昼までに必ずすべての保育室を巡回するようにしています。毎日回っていると、クラスの「変化」に気づきます。教育の「実りの秋」だなあと、感じるのです。
コロナ禍で、まず園閉鎖が続いたり、全体が集まる誕生会・七夕集会等をすべて取りやめていたり、おやつも取りやめたり。また、楽しいはずの給食も、いつもは1つの机に4人から6人が集まって食べますが、今は、その1台の机に2人ずつが並んで食べています。いつもの年と違った幼稚園生活となっています。
それに、みんなの顔を見ながら歌を歌ったり、集会等で一緒に群れて遊んだり、ということをなるべく避けての学級づくり。クラス集団としてのまとまりをつくるのが、やはり難しかったように感じました。
しかしながら、運動会の練習から本番に向けて、一緒にダンスをしたり、一緒にかけっこをすることで、各クラスがひとつの集団としてステップアップしたように感じます。例えば、5歳では、リレーや鬼ごっこなど、協同での動きができるようになっています。4歳・3歳クラスでも、話を聞く態度が、すごく上手になっています。
また、トイレのスリッパもそろっているようになってきました。(10月20日は、一階も二階もきれいに・・・)
さて、11月は「園開放月間」です。密とならないよう、また、子供の遊びを中断させないように、そっといろんな場所で参観してください。今年初めての『保育室での自由参観』をするようにしました。それも、11月2日から12日の2週間の期間で、9時から12時というように、期間と時間を十分とって、コロナ対策をしての参観としています。
子供たちの成長ぶりを、にこにことご参観ください。一緒に「実りの秋」を喜び会いたいと思います。