても嬉しいです。おにごっこは、全身を使ってすばらしい運動です。
月に一度、自分の子供の園での様子を見ていただけるように、参観する機会を作っています。運動会・発表会等ある月は、参観日はありませんが、そのほかの月は、「参観日」をと思っています。
特に、わが子の様子を見たいという時は、もちろんいつでも見ていただけますが、月に一度、わが子の幼稚園での過ごす様子を見ていただくのは、大事なことと、私は考えています。
しかしながら、本年度は、コロナ禍ということで、その当たり前のことも、むつかしい状況です。でも、教師みんなの同意を得ながら、毎月の参観を続けてきました。1学期は、「園庭での参観」としました。2学期の11月は、学校開放月間に合わせて、3週間の中で、「好きな時に、観に来る」参観月間を設けました。3学期の、1月2月は、「グループに分かれての参観週間」として、クラスを5つのグループに分けて、参観をしていただく「参観週間」として企画しました。それも、8時40分の登園時間からの1時間としました。「登園して、荷物を片付けたりする姿も見たい」という、保護者の声を反映してのことです。クラスを5つのグーループ分けしますと、3~7となりますので、1家族3人まで、一緒に参観できるように「健康管理カード」を作りました。夫婦が子供連れの3人で観にこれるという設定です。
どのような行事でも、子供もよし、親もよし、教師もよしの『三方良し』を考えながら、設定していくことが大事と考えています。
「鬼のお面づくり」が1月のテーマです。大人19人子供21人、合計40人の参加者でした。
まず、担当先生は、手遊びをしました。まず、先生の手の動きをまねっこし、子供たちの意識を先生に向けることをしていました。それから、鬼のお面に関係した、「絵本の読み聞かせ」をプロジェクターを使って、大きく挿絵を画面に映し出して、読み聞かせをしました。お面を創ろうとする動機づけです。
そして、いよいよ、お面作りです。
(「良い遊びには、ストーリーがある」と、私は常に話しています。良い流れがあるから、子供たちの動きもスムーズに。教師の力量です。)
かわいいお面が出来上がりました。みんなちがって、みんないいです。